【世界一周373日目】2024.4.19 ブラジル カンポ・グランデ 〜 ボニート
気温:14度〜28度
歩数:6,261歩
1レアル=29.72
今日の予定
- カンポグランデからボニートへ移動
- ツアーの予約
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夜行バスの朝
うーん・・・
目が覚める度に時計を見る。
大体1時間おきくらいで目が覚めてしまうようだった。
すぐに寝れるからいいけどやっぱり夜行バスは大変だな。
もちろんAzuはよく寝ていた。
今日のカンポグランデ行きは終点じゃ無いので寝過ごす可能性があるから1時間おきにどこにいるかチェックできるのはいいけれど・・・
そんな訳でカンポグランデが近づいて来たらちゃんと起きて目を覚ます。
外はどこまでも平原が広がっていてまばらに木が生えていた。
なんだかアフリカを思い出した。
アフリカももっと時間をかけてゆっくり回りたかったな。
世界を見るのに1年という期間は短すぎるなぁ。
途中で日本企業を発見。
日本の誇る重機メーカーであるKOMATSUさんだ。
地球の裏側にも事業を展開していてすごいぜKOMATSU!
バスは予定の30分遅れ、6時55分にカンポグランデのバスターミナルに到着。
なお、フォズ・ド・イグアスとカンポグランデは時差が1時間あるので注意。カンポグランデの方が1時間遅い。(パラグアイと同じ)
14時間ほど乗っていたようだ。
ちゃんと半券と荷物のタグ番号が一致してるか確認してくれた。
ノーチェックのところがほとんどだからしっかり見てくれるのは高評価だ。
南米は割とチェックしていることが多い(それだけ盗難などが多いのだろう)。
ここからさらに乗り継いでボニートまで行きたい。
フォズ・ド・イグアスのバスターミナルで再会したKatsuさんとバスを探す。
ボニート行きはこの会社のみ取り扱っていた。
1人106レアル(3,150円)。クレカ可。
出発時間は8時。
1時間後とはラッキーだ。
これなら昼過ぎにはボニートに辿り着くぞ。
その後はボニートの後に行くバスの情報を調べた。
アンドラディナ(Andradina)という東にある街に行きたい。
ぱっと見取り扱ってる表記がどこの会社にも無いので聞いてみるんだけど、
ブラジルブラジルサンバサンバ
もうね、スペイン語でもわからないのに、ポルトガル語は壊滅的だ。何一つわからん。
誰だよ似てるって言ってたの。
あ、ブラジルに住んでるリッキーか。
現地民からすると似てるってだけで我々にとっては別言語だ。
マジで会話にならんのでGoogle翻訳を駆使してひぃひぃ言いながら情報を集めた。
どうやら
7時にボニート発→カンポグランデ午前中着?
乗り継ぎ
12時発→アンドラディナ20時着。
これで行けそうだった。
チケットを買ってしまおうか悩んだが、この後ボニートで明日のツアーが空いてるかわからないし、雨だったりしても困るのでバスは帰りに当日買うことにした。
明後日は日曜日だから混雑して埋まらないことを願うばかりだ。
って言うかめちゃくちゃ寒いんだが?
昨日の夜からすでに寒い。
北に登って来たから暖かくなると思いきや朝と夜の寒さがなかなかだ。
こんなんで明日川下りできるのかな?
風邪引きに行くようなもんだぞこの寒さ。
まぁ現地民はタンクトップの人もいるけど・・・
このターミナルのトイレは無料。
Wi-Fiはなかった。
15分前になったら荷物を預けて半券をもらう。
カンポグランデ→ボニート
106レアル 5時間半 Cruzeiro do Sul社
バスは2-2配列。
座席は狭め。
電源無し、Wi-Fi無し。
エアコンは効いていた。
バスの埋まり具合は半分ほど。
走り出してすぐに朝食を食べることにした。
おにぎりである。
いただきまーす。
塩握りだけど日本米だから美味い。
mosari、味大丈夫?
このお米は民宿小林さんで2日前の夜の残りで握ったものだ。
2日くらいなら大丈夫だと気にしていなかった。
うん?大丈夫だよ。
でも、、、糸引いてるよ?
