皆様こんにちは。
すっかり時間がたってしましましたが我が家は今年の夏にヘルシンキとタリンの周遊旅行に行ってきました。
本記事ではヘルシンキ滞在時に宿泊した「ヒルトンヘルシンキ ストランド」についてお部屋の写真や展望、立地なんかをお伝えしたいと思います。
ヘルシンキはフィンランドの首都です。フィンランドには日本から直行便であれば10時間でたどり着くことが出来る最も近いヨーロッパです。(ロシア除く)
フィンランドと言えばムーミンですね。逆にそんなもんしか無いマイナーな国というイメージの方も多いと思います。我が家も調べて見る前はそんな感じでした。
実際は森と湖に囲まれた自然豊かな国土、人情溢れる人々、それはもう最高の国でした。我が家の絶対にもう一度行きたい国リストにラインナップされました(∩´∀`)∩
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立地
ヘルシンキ周辺には3つのヒルトングループのホテルがあります。SPGグループのホテルはデザインホテルが1つです。
- ヒルトン系列(赤のピン)
- SPG系列(黄色のピン)
- 主な観光地(青色のピン)
一番町中にあるのはSPGグループのデザインホテル「クラウスK」ですが、街の中心すぎるので今回は「ヒルトンヘルシンキ ストランド」に決定。
中心地からほんの少しだけ離れていますが、水辺に面しており気持ちのよい立地です。せっかく自然溢れる国に行くのですから、町中すぎるのは無粋かなって。
他にもヒルトングループでは「ヒルトンヘルシンキ ヴァンター エアポート ホテル」、「ヒルトンヘルシンキ カラスタヤトロッパ」があります。どちらも町中からは少し離れてしまうため、「ヒルトンヘルシンキ ストランド」が一番バランスが良いと思います。
「ヒルトンヘルシンキ ストランド」はホテルのすぐ近くにバス、トラム、地下鉄と主要な移動手段全ての駅があるのでどこへ行くにも時間がかかりませんので観光に便利です。
ヘルシンキの交通路線図はこちら
そして何よりホテルのすぐ隣にマーケットがあるんです!!ハカニエミマーケットと呼ばれる市場で夏は広場に屋台がずらっと並びます。
ベリーの香りが朝から幸せな気分にしてくれます。2リットル5€・・・そんなに食べれませんねw
綺麗な色をしておる。
野菜やベリー以外もサーモンスープやパン屋があるので朝食を済ませることも可能です。我が家はヒルトンのステータス持ちなので朝食が無料でついてくるのですが、最終日は誘惑に負けて屋内市場で食べちゃいましたが、大正解。めちゃ旨でした。。。
このマーケットの目の前にバス停とトラム乗場があります。
ヘルシンキ大聖堂への乗車時間は7番線のトラムで僅か5分です。
美しい・・
宿泊プラン
ヒルトンヘルシンキ ストランドには以下のルームタイプがあります。
※2名宿泊時のキングベッド
- キングゲストルーム
- ゲストルーム オーシャンビュー
- キングエグゼクティブルーム
- エグゼクティブ オーシャンビュー
- スイート カナルビュー
- スイート オーシャンビュー
- プレジデンシャルスイート
我が家はダイヤ会員なので最安値でもラウンジアクセスがありますが、今回絶対にオーシャンビューがよかったので、最安値ではなく「ゲストルーム オーシャンビュー」を予約しようと値段を探っていたところ、早々に満室に・・・!
