【世界一周489日目】2024.8.30 イギリス マンチェスター 〜 フランス ボルドー
気温:9度〜22度
歩数:12,155歩
1ポンド=191.31円
今日の予定
- マンチェスターからフランスのボルドーへ移動
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イギリス最後の朝
朝7時半に起きる。
今日はチェックアウトの日だ。
19時のフライトでフランスへ向かう。
宿は10時にチェックアウトなのだが荷物もあるしそのまま空港に向かってしまうつもり。
マンチェスターの観光0。
もう大きな都市に魅力を感じなくなってしまっているのマズいよなぁ(;´∀`)
ほぼ貸切だった今の宿だが今日は朝から賑やかだ。
1人で泊まっていると思っていたパキスタンニキの家族が帰って来たみたいだ。
それに伴い大量のスパイスや調理器具がキッチンに並べられていた。
彼らが朝食を食べていたが我々もあまり時間が無いので朝食の準備。
使えるテーブルが無いのでスタンディングで食べる。
途中で彼らの食事が終わったのでテーブルを貸してくれた。
マダムはついこの間までデンマークで暮らしていたそうで、イギリスの暮らしにだいぶ不満を持っているようだった。
イギリスだと体調が悪くなっても全然医者にかかれないらしい。
デンマークに帰ったらすぐに医者に見てもらえたわよ!
そう言っていた。
いいなぁデンマーク。
憧れでしか無いけど海外で済むならデンマークがめちゃくちゃ住みやすそう。
人の精神的なゆとりが凄まじいってのもあるし、道も広くてゴミゴミしてないし。
後は男性もきちんと育児に参加してたり、LGBTQにもすごく寛容で誰にでも住みやすそうなところが良い。
乾かしておいたバックパックに荷物を詰め込んで9時半にチェックアウト。
マンチェスターでお世話になった宿
そんな訳でマンチェスターで3泊した宿のご紹介。
- 施設名:Modern House
- 住所:332 Stockport Road, マンチェスター, M13 0LE, イギリス
- チェックイン時間: 15:00
- チェックアウト時間: 〜10:00
- 部屋タイプ:ダブルベッド
- エアコン:無し
- 1泊:5,392円
予約時に3泊分の16,176円をカードで支払い。
1泊でいうとセント へレンズは4,400円、モーカムは3,700円くらいで泊まっていたので若干高めだがマンチェスターは都会だから仕方ない。
モーカムにもっといてもよかったけど空いてなかったのである。
移動は面倒だが空港のあるマンチェスターに先に移動しておいたと言うわけ。
ホストは住んでいないのでメッセージのやり取りのみ。
たぶんパキスタンのニキが住みながら清掃などを手伝っているのかもしれない。
メッセージのレスポンスは早く困ることは無かった。
設備はとても綺麗。
価格を考えるとめちゃくちゃ綺麗。
キッチンも広くてとても使いやすい。
ちょっと変わっていたのが鍵の運用。
玄関に番号式のキーボックスがあってそこに鍵が入っている。
その鍵は共用なので使ったらすぐにボックスに戻すという運用だった。
そして各部屋の鍵もまた変わっていて外からかけられる鍵が無かった。
まぁドミトリーも似たような感じなので我々は受け入れいていたが、普通の旅行だと部屋に鍵をかけられないのは不安だろう。
ちなみに部屋の内側からはかけられるので寝る時は鍵をかけられるが、外出時はかけられない。
クローゼットにちゃちい鍵が付いているので外出する際に貴重品はその中にいれるか、持ち歩く必要がある。
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水回り
部屋に専用のトイレ兼シャワーが付いていた。
清潔なので何も文句無し。
お湯もばっちり、タオルも無料で1枚ずつ貸してくれた。
最高。
部屋回り
ダブルベッドにサイドテーブル、そして鍵がかけられるクローゼットという作り。
クローゼット以外に物を置くスペースが床しかなかったので我々はリビングの隅に転がっていたパイプ椅子を借りてその上にリュックなどを置いていた。(床に直で置きたく無い派)
ベッドのマットレスは多少柔らかめだがそれ以外は快適に寝られた。
8月だというのに朝晩は冷えるが部屋に弱めの暖房も付いていた。
外出時に外から鍵がかけられないこと以外は問題なし。
マンチェスターでは安い方の宿なので大満足。
ちなみに安いのは多分立地のせいと思われる。
駅はピカデリー駅なので空港からのアクセスも抜群だ。
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ピカデリー駅へ出発
9時半に宿を出てピカデリー駅に向って歩きだす。
ヒヤッとした空気はまるで秋の終わりのような冷たさだった。
8月なのにな。
見上げれば青空が広がっていて、我々の足取りも軽い。
手を繋いでテクテクと歩いていく。
2階建の大きなバスが我々を追い越していく。
mosariよ。マンチェスターのバスはどうやって乗るんだろ。何かICカードとかあるのかね?