ま、マジ?ちょっと食べてご覧。味は大丈夫だよ。
Azuにも食べさせる。
びよーん。
納豆みたいに糸が引いていた。
めっちゃひいてるやん!
なんか匂いもちょっと怪しく無い?そこはかとなく発酵したような匂いが。
ま、まじか。
言われなかったら普通に全部食べてたな。
半分くらい食べたけど途中で怖くなってやめた。
思えば昨日なんてめちゃくちゃ日差し強かったもんな。炎天下の中でバス待ちとかしてたし、寒かったパタゴニアとは違うってことか・・・
バスは赤土の大地を走る。
遠くには牛たちが見えた。
どこまでも平和な道が続いている。
これが治安の悪いことで有名なブラジルか。
毎日40〜50件ほどバスジャックが起きているとはにわかに信じられない。
バスは2時間ほど走ってSidrolândiaという街のターミナルで止まった。
窓からボヘーっと外を見ていたら30歳くらいのカップルが自転車を漕いでターミナルにやって来るのが見えた。
女性はロングスカートで後ろの荷台に女の子座り。
ターミナルに着くと2人はキスと抱擁をして男性だけがバスに乗って来た。
女性はそれをずっと眺めていた。
なんだかすごい絵になる光景だった。
今の日本では中々見ることが出来なさそうなロマンチックなワンシーンに胸が熱くなった。
バスは想像以上にゆっくり進んで12時過ぎにJardimの街で止まった。
それなりの人数が荷物を持って立ち上がる。
こんな何も無さそうな街でこんなに降りるのか?
怪しいと思って前の方を見ていると、欧米系のバックパッカーの女性が、
ココデ バスヲ ノリカエマス
まさかの日本語。
せっかくの日本語だったのについ出て来た言葉は、
カンビオ?(乗り換え?)
スィー(そうです)
まさかのスペ語で聞き直してしまった。
スペ語全然わからんのになんでわざわざ日本語で話しかけてくれたのにスペ語で返しているんだよ(;´∀`)
それに合わせてスペ語で返事をしてくれた彼女もすごい。
荷物を別のバスに積み直したところで彼女にお礼を伝えた。
日本語がどこまで喋れるかわからないので英語で。
ついでになんで日本語を喋れるのか聞いてみたら、日本に1年間交換留学生で滞在していたことがあったそう。
でも1年とは思えないくらいしっかり話せていて驚いた。
ホストファミリー ガ ゼンゼン エイゴ シャベレナイカラ ガンバッタ
それは頑張ったね・・・
すぐにバスは出発。
少し広くなって快適度アップ。
1時間くらいの距離だったんだけど、さっきの彼女が隣の席にやって来てくれたのでずっとおしゃべりしていた。
ドイツ人から見てこっちのパンってどう?
うーん、あんまり美味しく無い。
ドイツ人にとって南米って物価どう?日本人からすると高いんだけど。
パタゴニアは高い、ここ(ブラジル)もちょっと高く感じる。私には。バスが高いよね。
そうだよね、ドイツにはFlix Busがあるもんね。
でも私はFlix Bus嫌い。とても狭い。
彼女の名前はレオリー。
てっきり30歳くらいかと思っていたが、大学を卒業して就職の前に4ヶ月くらい南米を回ってるそう。
外国人は年齢高めに見えるぜ・・・
レオリーは日本食好きかい?
好きです。寿司、そば、天ぷら、らーめん、どら焼き、お好み焼き、餅、etcetc
さすが交換留学生、どら焼きや餅まで知っているとは・・・
話し込んでいたら1時間はあっという間。
13時半にバスターミナルに到着。
What’s Appの連絡先を交換してバスターミナルで別れた。
Katsuさんも別の宿なのでここでお別れだ。
じゃあまた世界のどこかで会いましょう。
!!
