【世界一周573日目】2024.11.28 ニュージーランド マウントクック 〜 クロムウェル
気温:8度〜17度
歩数:6,486歩
1NZドル=89.29円
今日の予定
- クロムウェルへ友達に会いに行く
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賑やかな朝
トントン!
夜中に誰かに頭を叩かれるような感触で目を覚ました。
テントの中には当然Azuしかいないけど、Azuはぐっすり眠っている。
犯人は・・・
・・・
・・
・
風だ。
強風が吹き始めたようで、テントが大きく揺れている。
このテントは僕の身長だとかなりぎりぎりそのせいでテントが風で揺れると側面が頭と足に当たるのだった。
音もすごいし、揺れもすごい。
テントが壊れないか心配しているとAzuも起きてしまった。
風は朝まで吹き続いていた。
テント泊って難しいな。
2人してずっと寝不足な気がする(;´∀`)
少しずつ慣れていくといいんだけど。
それでも自然と近い場所で寝れるってのは素晴らしいことだと思う。
朝起きてテントのチャックを開けたらこれだもの。
マウントクックが見えるんだもの。
今日は頂上付近に雲がかかっていて帽子をかぶっているようだった。
まずは朝食の準備。
湖畔を望む開放的な屋根付きのBBQエリアでコーヒーを飲みつつスープを温める。
いつものスープ。
そしてパン。
いやぁいいですなぁ。
朝から暖かいものが食べられるなんて。
缶スープは1湖だいたい4NZドル(360円)前後。
パンと食べればボリュームも問題無し。
今日はゆっくりしようDayなので食後もまったりしてスマホの充電。
9時過ぎになったらテントを撤収。
Azuにはゆっくりしてもらって1人で撤収できるか試してみた。
が、風が強くてなかなか思うようにいかない。
50分くらいかけて全ての道具を車に積んだ。
ちょっと時間かかり過ぎか。(風が強過ぎて仕方ない)
1人でも30分くらいでできるようになるといいんだけど。
10時に出発だ。
今日は午後から天気が崩れて雨が降る予報。
なのでハイキングは辞めて移動だけの予定。
目指すは友達のいるクロムウェルという小さな田舎町。
ここからは180kmほどの距離。
ざっくり2時間ちょっとのドライブだ。
クロムウェルへ
ホリデーパークを出たらいつもの100kmの道路を爆走する。
これ一般道ですからね・・・
サイドミラー越しにマウントクックが見えた。
ありがとうマウントクック。
大好きな山になったよ。
ほんとニュージーランドの南島は走っているだけで絶景だらけ。
運転していたAzuが急に右折。
何かと思ったら、
なんか景色良さそう!
どれどれ。
・・・
・・
・
小さな川の両岸にルピナスの花が咲いていて確かに綺麗だった。
ドライブしているだけで簡単に美しい景色に出会うことができる。
南島すごいな・・・
途中のオマラマ(Omarama)という街の公共トイレで小休憩。
隣のお土産屋さんに入ってお土産を物色。
特に欲しいものは無かったけれど、コーヒーの値段をチェック。
アメリカンで6NZドル(535円)、カフェラテだと6.5NZドル(580円)だった。
まぁ日本と同じか、ちょっと高いくらいか。
店を出て持っていたパンオショコラを食べて小腹満たし。
あー、甘いの食べてるとカフェラテが欲しくなるね!
先に言ってくれればカフェラテ買っておいたのに(;´∀`)
その後は山と山の間を縫うように進んでいく。
途中でまたもやビュースポットがあったので車を止めてみた。
Lindis Pass View Point。
そこからは通って来た山たちが見えた。
ぐんぐん車を走らせていると、
mosariよ。道の途中にある休憩所なら昼にお湯沸かしてラーメン食べれるんじゃ無い?
昼飯はクロムウェルのスーパーで何か買って食べることにしていたが、ロードサイドの休憩所なら火を使っても良さそうなきがする。
ナイスアイデアだ。
さっそく次にあった休憩所に入って車を降りてみる。
ビュオオオオオオ!!!
強すぎる風が吹いていた。
特に何も遮るものがなくただの広場のような場所。
ここで日を使うのは難しいだろう。
断念して次の休憩所も見てみたがやはり風が強そう。
・・・
・・
・
最終的に今日泊まる予定の無料キャンプ場が見えて来てたのでそこで火を起こせそうな場所が無いか探すことになった。
どこも強風が吹き荒れている。
mosariよ、これは無理だよ。
いや、Azu。これを見るんだ。
そこにあったのは焚き火の後。
焚き火ができたってことは風の影響を受けにくい場所ということになる。
焚き火の近くにあった石を集めて風除けを作ってみた。
なかなかいい感じではないか。
さっそく火力をいつもより少し高めにして点火。
おっ、いい感じ、いい感じ。
石が風を遮ってくれて目論み成功。
キャンプ飯!キャンプ飯!