このバスがそうかはわからないけどマンチェスターの市内を走るバスは無料らしいよ。
え?じゃあなんで私たち歩いてるの?
歩く練習。2日引きこもったでしょ。
た、確かに・・・
素直にAzuも納得してくれた。
途中でスケボーパークのようなものが見えたので覗いてみたら親が同伴しながら小さな子供たちが自転車で走っていた。
イギリスといえば東京オリンピックの女子BMXで金メダルを獲ったシャーロット・ワーシントン選手がいるもんな。
きっと子供達はそういう人に憧れて競技をスタートするんだろうなぁ。
(パリオリピックは全然見れてなかったがシャーロット選手は決勝に進出できなかったそうだ。残念・・・!)
そして気がつけば見覚えのある建物が見えた。
もう駅前である。
行きはこの45分の道のりがが長く感じたのだが今日はあっという間に着いてしまった。
やはり雨の日は辛いのだな。
駅を通り越して回転扉を潜ってオシャレなレストランにやってきた。
ピカデリー駅前にあるHilton(ダブルツリー)である。
冷やかしでは無く、ちゃんと今日のブランチをいただきにやって来た。
我々に気づくと爽やかな笑顔の紳士が声をかけてくる。
オーダーして待つ事数分。
ドンッ!
勘の良い方はおわかりだろう。
これもTooGoodToGoなのである。
時間は10時15分。
朝ごはんのブュッフェの余り物を詰め込んだ朝食セットという事だ。
ずっしりと思いお弁当箱を持ってお隣の駅へ。
中には
- 厚切りのベーコン
- ソーセージ
- スクランブルエッグ
- ベイクドトマト
- グリルベジタブル
- 目玉焼き
なんかがずっしりと入っていた。
とても1人では食べきれない量だった。
味は当然美味しい。
ついさっきまで朝食ブュッフェとして提供されていたものだから。
だからこそ食べながらついつい考えてしまう。
これって私たちが頼んでなかったら捨てられてたんだよね。
そうだね。毎日毎日大量の食事が廃棄されてるってことだね。これだってほんの一部だもの。
ガラガラのブュッフェじゃ客も不満を感じちゃけど・・・これはなんだか複雑だね。
だなぁ。フードロスって日本にいてもあまり意識しないけど、TooGoodToGoやってみてよかったね。
これはWIN-WINな関係だね。
美味しい食事をしながらフードロスについて考える我々であった。
ちなみにこのこのお弁当は4ポンド(760円)です。
スーパーのサンドイッチ1個くらいの値段でずっしりとしたホテルの朝食ブュッフェの残りがもらえました。
めちゃくちゃ満足度高し・・・
食べ終わって少しまったりしたらプラットフォームへ向かう。
プラットフォームの入口ではチケットのチェックがある。
まるで厳しい空港みたいだ。
空港行きのプラットフォームは13番のようで行きに来た時の長い通路を反対方向に進む。
途中で大きな電光掲示板を発見。
我々の乗りたい便はWAITと書かれている。
よく見るとベンチが沢山あるのでここで電車が来るまでは待たないといけないみたいだった、
プラットフォームに向かう途中で待合室があるとは変わった作りだ。
電車到着の5分前くらいになったら表示が「Go」変わったので先に進んでプラットフォームに到着。
そこは多くの人で溢れていて、かなりギュウギュウだった。
なるほど。
だから少しでも足止めしてプラットフォーム上に人が溢れないようにしてたってことか。
(多くの人は無視して先にプラットフォームに降りていたようだが)
電車はすぐにやって来たので乗り込む。
バックパックを網棚に乗せて座る。
足元は狭いが空港までは20分もかからないので問題無し。
今回の一時帰国の後からキャリケースからバックパックに変えたのだが今の所バックパックの数少ないメリットがこの網棚に気楽に乗せられることだろう。
キャリーケースでも乗せられなくは無いが万が一落ちたら、と思うと怖くて乗せられない。
マジで旅人がバックパックを選ぶ理由って何なんでしょうね?