仕方ないので「エグゼクティブ オーシャンビュー」を予約しました。運がよければスイートにUpGも狙えますし。
サマーセール時に予約して1泊141.4€でした。
2017年7月当時1€130円程度でしたので、1泊18,382円ですね。ヨーロッパのホテルは高いことが多いですが、2万円以下でラウンジアクセス付きのオーシャンビューがこの値段なので安いと思います。
んで、実際にアサインされた部屋はというと、
はい、734号室で予約どおりの「エグゼクティブ オーシャンビュー」でした。宿泊当日は満室になっており、UpGの余地がありませんでした。どうもこのホテルで1週間ほどファッションイベントが実施されていたみたいで、スイート含めて予約が埋まってしまったようです。タイミングが悪かったですが仕方ありません。
ただ、どうせUpGされるだろうと最安値の部屋を予約してたらシティビューになっているところだったので、予めオーシャンビューの部屋を予約しておいて正解でした。
部屋の眺めって重要です。はい。
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空港からのアクセス
空港から市内までのアクセスは電車が一般的ですが、中央駅からホテルの最寄り駅までは乗換が必要になるので、今回は最初からバスをチョイス。
バスであれば前述したハカニエミマーケット脇にあるバス停まで乗換無しで行くことができます。おすすめっす。
空港についてとりあえずATMでキャッシングして軍資金を手に入れます。
続いて行ったのはSIMの調達です。
バケージクレームを抜けるとコンビニ「R−kioski」があります。そこで「SIM card Please」です。適当で通じます。
不安でしたら↑の画像を見せながら言えばすぐに出してくれると思います。
なんと1週間7€という爆安です。
3−1SIMなのでnanoでもmicroでも対応できますよ。
SIMを挿入すると「SIMはロックされています」と警告が出るので「ロック解除する」をタップ。このカード台紙の裏のスクラッチ部分に書いてある4桁のPINコードを入力すればアクティベート完了です。超簡単です。
通信手段があっけなく手に入ったので、続いてバスやトラム、地下鉄に乗り放題になる「デイチケット」を買います。
今回空港のある「Vantaa」、都市部の「Helsinki」、森と湖のある「 Espoo」と複数地域を周る予定なので「Regional ticket」を購入します。基本的に空港で買う場合はヴァンター地域からヘルシンキ地域まで行くことになるので複数地域対応の「Regional ticket」を買っておけば間違いないです。
英語版ですが料金表はこちら
空港で購入する場合は「Tourist Infomation」に売っています。日本語対応の観光マップも置いてありますよ。路線図もあって便利です。
こちらで「day ticket Please」してください。
続いて使いたい日数を伝えつつ、「Regional ticket」が欲しい旨を伝えます。
不安なら↑の料金表の画面で指差せばよいでしょう。
2017年7月時点で3日間の「Regional ticket」は1人28€でした。けっこう高いですけど、空港−市内間のも含んでいると思えば安いです。香港なんて空港−市内間の往復だけで3000円かかりますからね。
市内での移動にバスとトラムは使いまくると思うので絶対買っておいた方がいいですよ。
ゲットです。
ガラガラでした。はい。
この時点で感じましたがスタッフが優しい!観光客を出迎えてくれている感じを受けます。ヘルシンキでは観光客が来るようなお店のスタッフは基本的にすごく優しいです。逆にローカルの人が行くようなスーパーのスタッフは超やる気ありませんw
さて、チケットも手に入ったのでバス乗り場へ向かいます。
看板にあるバスマークを頼りに外へ出ましょう。
外に出たら25番乗り場を目指してください。
ハカニエミのバス停まで行くのは「615」番または「617」番です。
時刻表はこちら。617番はレアなので基本的に20〜30分おきに出発する615番に乗ることになります。
25番乗り場の看板にもしっかり「617 Hakaniemi」の文字がありますね。
5分ほど待っているとバスが到着しました。
反射して見えにくいですがフロントに617番の文字が。・・・レアな方が到着しました。
ちなみにこの写真に写っているイケメンは見た目だけでなく心も超イケメンでした。
バスに乗るとリーダーがあるのでここにさっき購入したチケットをタッチすればOKです。
写真には写っていませんがmosariが座っている前に座席の無いスペースがありスーツケースを置くことができます。
が、このバス横Gが凄まじくかかります。スーツケースが動く動くw
気をつけていましたが2回ほど倒れてしまったところで、見かねた先程のイケメンが近くの手すりにあった紐を使ってスーツケースを固定してくれました。優しい・・!