またもや湖畔沿いの気持ちの良いスポットで食事。
キャンプいいなぁ。
そんな訳でサクッとお湯を沸かして作れるアレ。
・・・
・・
・
ラーメン!!
本当は卵とワカメを入れたかったのだが風も強いしちゃっちゃっと作って食べてしまうことにした。
このラーメンはクライストチャーチで買った日清の九州麻油味味のラーメン。
5個入りだったけど、1個あたりに換算すると150円くらい。
ちょっと割高だけど日本の味がこの値段で食べられるならありだ。
自然の中で食べるラーメンは最高だっ!!
トイレに水道があったので洗い物を済ませて再びクロムウェルへ向かう。
この街のフルーツ屋さんで働いているという友達。
教えてもらったお店を目指して進んでいくと街を抜けて郊外に。
市内にはラウンドアバウトが2箇所あった。
予習したとおり、
Azu、このラウンドアバウトは2個目の出口から出て直進するから侵入時のウインカーは無しでいいよ。
わかった。んで入ったら、そのまま左回りで進んで、出る時に左のウインカーね。
そうそう。
日本にはほとんど存在し無いラウンドアバウト(環状交差点)。
今は1車線のラウンドアバウトしか出会ってないから簡単だけど、複数車線のラウンドアバウトだとまた複雑になるから気をつけないと。
ラウンドアバウトには交通ルールが存在するが現地の人も間違えまくっているらしい。
ウインカーを信用せずに目視で気を付けるしかないそうだ(;´∀`)
んで街を出て少し進んだところに彼女が働いているというフルーツ屋さんを発見。
半年ぶりの再会
ドキドキしながら車を降りて店内へ。
フルーツ屋さんというから小さな商店かと思ったらそこそこ大きい。
店内には様々なフルーツに加えて、ドライフルーツや蜂蜜なんかも売られていた。
maiちゃんを探していると〜、
あー!maiさーーん!
Azuが一番乗りで発見。
やっほー!maiちゃん久しぶり〜。
わー!お2人ともお久しぶりですー!
彼女と出会ったのはもう半年前。
パラグアイにある民宿小林だ。
今回我々がニュージーランドに向かうと知って、Instagramで連絡をくれたのだ。
南米で出会った半年後にニュージーランドで再会するなんて人生どんな縁があるかほんとわからないものだ。
あの時はまだ4月だった。
大学を卒業したばかりのmaiちゃんだったけど、日本で新卒として働くことを選ばずにワーホリに行くと言っていた。
周りから色々と言われていると言っていたけれど、自分の意志を貫いてここニュージーランドで英語を駆使していま働いている。
自分をしっかりと持っていて。すっごいカッコいい生き方だ。
あれからのことを話したり、なんでこんな田舎町を選んだのか、どうやってこの仕事を見つけたのか。など、色々と話をさせてもらった。
あっちにフルーツの試食コーナーがあるんで食べてみてください。
梨やオレンジ、キウイなど試食させてもらったがどれも新鮮で美味しかった。
ハチミツもあるんですよ。これがマヌカハニーで身体にとってもいいんですよ。こっちはニュージーランドで12月だけ咲く花から作られたハチミツでクリスマス向けのものなんです。こっちは〜・・・
試食させてくれながら色々と教えてくれた。
ちょうどジャムかハチミツなど保存が効いてパンに付けられるものが欲しかったのでハチミツを買うことにした。
その後もちょっと雑談混じりに話をしていたら、
Mai、busy!very busy!(忙しいのよ!とってもね!)
この店のボスから怒られてしまった。
そうか、そうだよな、仕事中なのにごめんよ(;´∀`)
でもやっぱりこうして”ちゃんと”働くことを求められている。
給料をもらっているのだから当然なんだけど、僕らがドイツでしてきたような”ボランティア”とは訳が違うな。
そんな厳しい環境の中で英語を駆使して毎日働いているんだからほんとすごいよ。
感心していると1台の大型観光バスがやって来て、あっという間に店内は大忙しに。
このハチミツはどうやって食べるといいんだい?
これはですね・・・
観光客からの質問に英語で答えるmaiちゃん。
カッコ良すぎる・・・
自分よりも10個以上年下だけど、ずいぶんと立派に見えた。
新卒は無くても、ここで鍛えた英語力は絶対この先の日本において有効な武器になるよ。
がんばって!!
ひと段落したタイミングを見計らってフルーツやらハチミツをmaiちゃんにお会計してもらって、こっそり写真撮影。
ありがとうmaiちゃん!
ワーホリがんばって!!
お土産もありがとう!