- 耐久性
- 網棚に乗せやすい
- 移動時に両手が使える
- 階段や段差が楽
この辺がメリットだと思うのだが、キャリケースの方が圧倒的に楽なんだよなぁ。
- 移動が疲れない
- 気軽に重いものも持ち運べる
- 背中が汗びっしょりにならない。
- 机代わりになる
- 鍵をかけて簡易ロッカー代わりになる
- パッキングしやすい
というのがキャリーケースのメリットかな?
段差や階段に弱いけどそんなの移動全体でみたらごく僅かだしなぁ。(我々はインドも行ったし、陸路で到達不可能なアマゾンにも滞在している)
引きにくい道はあれども引けない道はほぼ無いのだ。
見た目はもちろんバックパックの方が良い。
だけど空港に行ったら90%キャリーケースな訳なのでバックパックはある意味ファッションみたいなものなのかもしれない。
この辺はもう少し旅を続けて判断したい。
空港までのチケットは昨日の夜にTPexpressアプリから購入している。
割引運賃で1人3.8ポンド(722円)。
バスもあるはずなのだがあまり情報が無く、4ポンドと書かれたサイトがあった。
真偽不明だがそれなら電車の割引運賃の方が安くて早いと今回は電車を選択した。
マンチェスター空港
12時ごろに空港に到着した。
我々のフライトは19時20分。
まだ7時間もある。
だがマンチェスター空港はプライオリティパスが使えるラウンジやレストランが充実しているのでワンチャン早く入れないかと来てみた。
すでにオンラインチェックインを済ましていてボーディングパスを持っているから荷物さえ預けられればラウンジ三昧が待っている。
最近では荷物を預けるのも自動化されていることも多い。
それならば早めに預けられる可能性がある。
ターミナル1の出発フロアに移動してEazy Jetのカウンターを探す。
カウンターはすぐに見つかった。
ドロップオフのカウンターには長蛇の列が出来ていたので我々も並ぶ。
あなた達はどこに行くのかしら?
ボンジュールマダム。ボルドー行きです。
早すぎるわ。3時間前になったら出直して来なさい。
はい、撃沈。
後4時間も待たねばならなくなった(;´∀`)
南米と違って欧州は時間に厳しいのね。
(南米は高確率で何時間も前からチェックインできる)
出発フロアにはベンチが無かったので到着フロアに移動してみる。
するとそこには見覚えのある光景。
そう、3週間前に到着した日も電車を待つのに2時間ほどここのベンチで待っていたのだ。
同じベンチに座って今度は4時間待つ。
ちょうど人がいない時に撮った写真だが、我々の横にずっとホームレスのおじいちゃんが横になって座っていた。
やぁ、君、今は何時かな?
時計を持っていないらしく何度か聞かれた。
時間の感覚も無いんだろうな。
幸い無料のWi-Fiがら飛んでいたので4時間などあっという間に溶けるのであった。
16時20分が3時間前だが16時にカウンターに戻った。
ボンジュールマダム。
後20分待ちなさい。
は、はひ。
こういう時間だけは厳しいぜ。
そしてここから独特すぎるマンチェスター空港が待ち受けているのだった。
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独特ポイント1
まずはバックパックを預けたい。
16時15分に並ばせてくれたのでチェックイン端末を使って荷物のタグを出力してバックパックに貼り付けた。
そのまま流れに沿ってドロップオフカウンターに並ぶ。
20分ほどで我々の番になった。
ミスターこっちに来るんだ。
ん?
カウンターの脇に呼ばれてスタッフが妙なことを言い出した。
荷物はそれだけか?
うん。バックパック1個ずつ。
ならあっちにセキュリティAと書かれた看板が見えるだろ?その下にあるカウンターに行くんだ。君たちの荷物は柔らかいからな。
へ?
そんな事ある?
確認したけどここじゃダメだという。
仕方ないので別のカウンターに向かう。
今の私たちの20分はなんだったんだろ。
変だねぇ。とりあえず言われた通りにしましょうかね。
怪しみながらそのカウンターに到着すると
F⚪︎CK!