しかも「このバスはハカニエミまでで、中央駅に行かないぜ。」的なことを教えてくれました。間違える人が多いのでしょうね。我々はハカニエミまで行ければ大丈夫なので問題ありませんでしたが、わざわざそんなことを教えてくれるなんて・・・優しいぞ。フィンランド人。
※なお、mosariは何言ってるか全く聞き取れていなかった模様。何故か嫁が理解していました。ぐぬぬ。
バスにゆられて35分ほどで無事にハカニエミに到着です。
チェックイン
バス停から5分ほどでホテルに到着です。
さてチェックインです。
フロントはこじんまりしています。
15時ごろの到着でしたが特に混んでもおらず、すぐに手続きに入ります。
が、フロントのマダムが何言っているかわからんw
いつもは聞き取れないなりに何を求めているか流れで理解できたんですけど・・
困った顔していると日本語が喋れるワイルド系スタッフが登場。日本人ではありませんが日本語が超上手。
調子に乗って近くのおすすめのフィンランド料理のお店まで教えてもらっちゃいました。
キーを受け取って、エレベーターに乗って部屋に向かいます。
ホテルは吹き抜けになっており、エレベーターから周りが見渡せます。
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キングエグゼクティブ オーシャンビュー
それでは早速お部屋を見てみましょう。
うん、デスクの位置以外はシンプルですね。無駄に凝ったデザインも無くとにかくシンプルです。
ベッドです。色んな方がブログで書いていますが、シーツがぱりっとしていませんw
こちらはコンラッド香港。気持ちのいいくらいパリッとしてますね。
まぁ、別にそこにこだわりは無いので全然かまわないんですけどね。
それよりも掛け布団がセパレートされていることに驚きです。今まで宿泊してきた中で初めてです。シングル用の布団が2枚あるので布団を奪い合って夜中に目が覚めることもありません。素晴らしい。
ベッドサイドにはUSBが直接させるポートがありました。便利ですね。
お部屋にはWi-Fiが飛んでいますので、ネットも問題ありません。(オナーズ会員は無料)
窓際にはソファとサイドテーブルが。
ここでスープ飲んだりコーヒー飲んだり大活躍のスペースでした。
窓から見た景色はこんな感じです。別日に撮った写真ですが、部屋から水辺が見えると落ち着くんですよね。
うん、オーシャンビューにしてよかったです。
デスクです。何故こんな変な位置にあるのかというと、、、
はい、デスクから外の景色が見えるようになんです。フィンランド人は自然との触れ合いを大事にすると聞きました。どんなときでも外を見てリラックスしましょうというメッセージでしょうか。
デスクには無料の水2本と、チョコレートが。これはフィンランドを代表する製菓メーカーであるFazerのチョコレートです。フィンエアーのビジネスクラスでも提供されるなど、確かな品質がウリです。普通に美味しいんですよここのチョコ。しかもこのピンクは日本を意識した「Geisya(芸者)」味なんです。中にはパフが入っており軽い食感がポイントです。お土産でも買っちゃいました。
あ、水もチョコも翌日以降は補充無しでした。
コーヒーはNespressoではなくお湯をケトルで沸かすタイプ。紅茶はTWININGSでした。
この辺は有料なので手を付けず。
もちろんミニバーの中も手付かず。プリングルスが冷蔵されてました。
セキュリティボックスもこちらに。
クローゼットです。アイロンがあったので使わせていただきました。
スリッパもありますがペラペラだったのでフィンエアーでもらったスリッパを使いました。
機内で撮った写真ですが可愛いですね。
続いて水回りです。
バスタブ付きです。残念ながらシャワーは独立しておらず。
シンクはひとつでした。
シンプルなシンクですね。
タオルは2枚ずつ。
アメニティはいつもの”PETER THOMAS ROTH”です。
歯ブラシが無いので注意!
朝食とラウンジ
簡単にご紹介だけ・・
朝食は1階のロビーの奥でビュッフェスタイルです。
朝食会場とロビーにあるバーエリアが繋がっています。バーエリアで食べてもOKですが、朝日が眩しいですw
まずは野菜です。
ドレッシング的なものは無いので、オリーブオイルと塩・胡椒でいただきます。
温かい食べ物も幾つかありました。
じゃがいもが小さくて丸くて可愛かったです。
エッグステーションはありませんでしたので作り置きされたものをいただきます。
ハムエリアです。
流石北欧です。サーモンも大量に置かれています。
チーズマシーンがありました。
取っ手を回すとチーズがスライスされます。チーズ自体も美味しかったのでよくパンに挟んで食べてました。
黒パンや硬めなパンが多かったです。
クロワッサンとか馴染みのパンの方が日本人には合いますね。
ジャムは大きな瓶に入っててお洒落さん。グルテンフリーのパンも置いてありました。
こちらはベリーパイ。
ヘルシンキはベリーがほんと色んなところで出てきます。
ヨーグルトエリアには煮たベリーもありました。
こちらはシリアル系。意外と充実。