いつものセリフをKatsuさんに先に言われてしまった。
まぁ珍しくも無いセリフだが他の人に言われるとは。
宿までは10分もかからない。
キャリケースを引いて歩いていくが日差しがめちゃくちゃ強い。
そして暑い。
朝の寒さは一体なんだったんだろうか・・・
寒暖差が激しいとすぐ体調崩すからこわいなぁ。
宿にチェックインしてほんの少しだけ休憩したら街へ繰り出す。
今日のお宿。
コテージ風で素敵。
寝転がりたい欲求を振り払い、明日のツアーを探さねば。
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ツアー探し
ボニートに来た理由は川下りをするためである。
世界で最も美しい川と呼ばれるプラタ川をシュノーケリングするツアーを探したい。
そんな訳でホストにツアー会社のある通りを聞いて歩いていく。
が、昼飯も食べて無いので軽く食べることにした。
パンみたいなやつを3個買った。
1個2レアル(60円)のやつを2個と、8レアル(240円)のものを1個。
2レアルは安いなぁと思って食べたら、
中がスッカスカだったでござる。
8レアルの方はハムとチーズが挟まっていて美味しかった。
が、240円は高く感じる。
せいぜい200円だろうか。
うーん、ブラジルは物価高そうだ。
食後は引き続きツアー会社を探すが、魚が立っているのを発見。
これが噂のボニートの魚か。
街中に突如大きな魚が現れる。
実はこれ、
公衆電話なのである。
他にもジャガーバージョンなど複数存在するようだ。
んでツアー会社を発見。
建物も大きく綺麗。
相当儲かってそうなツアー会社だ。
ここならまぁラインナップ的には問題ないだろう。
高いんじゃ?と思うかもしれないが、ボニートのツアーは国で管理されているため、ツアー代金はどこで申し込んでも同じらしい。
ここなら英語も喋れる人いるかもしれないし。
おらー!英語喋れる?
喋れないよ。
オワタ。
どうやらこのボニートという街。
外国人にとってはかなりマイナーな街らしく、観光客の9割はブラジル国内の旅行者らしい。
そのためポルトガル語オンリーなツアー会社が多いようだ。
Google翻訳を駆使して聞いていく。
が、日本語とポルトガル語は精度がすこぶる低く、英語を経由するので時間がかかるし、それでも誤訳が多くなかなか決まらない。
とりあえずプラタ川のツアーは1人360レアル(10,700円)、送迎が100レアル(2,970円)ということがわかった。
けっこう高い。
もう少し安いツアーは無いか聞いてみるが、どうやら無さそう。
ちょっと作戦会議するために一度ツアー会社を出る。
が、やはり高いということで別の会社なら別のツアーがあるかどうかあたってみることにした。
街を歩いていると見覚えのある姿を発見。
Katsuさん!
日陰で休憩しているKatsuさんを発見した。
Katsuさんもツアーを探しているけど、
プラタ川&洞窟のセットで460レアル(送迎別)を提示されたそうで高くて断ったところだったようだ。
3人の方が安くなる可能性もあるので3人で探すことにした。
ツアー会社を探していたら陽気そうなおっちゃんが激しく手招きしていたので入ってみることにした。
が、やはりポルトガル語オンリー。
でも一生懸命説明しようとしてくれるのは好印象だった。
さっきの若者はちょっとめんどそうだったからね。
おっちゃんにGoogle翻訳を使って説明してもらうんだけど、タイピングは遅いし、打ち間違えるでなかなか説明が理解できないw
が、そこに救世主登場。
英語はあまり上手じゃ無いけれど・・・
そう言いながら大谷翔平似のショーヘイ(仮)は英語とGoogle翻訳を駆使してツアーの説明をしてくれた。
やはり英語が含まれるだけで随分とわかるようになる。
最終的に申し込んだのは以下のプラン。
- 7時半にホテルピックアップ
- 8時半からツアースタート
- 2時間のシュノーケリング
- 終わり次第昼食ビュッフェ
- 13時半ごろ出発
- 14時半ごろ各ホテルへ
内容はこんな感じ。
気になる料金は1人あたり
- プラタ川ツアー:360レアル(10,700円)
- 送迎:73レアル(2,170円)
1人合計433レアル(12,870円)
でした。
送迎に関しては1台200レアルっぽく、2人で聞いた時は1人100レアル、Katsuさんと一緒に行った時は73レアルになった。
結局最初に聞いたところと同じ内容しか出てこなかった。
やはり国が管理していて同じものしか出せないのかもしれない。
ツアーの申し込みをしている最中に彼のしている時計が目に入った。
なんとオリエントの時計だった。
日本だと時計好きじゃないと知らないかもしれないが、れっきとした日本のブランドだ。
おぉ、君の時計日本の時計じゃん。
そうだよ、父親と兄弟が誕生日に買ってくれたんだ。
そう言って左手を掲げた彼の顔はとても良い表情をしていた。
大切に使ってることがそれだけで容易に想像できた。
父親って彼?