いきなり汚い言葉が聞こえた(;´∀`)
どうやらここは特別な荷物を預ける専用のカウンターのようで前の客はチャイルドシートを預けようとしていた。
が、何らかの事情でこのままでは預けられないらしい。
それに対してお父さんとお母さんが汚い言葉を吐き捨てていた。
チャイルドシートなら確かに特別な荷物だろうけど我々のはただのバックパックなんだが。
ヘイ!
そのバックパックか?ならベルトコンベアに乗せてくれ。
どうやら本当にここらしい。
この世界線ではバックパックは特別な荷物扱いらしい。
パスポートを預けて手続きしてもらう。
よし、OKだ。次はあっちから保安検査を受けてくれ。
よくわからんが荷物を預けられたので大丈夫だろう。
それにしてもバックパックが特別な荷物扱いとは・・・
搭乗券は最初から持ってるのでそのまま保安検査に進む。
独特ポイント2
保安検査場もこれまた独特だった。
順番に並んでいると、
君たちは5番の台だ。
OKボス!
案内された5番に来ると、
トレーを下からとって荷物を乗せるんだ。あぁ!上着は別のトレーに乗せろ!靴も脱げ!
他の客は靴なんて脱いで無いのだが仕方無いので靴も脱いだ。
普通パスポートはトレーに入れない気がするがパスポートまでトレーに入れないとダメのようだ。
とにかくちょっとした小物も全て入れろと。
当然水もダメだった。
まぁちょっと高圧的だけどまぁここまではよい。
問題はAzu。
トレーに乗せた荷物が引っ掛かったので個別にチェックされることになった。
このポーチを開けて。
そう言われて指摘されたのは化粧ポーチの中に入っていたリップクリームや、薬入れに入れていた小さな軟膏。
これらも液体物として厳しくチェックされ密封できるジップロック1個に入れるように指示された。
き、厳しい。(ちなみに僕もリュックのポケットに入れているがそちらはスルーされた)
ルールとしてはそうなのかもしれないがこの旅の中でリップやら軟膏が指摘されたのはかなり珍しいことだった。
そういえばAzuは高圧的なおじさんに「化粧品は持ってないのか?!」と聞かれていたらしい。
この様子だとマスカラとかも厳しく言われそう。
とにかく厳しい荷物検査なのであった。
検査で15分くらいかかってしまった。
贅沢すぎる空港滞在
保安検査をようやく抜けたと思ったら免税店が見えた。
まだ出国審査を受けていないのだが、フィンランドにあるヘルシンキの空港と同じなのかもしれない。
制限エリアのゲートの途中に出国審査があるタイプ。
ならラウンジを少し早めに出てゲートに向かわないといけない。
まず向かったのはラウンジでは無くスタバ。
ついに我々も空港のスタバが頼めるようになったわけですよ。
このパニーニとパ、パンオ?チョコラ?にレモンホール?オール?ケーキにストロベリーフラペチーノをくれたまえ。
なんか名前がオシャレで全然上手くオーダー出来んかった 笑
合計で16.5ポンド(3,135円)よ。
16.5ポンドだって?安いね。
そう言ってお会計。
ジャーン。
フラペにパン3個である。
Azuも同様に17.5ポンドほど買い物。
2人で6,500円近くの商品を購入した。
我々もブルジョワになったものですわ。
続いては隣にあるレストランに入った。
めっちゃ賑わっている。
このチーズベーコンビーフバーガーを2個くれたまえ。
ひとつ18ポンド(3,420円)。
ドンッ!
いやぁ豪遊ですよ。
1万円以上買物をしてしまったのである。
でも大丈夫。
プライオリティパスならね!
そう、この2つの店舗、なんとプライオリティパスに対応したレストランなのである。
どちらも18ポンド(約3,500円)分タダで買物出来てしまうのだ!
ありがたい限りだ。
スタバのフラペチーノなんて久しぶりに飲んだなぁ。
ちなみにハンバーガーは日本で食べたら800円くらいのクオリティだった(;´∀`)これが3,400円?
