皆様こんにちは。
本日のシステムメンテナンス明けからHiltonのポイントプログラムに変更が入りました。
蓋を開けるまで改善なのか改悪なのかドキドキしていましたが、パッと見る限りは少ないポイントから利用できるようになり、使い勝手がよくなったようです。
改悪続きのポイントプログラムの中使い勝手が増したのは素直に嬉しいですよね。
他にも幾つか変更が入っているので見てみましょう。
スポンサードリンク
Hilton New Perks
今回の変更は大きく5つあります。
- プログラム名称の変更
- Points&Moneyのフレキシブル化
- ポイントの共有化
- Amazon.comでの利用可能に
- ダイヤモンドステータスの1年延長
プログラム名称の変更
Hiltonの会員組織名はこれまで「Hilton HHonors(ヒルトンHオナーズ)」でしたが、真ん中の”H”が取れて「Hilton Honors(ヒルトンオナーズ)」に変更となりました。よく「ヒルトンHオーナーズ」と間違われる本プログラムですが、正しくは「オナーズ」ですよ。
まぁ正直我々に影響は何もありません。
Points&Moneyのフレキシブル化
今回の改正の目玉ですね。これまでもPoints&Moneyオプションはありましたが、施設やルームタイプによっては設定が無いことも多く、あればラッキーといったレベルでした。あればお得なケースも多々ありましたが、いかんせん中々無いのがなんとも・・・
今回からは全ての施設で利用できるようになり、5,000ポイント以上1,000ポイント単位で自由に使うポイントを設定できるようになりました。
さっそく見てみましょう。
ログインした状態で希望の宿泊施設での検索結果ページの左メニューにある「ポイントで支払う」にチェックをつけてください。するとポイントを利用したプランが表示されます。今回はHilton東京に登場してもらいます。
Points&Money対象プランは「お支払いは、ポイント&マネーで」のアイコンが目印です。
選択して進むと、スライダーが現れます。
全てポイントで支払うと47,000ポイントです。
早速スライダーを動かしてみると・・・!
なんと反応しません 笑
流石Hilton。このWEBのプアさには慣れっこさ。
英語サイトから再度Hilton東京を検索してみます。
反応しましたね!
1,000ポイント減って46,000ポイントと578円になりました。
そのまま動かしていくと・・・
23,000ポイントと13,872円・・・!
全て動かすと・・・
0ポイントと27,160円になりました。
これはオナーズ割引プランと同等の金額ですね。
ふむ、なるほどなるほど。
どれくらいお得なのか?
ポイントを使った宿泊は基本的にキャンセル可能なので、同じくキャンセル可能な27,160円のオナーズ割引プランと比べるのが正しいです。
全額キャッシュの場合27,160円なので、
全部ポイントの場合、27,160円を47,000ポイントで支払うことになるので、1ポイントの価値は0.58円。
Hiltonのポイントは以前計算した時は0.5円くらいだったのでこんなもんでしょう。
Hilton東京の場合1,000ポイントごとに578円が追加されました。
ということはポイント単価は0.58円。あ、同じだ。
つまり全額ポイントで支払っても、Point&Moneyで支払ってもポイントの価値は変わらない。
ポイントに余裕があれば全部ポイントで支払ってもいいし、少しポイントがあるから一部ポイントで充当しよう、とかできるわけですね。
ただし、キャッシュ部分にはホテルによっては税金がかかります。
なのでポイントで多く支払った方がお得に感じます。
これだけですと単に使いやすくなっただけですが、今回の変更でもう一つ見逃せない点があります。
それは必要ポイントの見直しです。ピーク時に必要な最大ポイント数は変わりませんが、オフピーク時に必要ポイントが下がりました。
今回のHilton東京はカテゴリー7ですのでこれまでは50,000−60,000ポイント必要でした。
ところが先程の例では47,000ポイントでしたね。
わずか3,000ポイントですが、必要ポイント数が少なくなるのは素直にうれしいですよね。
他にも探せば大幅ディスカウントもあるかもしれません。
今回の変更のポイントは
- 少ないポイントから利用可能
- 必要ポイントが時期によって下がった
ということで使いやすさとお得度がアップしましたね。
ポイントの共有化
家族や友人など他の会員のポイントを10人分まで合算することができるようになりました。あまり無いケースな気がしますが、友人と宿泊する際にお互い出し合えると便利ですよね。JALなんかの家族プログラムと同様なのでお馴染みですが、こちらは家族でなくてもいいのがポイントですね。
Amazon.comでの利用可能に
2017年7月以降にAmazon.comでの支払いに充当できるようになるようです。ただし、「.com」なのでアメリカ在住じゃないと恩恵が薄い可能性大。そもそもマイルなどの換算レートからしてみると、高レートは期待できず、低レートになる予感。HiltonのポイントはHiltonの宿泊で使いましょう。
ダイヤモンドステータスの1年延長
ダイヤモンド会員が宿泊実績不足によってステータスを維持できなかった場合、ダイヤモンドステータスを1度だけ延長することができます。
ただし、ステータスマッチで手に入れた人は対象外です。
Must currently be a Diamond Member, have earned Diamond status for at least 3 years, but the years do not need to be consecutive.
AND Have completed stays totaling at least 250 nights, paid or reward
OR Have accumulated 500,000 Base Points or more since joining Hilton Honors.
ダイヤモンドステータスを3年以上獲得しており、会員になってから250泊、もしくは500,000ベースポイントを獲得した超優良会員が対象ということのようです。
最後に
ということで今回の改正で影響がありそうなところはポイント部分のみですね。
改悪続きのこのご時世に使いやすいプログラムに変更してくれたのは流石です。SPGとかの絡みもあるんでしょうね・・・
先日お伝えしたとおりmosari家は香港旅行が控えています。
1人3万円ちょっとでビジネス+プレエコです。爆安で予約できたので後はホテル・・・と思ったのですが、香港のホテル高すぎぃ!!
コンラッドは1泊5万円、シェラトンも3万円オーバー。無理無理。
そんな中、つい最近Hiltonガーデンイン香港がオープンしました。
3泊でおよそ67,320円なので1泊22,440円。なんとか射程圏内ですが、Hiltonの下位ブランドに2万円はやはり高い・・・
というわけで無料宿泊特典で予約しました。
元々1泊30,000ポイントで90,000ポイント必要だったところ、本日のメンテナンスで83,000ポイントに減ってくれたので迷わずポチっとな。
せっかくなのでPoint&Moneyも試したかったのですが、今回ポイントのお得度が高かったので全部ポイントで払っちゃいました。
67,320円を83,000ポイントなので、1ポイントあたりの価値は0,81円。
Hiltonの1ポイントあたりの価値は0.5円程度なので、今回はお得と言えます。
最安のルームでの予約なのでHiltonオナーズのステータスに期待します。
簡単にゴールドVIP資格を手に入れる方法もありますので、Hiltonに泊まる方は是非ゴールドステータスになっちゃいましょう。1泊で元がとれますよ。
上手く制度を活用してお得に旅しましょう!
それでは!
コメントを残す