そう言って奥にいるおじさんに視線をやる。
No! It’s My Boss!
He(彼) じゃなくて It(それ)と言ったもんだから大爆笑。
英語が苦手だと言っていたから許されるw
Bossは英語がさっぱりなのでなぜ笑っているかはわかっていないだろうし。
そんな訳でクレジットカードで決済をしたら申し込み完了。
バウチャーはWhat’s Appで送られて来た。
ちょっと時間がかかったけど無事にツアーが予約できてよかった。
申し込んだのはAGUIATURさん。
隣にアサイーアイス屋さんがあったのでAzuがホイホイされてしまった。
13レアル(390円)とそこそこの値段だった。
」
出て来たのがこれ。
写真はカップから溢れるほどの山盛り、そしてブラウニーなどのトッピングで飾られていた。
写真と違うじゃん!
おーっと!Azu選手、抗議です!
問題無い。
が、判定は覆らずーーーー!
ぷりぷりしながら食べていたが味は普通に美味しかった。
まぁアサイーは食べたかったのでいいだろう。
アサイーといえば若くして海外ノマドを実践しているジェリー夫妻だ。
リオでは毎日アサイーを食べていたそうだ。
アサイーを食べなかったら今度会った時に、
えー!mosariさんブラジルいたのにアサイー食べてないんですかープププ!
と、笑われていたことだろう。
これでもう笑わせないぞジェリー夫妻!
が、なんだかんだツアーを探していたら17時になってしまった。
平和なボニートの街を歩いてスーパーで食材を買って帰ることに。
・・・
・・
・
スーパーを出たら18時になっていてもう日が暮れて真っ暗になっていた。
パタゴニアでは20時くらいまで明るかったから不思議な感じがする。
ブラジルといえば治安が悪いイメージがあるのでちょっとビクビクしてたけど、それは杞憂だとすぐに感じた。
子供達がまだまだ公園で遊んでいる。
サッカーを楽しそうにしていて、こうして公園から皆プロを目指していくんだよな。
面白かったのがこれ。
ビーチバレーのコート。
ちゃんと砂浜。
ボニートに砂浜は無いがコートがあるということはビーチバレーがそれなりにブラジル国内で流行っているということだろう。
宿に戻ったらシャワーを浴びて夕食。
トマト煮込みと牛ステーキ。
牛ステーキですよおおおお!!
我が家にしては珍しく牛肉を購入。
なんか食べたくなったのでスーパーで値段をにらめっこして安いやつを発見したので購入
400gで8レアル(240円)なのでかなり安いと思う。
ナイフが宿に無かったのでかぶりつくと・・・
うまあああ・・・か、硬い!
うーん、ウルグアイに引き続き硬い肉を選んでしまったか。
安いとダメなんかなぁ。
味は美味しいんだけどね。
赤身が結構硬いんだよなぁ。
日本人が柔らかい肉に慣れすぎてるのかな?
でもアルゼンチンのレストランで食べたハラミは柔らかくてめっちゃ美味しかったな・・・
夜はなんだか移動に疲れてしまって早々に就寝。
民宿小林さんを9時に出て、ボニートの宿にチェックインしたのが14時だから29時間の大移動だった。
そりゃ疲れる訳だ。。。
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ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
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明日はプラタ川でシュノーケリングするよ!
それでは!