まぁ正規の値段はとにかくタダなのであれば文句などあるはずも無い。
LCCを使うのにこれだけ食べられるのは本当にプライオリティパスはありがたい。
独特ポイント3
もう出発まで1時間を切っているので搭乗ゲートに向かいたいのだが一向に搭乗ゲートがインフォメーションボードに表示されない。
我々の便だけで無く付近の便全てそう。
搭乗ゲートの部分には「Relux」とふざけた表示がある。
Eazy Jetのアプリには出発の30分前までに搭乗ゲートに来ないと乗れないから絶対に遅刻するなと書かれている。
まだ1時間あるがなんせ我々はまだ出国審査を受けていない。ここが混雑していたら間に合わない可能性がある。
めちゃくちゃ不安。
「Relux」と書かれているのが余計に不安だ。
途中でフライト情報は18時半になったら表示されると案内があった。
19時20分のフライトだから搭乗ゲートのクローズである30分前、つまり18時50分にはゲートに行かないといけない。
しかしゲートが判明するのは18時30分。
20分の間に出国審査を済ませてゲートに向かわないといけないようだ。
ギリギリまで搭乗ゲートを教えてくれないのがマンチェスター空港の運用方法なの酷くないかい?
とてもReluxできないがベンチで18時半を待った。
独特ポイント4
そして18時35分になってようやく我々のゲートが判明した。
急いで4番に向かう。
5分ほどでゲートに着いてしまった。
が、何かがおかしい。
そう、我々は出国審査を受けていない。
このまま出国して大丈夫なのだろうか?
どこかで見落としているのだろうか?
いや、空港で出国審査に気づかないなどありえない。
出国審査がないと言うのもありえないのだが、無いものは無い。
独特すぎる運用だった。
不安になりながらも搭乗が開始したので列に並ぶ。
心配していた荷物のサイズチェックも無かった。
LCCって機内に持ち込むスモールバッグ(座席下に入るもの)だけが含まれており、機内のシート上の荷物入れに入れる機内持ち込み手荷物と、預け荷物に関しては有料で追加しないといけない。
我々は預け荷物だけ追加しているので機内には小さなバッグしか持ち込めない。
一応サイズと重さが規定されていてサイズは超えているが、重さは超えていない状態。
サブバッグは押し込めるのでいざ測られても無理やり押し込むつもりだった。
が、特に指摘される事なく機内へ。
LCCらしく沖止め。
飛行機は好きだが欧州のLCCに乗るのは実はこれが初めてなのであった。
Eazy Jet ezy2111便
- 便名:ezy2111便
- スケジュール:8月20日19:20マンチェスター発ー22:10ボルドー着
- クラス:Standard + 預け荷物
- 機材:A320?
- 予約クラス:不明
- 2人分プライス:23,960円(追加荷物代込み)
機内は3-3配列。
LCCなので当然狭い。
個人モニターや電源ももちろん無い。
無料の機内サービスは無いが飲み物やスナック類は購入可能。
ほぼ定刻通り出発。
・・・
・・
・
2時間なのでうたた寝してたら到着である。
予定の5分遅れで機内から降りて建物の中へ。
いきなり行列。
どうやらすぐそこに入国審査場があるようだ。
次から次へとやってくる旅行者。
22時を過ぎてるってのに地方の空港にこれだけの人が並んでるってのはなかなか異様だ。
途中で日本人が使える自動化レーンも見えたがクローズしていた。
これが何らかの理由で使えなくなってしまったので混雑してしまってるみたいだ。
30分ほど並んで我々の番に。
シェンゲン外から来ているので色々聞かれてもおかしく無いのだが、何も聞かれずに入国。
確かに1人1人聞いてたらいつまで経ってもこの列は終わらないもんな・・・
でも不貞腐れる事もなく気持ちのいいおじさんが対応してくれた。
マンチェスターの高圧的なおじさんとは大違いだ。
そんな訳で荷物も受け取って52ヶ国目のフランスです。
ボルドーらしくいきなり巨大なワインボトルがお出迎え。
お金をゲットしよう
これまでヨーロッパに1ヶ月いたわけだが現金を使ったことは一度も無かった。
だがこの後はスペインに向けてカミーノが始まる。
現金社会だと聞いているので現金を少しだけ下ろしてみることにした。
そう、mosariのメインカードが不正利用で止められてしまったため、家族カードからキャッシングできるかのテストを兼ねている。
これで出来なかったら結構ダルいことになる。
ドキドキしながらATMを操作して・・・
・・・
・・
・
現金ゲットーーー!