ワーホリとは
ワーホリのことをよく知らない人もいるかもなので簡単にワーホリについて。
正式名称はワーキングホリデー。
簡単に言うと「30歳以下の人が海外で休暇を過ごしながら働くことも可能な制度」だ。
期間は原則として1年間。(条件を満たすと延長可能)
対象の国は日本と協定を結んでいる国となり、オーストラリア、カナダ、イギリスなんかが有名。
ワーホリをしながらその国や近隣を旅行することもできるので、遊びと仕事を両立することで海外の暮らしと文化を学ぶことができるのだ。
仕事は現地で探すのが一般的であり、英語ができないとジャパニーズレストランや農場など仕事の幅が狭くなるため、ワーホリの前に留学する人も多い。
我々もフィリピンで留学した際は多くのワーホリ候補生、またはワーホリ中だけど語学をさらに伸ばしたくて来ている人に出会った。
イギリスに会いに行ったKanaとかね。
英語で働くってほんとカッコいい。
迷っている若者がいたら是非チャレンジしてもらいたい。
きっとその後の人生を大きく変えるきっかけが手に入るかもしれないから。
(英語ができず日本食レストランで日本人とだけ遊んで英語が上達しないまま帰国する人が多いのもあるあるらしいけど・・・)
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初めての車中泊?
maiちゃんと別れた後はスーパーに寄ってから昼飯を食べた無料のキャンプサイトへ向かう。
スーパーを出ると小雨が降っていた。
今日は天気が崩れると聞いていたが、午前中は割といい天気だった。
が、やっぱり午後から崩れるみたいだ。
やって来たのはベンディゴ・フリーダム・キャンピング(Bendigo Freedom Camping)。
ワナカから40分ほどの位置にあるダンスタン湖沿いの無料のキャンプ場だ。
無料と言っても石鹸やトイレットペーパーが置かれた水洗トイレがある。
シャワーはもちろん無い。
到着時には小雨が降っていたのでいったん休憩。
Azuが連日のハイキング&夜熟睡できていないせいでちょっとお疲れ気味。
1時間昼寝すると言って車内で眠りに入った。
僕はその間にブログを書いたり、明日以降のことを簡単に調べたり。
・・・
・・
・
1時間じゃ起きないAzuを1時間半後に起こして夕飯の準備。
無料のキャンプ場なので炊事場も無い。
ガス缶1個でできる夕飯を作る。
今日は彼に活躍してもらう。
チリビーンズ(マイルド)君だ。
これを昼間に作った風除けにガス缶を置いて炒める。
・・・
・・
・
今日の夕飯はこいつだっ!
トルティーーーーーヤッ!!
チリビーンズと蒸し鶏を一緒に温めてチリコンカン風の具を作って、トルティーヤの生地にトマトとアボカド、チーズを一緒に巻いたら出来上がりっ!
想像以上に美味しくて驚いた。
あまり辛さを感じなかったので次はもう少し辛い方にしても良さそう。
後はヨーグルト塗ってみても良さそう。
バーベキュー台があればトルティーヤを温めたり、ゴロッとした肉を焼いて挟んでも美味しそう。
トルティーヤはリピ有りですな。
外で食べてたら湖の方からアヒルの親子が上がって来た。
こちらのことを怖がる様子もなくあっという間に近づいて来た。
なんかちょうだいよ!
3匹の子供は何か食べ物をもらおうと僕らの周りをウロウロ。
そんな様子をお母さんは少し離れたところで見守っていた。
でも野生の動物に人間の食べ物はあげないよ。
動物にとってもよくないからね。
これだけ無警戒に寄って来ると言うことは多くの人は餌付けしてしまっているということだ。
そしてアヒル以外に厄介だったのが小蝿だ。
止まっていると一瞬で群がって来る。
昨日のサンドフライかと思ってビビっていたけど噛まれないので別の種類なのかもしれない。
それでも顔にまとわりついて来るし、10匹くらい身体に留まっているのは精神的にはキツい。
やはり水辺は虫が多いのだろうか・・・
気がつけば晴れていて、今日も小雨が多少降ったくらいで結果的にハイキングできた気がするが、今日は身体を休める日ということにしておこう。
そして今日はテントを張らずに車中泊してみることにした。
Azuいわく”気分”とのことだが、一度やっておいてもいいだろう。
テントが張れないようなケースもあるかもしれないし、強風の時は車内の方が安心できるだろう。
だが広さはテントの方が上。
どっちが快適なのかやってみることに。
そもそも後部座席にある大量の道具を助手席と運転席のスペースに移動してやれるかどうかだけど(;´∀`)
そんな訳でパソコンを閉じて車中泊モードに変更。
結果は明日のブログにて。
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フォローするとAzuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック!
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https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日はワナカに移動してハイキングする予定。
それでは!