フルーツはこんな感じ。
パイナップルって北欧のイメージに合わないですよねw
驚いたのがこのジュースマシーン。
なんとiPadの画面をタッチすると蛇口からジュースが出てきます。
盛り付けるとこんな感じ。
種類も多くはありませんし、味もまぁ普通です。無料なら問題ないですが、お金払うんだったら隣の市場で食べた方が幸せですね。
続いてラウンジ・・と言いたいところなのですが、実はヘルシンキ滞在中はほぼ使いませんでした・・・w
日中は郊外の森や島に行っており、ヘロヘロで帰ってきた為ラウンジでゆっくりと・・・ってならず(;´∀`)
エグゼクティブラウンジは7階にあります。
こじんまりとしており、我々が訪れた時に他のゲストは1組だけでした。テラス席が1席だけあるのでそこが特等席ですね。
紙コップがあるので朝コーヒーを入れて持って出かけるといい感じかもしれません。
紙コップはヒルトンのロゴ入りでかっこいいです。
ポテチにアーモンド、クッキー、クラッカーが置いてありました。
飲み物はこんな感じです。
ハッピーアワーの時間外でしたのでアルコール類はありませんでした。
ラウンジ利用者は朝食をこちらで食べられるようですが、狭いので大したものを置けないと思います。よほどゆっくりしたい時以外は1階でいただくのがよさそうです。
ホテルの近くにコンビニ、スーパー、市場、ヘスバーガー(マックのようなもの)があるので、無理にラウンジ付きプランにしなくても良さそうな気がします。
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最後に
値段も高くありませんし、どこに行くにも便利な立地が魅力ですね。みんな大好きmarimekkoの本社にも乗換無しの1本でいけますよ。
水辺なので朝マーケットに散歩がてら行くだけで幸せになれます。ほんと気持ちのいい空気感でした。
ホテル前の道です。素敵ですね。
次回ヘルシンキを訪れる時があればまた宿泊すると思います。次は早めに予約して普通のオーシャンビュールームかな。
なお、今回の旅程ではヘルシンキに3泊、タリンに2泊、ヘルシンキで1泊というスケジュールでした。タリンには小さなスーツケースだけ連れていき、大きなスーツケースはホテルに預かってもらうことができました。タリンへの旅行を予定している方は余計な荷物を預かってもらうとタリンに楽に移動できますよ。フェリーは激混みですから・・・
タリンに持っていった小さなスーツケースはグローブトロッターの21インチ。船の上でも素敵だねーとお褒めいただきました。
自分の好きなものを持っていくとやっぱり楽しいですね。これから色んなところに連れて行ってやろうと思います。
ということでヒルトンヘルシンキ ストランド宿泊記でした。
気になった方はこちらから料金をチェックしてみてはいかがでしょうか。
あっ、ヘルシンキに来たら森に行くことを忘れずに!
それでは!
うおーーベリーの池に溺れたいー!!
ヨーグルトかけてハムでもあれば何も申しませんっっ
日本のお米とお刺身にお味噌汁くらい大好きです。
Finは日本(地方)発の路線もあってセール中ですね。
北欧って物価が高い印象があったのですが記事を
読んでたら仕事イヤイヤ病が…いかんいかん。
でもやっぱりグロトロの写真がいいですねー。
欲しいけどスーツケースの置き場がない…
まつ様
こんばんはー。
いやーホントあちらはベリー天国でした。お肉ですらベリーソースでした。
湖にも野生のベリーが生えていてつまみ食いしながら散歩するみたいです。残念ながら我々が行った時はまだ実がなっていなくて食べれませんでしたが。
日本のお米と味噌汁はヤバいですね。刺し身はアジでお願いします(∩´∀`)∩
北欧は物価高いイメージありますけど、フィンランドは安い方だと思います。お隣のエストニアの首都タリンはフェリーで2時間ですが、更に物価が安くとーーーっても素敵な国でしたよ。
グロトロは今オリエント急行とコラボした限定モデルが出ています。これもまた素敵なんですよね。2本ベルトではなく1本ベルトと少し異色ですが。
https://jp.globe-trotter.com/orient-express/
って、まつ様RIMOWA買われたばかりですよね(;´∀`)
うっ。確かに金欠です…。高嶺の花を連れてみたいw
RIMOWAはビジネス兼用できるけど旅行はグロトロで。
Finでヘルシンキinしてタリンからリガ、カウナスなんて
ホッピングできたら…対日感情も良いようですしね。
殺人事件っていったい何事かと思ったら告知ですね。
しかもVSOEじゃなくてコンスタンチノープル発着って
久しぶりに聞くとどこだったか思い出せなかったり(汗)
まつ様
ビジネスはRIMOWA、旅行はトロッター・・・なんて贅沢なんでしょうw
でもグローブトロッターはデザイン性が高くインテリアとして飾ってもとっても素敵ですよ。(悪魔の囁き
荷物を入れておいて収納兼インテリアにしてる人も多いみたいです。我が家もリビングにおいてますw
フィン入りのバルト三国周遊ですね。中世の世界にタイムトリップですね(∩´∀`)∩