良かった。
ちゃんと家族カードでもATMでキャッシングできるようだった。
そうとわかれば空港に用は無い。
23時を過ぎているがそのまま歩いて空港の外へ。
安心して夜も歩ける(もちろん気をつけた方が良い)のはヨーロッパの良いところ。
15分ほど歩いて今日の宿へ到着。
自動チェックイン
今日の宿は予約した後に気づいたのだがレセプションが20時までらしい。
今は23時。
当然レセプションは閉まっていた。
だが事前に機械でチェックインできると案内があった。
そこで一つ懸念が生じていた。
予約したのはmosariのメインカード。
しかし不正利用のためカードは停止されてしまっている。
もしこの機械を使ってチェックインする際に予約時のカードが必要だった場合アウトだ。
怖かったのでこの点についてはホテルに連絡をして別のカードで問題無いと言われていた。
が、その後にやっぱり疑問が生じた。
ではどうやって予約者を確認するのだろう?
と。
飛行機のようにパスポート番号や予約番号などがあれば良い。
だが今回の予約はTRIP.com経由だ。
こちらの情報は名前くらいしか入力して無い。
名前だけではいささかセキュリティが弱い気がする。
一応予約番号はもらっているがこれはTRIP.comのものであってこのホテルと連動してるとも思えない。
不安になって今朝メールを送ってみたところ。
名前の他に予約番号が必要よ!あなたの予約番号はこれよ!
なんて返事が来ていた。
これってこっちから聞かなかったら予約番号が分からずチェックイン出来ていなかった事になる。
こわっ。
よく気づいたな自分。
確認大事です。
って言うかホテルのスタッフも20時で帰っちゃうとか随分なシステムだ。
こちらとしてはちょっと不便かもしれないが、その反面誰も夜勤しなくて済む。(緊急連絡先担当とかはいるんだろうけど)
なんでもそうだけど便利さを追求し過ぎて誰かが家族との時間を取れてないのだとすると、もう少し不便さを受け入れても良いんじゃ無いかなと思う。
海外のお店は18時に一斉に閉まっちゃうとか、休日は時短営業のところも多い。
もしくは
夜勤やりたいです!
って言わせるくらい手当てを出すか。
無事にカードキーを入手して部屋に入室。
綺麗なホテル。
久しぶりにちゃんとした?ホテルだ。
空港から歩けて1泊6,500円くらいなので良心的だと思う。
市内へ向かうトラムはまだ走っていたがLCCゆえ大幅に遅延する可能性もあったので公共交通機関に頼らないホテルにした。
市内の安宿とあまり値段も変わらなかったし。
ねぇ、この水飲めるかな?
デンマークでもノルウェーでもイギリスでも水道水を飲んできた。
もちろんホストに飲めるかは聞いていた。
が、何も聞かずに飲むのはちょっと怖い。
そういえばラウンジに行けなかったので手持ちの水が少ししか無い。
近くにスーパーも無い(あっても閉まってるだろう)。
そういえばレセプションの近くに自販機があったのを思い出す。
多少高いだろうが仕方ない。
自販機にはちゃんと水が売っていた。
500mlで1.5ユーロ(240円)。
た、たけぇ(;´∀`)
でも買わざるを得ないので番号を入力。
ディスプレイに表示されたのは
2ユーロ
何でやねん!
商品欄には1.5と書かれているが、いざ買おうとすると2と表示される。
値上げですかそうですか。(古い価格のままになってるのは海外あるある)
320円の高級な水を手に入れて部屋に戻る。
暑い。
空港から歩いているときに感じていたのだが明らかにイギリスよりも暑い。
窓を開けようと思ったが1階なので窓を開けると誰でも侵入し放題になってしまう。
どうしたもんかと思ったらまさかのエアコン付き(∩´∀`)∩
快適に休めるのであった。
シャワーもお湯がしっかり。
なんて快適な部屋だ。
広いベットで2人寝転ぶ。
mosariよ。これもうカミーノの移動が始まってるんだね。
だね。我々のカミーノが始まってるんだよ。
■Instagramはこちら
フォローするとAzuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
2人でワクワクしながら眠りについた。
明日は我々が歩くルート名「フランス人の道」のスタート地点サンジャン ピエ ド ポーまで移動します。
それでは!