【世界一周464日目】2024.8.5 ノルウェー スタバンゲル
気温:13度〜17度
歩数:21,796歩
1ノルウェークローネ=13.25円
今日の予定
- プレーケストーレン(Preikestolen)とリーセフィヨルド(Lysefjord)を見にいくぞ
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いざフィヨルドへ
朝6時半ごろに起きて朝食。
パンにトマトとサバのトマト缶。
昨日ウィリーとエレンのお家で食べさせてもらった時に美味しかったのでリピート。
パンの塗るだけで手軽に美味しく食べられるのでヨーロッパでサバ缶はありかもしれない。
こんな感じで売っている。
MAKRELL=サバである。
7時半に家を出て駅へ向かう。
途中で素敵なデザインの市バスを発見。
落書きアートがあった方が世界はカラフルで楽しい、みたいな感じだろうか。
いいセンス。
やってきたのは駅の隣にあるバスターミナル。
どのバスかわからないので近くにあったバスに近づいて行き先なんかを確認しようとしたら、
おはよう、ほら乗りなさい。
運転手のお姉さんが手招き。
でもなんかこのバスは市バスっぽいから違う気がする。
おいらプレーケストーレンに行きたいんだけど・・・
あぁ、それならここで待ちなさい。白いバスがやってくるからそれに乗ればいいわ。
すごい愛想の良い優しいお姉さんだった。
運転手ってぶっきらぼうな人が多いけど、こうしてたまに優しい人もいるんだよなぁ。
なんか北欧って親切で丁寧な人が多いな。
西欧ってもっとぶっきらぼうだった気がするんだけど。
8時発なんだけど、8時になってもバスは来ない。
ちょっと不安になりながらあたりをキョロキョロ。
すると1台の白いバスがやってきた。
Pulpit Rockと書かれている。
ノルウェー語だと「プレーケストーレン」だが英語だと「Pulpit Rock」と言うらしい。
予約した時に送られてきたバウチャーを見せてバスに乗り込む。
すでに何人も乗っていた。
そうか駅前だから始発かと思っていたけれど、いくつか市内を回ってきていたのか。
だからちょっと遅れたんだな。
席は半分くらいの埋まり具合。
前日の予約でも余裕だったわけだ。
スタバンゲル市内→ハイキング開始地点
50分 2人で705クローネ Pulpit Rock社
バスは5分遅れで出発。
席は狭め。
2−2配列の普通のバス。
Wi-Fiや電源、トイレはなかったはず。
市内を出てすぐに大きな橋で隣の島へ。
橋からは北海と高級そうな住宅街?が見えた。
この後海底トンネルに潜るはずだが、入口付近で気絶。
・・・
・・
・
目が覚めたら到着していた(;´∀`)
50分なのであっという間。
ハイキングのスタート地点で降ろされるが駐車場も併設されていて、多くの人は自家用車で来ているようだった。
ここには無料の綺麗なトイレやカフェなどがある。
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フィヨルドへハイキング
ここからプレーケストーレンまで約4kmのハイキング。
割と登りっぱなしなので早い人で1時間半、ゆっくりで2時間くらいだろう。
標高差は400mほど。
9時過ぎにスタートして登り始めた。
道中はずっとこんな感じの岩の上を歩く。
結構歩きにくいし、ゴロゴロした岩のエリアも多くトレッキングポールが使いにくそうでシニアの方は大変そうだった。
フィンランドのように森と湖。
それに起伏がプラスされた感じ。
たまにウッドデッキみたいなエリアがある。
ここは気持ちのいいボーナスステージ。
中盤はこんな感じの登りが続く。
途中で暑くて上着を脱いで半袖になったけど、小さな虫がたくさん集ってきて刺されたので長袖を着直した。
歩き始めて1時間ほどで急な登りエリアが終わった。
なんかフィヨルドが近づいてきている感じがし始めてワクワクする。
ここまで来ると小さな虫もいなくなっていたので小休憩のあと長袖を脱いだ。
ワンコと一緒に登っている人も多かった。
みんな階段のような岩場をピョンピョン飛び回ってて可愛すぎた。
ヨーロッパの人はちゃんとリード着用させている人が多い。
また、町では全然見かけなかったがこのハイキングコースでは多くの韓国人を見かけた。
日本人はもちろん0。
まぁ高いもんね・・・
気持ちの良い道を歩いていく。
さっきまで森の中だったから開けるとやっぱり楽しい。
ハイキングはこうじゃなくちゃ。
かっこいいワンチャン。
2時間ほどで目的のプレーケストレーンまでやってきた。
手前にはひび割れて裂けた部分があった。
そう、プレーケストーレンは大きな1枚岩なのだがヒビがあちこちに入っていていつ崩れるかわからないらしい。
もちろん今すぐ割れるような危険性は無いと思うが、いつ崩れてもおかしく無いと感じた。
それでは我々が目指してきたプレーケストーレンの姿を拝むとしますか。
・・・
・・
・
うおーーー!
まさに断崖絶壁。
地上からの高さは600mだそうだ。
東京スカイツリーみたいな高さのくせに付近は一切の柵が無い。
勇気さえあれば縁に座ることもできる。(縁に座るのは禁止の看板があったが座っている人もよく見かけた)
いや、マジですごいです。
絶対に怖くて縁には近づけない。
こんな感じで這いつくばって下を覗いている人もいた。
すげぇ勇気・・・
一歩間違えれば真っ逆さま。
残念ながら今年の6月にも1人落ちて亡くなっている。
それでも柵をつけないんだから外国なのである。
っていうか命を大事にしましょう。
プレーケストーレンもすごいが反対側にはリーセフィヨルドがある。
これが氷河によって削られてできた谷。
そこに海水が流れ込んできてフィヨルドとなる。
10,000年も前の話らしい。
地球とは実に壮大だ・・・
やっぱり私はこうやって山と水がある場所が好きみたいだよ。
Azuがそんなことを言っていた。
かなり気に入ったようだ。
日本でこうして水と山が近い場所でいいところはあるのだろうか?
全然日本のことを知らないな。
四国とかよさそうだけど。
ちょっと曇りではあるが、夏のノルウェーはだいたい曇りらしい。
今回から我々は防寒具として兼用しているレインジャケットを新品にしている。
これまで使っていたものはこの1年半で雨水が染み込むようになってしまったのだ。
Azuはピンク色になったおかげでとても自然に似合う。
前回はクリーム色なのでよく景色と同化していたからね。
んで当然僕も新しいものを買っている。
じ、地味(;´∀`)
そう、前回同様にオレンジにしようと思ったらまさかの売り切れ。
仕方なしにオリーブ色というとんでもない地味な色になってしまった。
いやぁオレンジいい色だったなぁ。
並んでみるとこんな感じ。
うおー地味だぁ!
Azuはバックパックも淡い緑なのでめちゃくちゃいい色しているがmosariは黒。
なんか全体的に地味になってしまった(;´∀`)
プレーケストーレンを上から見下ろすスポットがあったので行ってみた。
想像以上にヒビ割れていた。
これほんといつ崩れてもおかしく無いんじゃないだろうか?
明日かもしれないし、100年後かもしれないけれど、いつか無くなってしまうんだろうな・・・
お腹が減ってきたので昼食を食べることにした。
朝と同じでパンにトマトソースのサバ缶を挟んだ(塗った)サンドイッチ。
うんまい。
南米編ではハイキングにはおにぎりを作っていたが今回は荷物の軽量化のためにサランラップやおにぎりの素は持ってきていないのでパンで我慢。
でもヨーロッパはパンがうまいので問題無し。
ついでにここで例の儀式。
51ヶ国目ノルウェーを塗り潰しました!
mosariの職場の後輩たちが作ってくれた世界白地図Tシャツ。
詳しくはこちら。
風も強くなってきて寒くなってきたので下山することに。
今の時間は12時20分。
バスは毎時0分台に1本ずつ出ている。
行きは2時間かかったので無難に行くと15時のバスだろうか。
下りだから14時のバスに乗れたらラッキーくらいで帰ることにした。
帰りはテンポよく下っていく。
Azuの新しい靴は快適のようでこれまでのような不安や痛みも出ないようでよかった。
が、僕が下りで足が痛くなってしまった。
歩けないほどじゃ無いけどつま先がかなりキツく感じる。
今回は新しくトレッキング用に厚手の5本指靴下を導入したんだけど、厚手の靴下にすると靴の中のスペースが足りなくなってダメみたいだった。
これは困った・・・
・・・
・・
・
ちょっと痛みを感じながら13時55分に駐車場に戻って来れた。
一瞬お土産屋さんを覗くもいいマグネットは売っておらず。
アイスも食べたかったが50クローネほど。
650円くらいするのと、エレンに山盛りアイスをこの間買ってもらったばかりだったのでパス。
ほんと北欧はお財布に優しく無い・・・
帰りのバスは予約制ではなく早い者勝ちなので空いているか心配だったがスッカスカだった。
時間通りにやってきた運転手に予約画面を見せて乗り込む。
よくみると運転席の後ろにチャイルドシートが取り付けられていて、小さな女の子が座っていた。
親はどこにいるんだろうと思ったら、運転手の男性がその子の親だった。
誰かに預けることもできるし、希望すればこうして自分の子供を職場に連れて来ることもできるようになってるんだね。
選べるってのはとてもいいことだ。
またしてもノルウェーのいいところを発見。
好きだなぁこの国。
みんな優しいし、ほんとゆとりを感じる。
税金は高いけどその分医療や大学も無償だし、老後の年金も多いとウィリーが言っていた。
ノルウェーが好きだと言っていた。
うーん、すげぇなぁ。
・・・
・・
・
気がついたら寝てしまっていた。
起きたらバスターミナルに着いていた(;´∀`)
帰りもきっちり50分。
スタバンゲルの夜
宿に戻る途中でスーパーに寄ってお買い物。
- ポテチ:10(135円)
- 鯖トマト缶:13(175円)
- レーズンパン6個入り:39(520円)
合計で62クローネだが、昨日買ったペットボトルのデポジット代を返金してもらって2クローネ引いてもらったから60クローネ(800円)。
北欧は生活に欠かせないはずのパンも高い。
いいところなんだけど物価の高さだけはほんとキツい・・・
ポテチも安かったがこれは今日の目玉商品だったから。
通常価格だと倍以上した・・・
お買い物した後に宿に戻って歩いていると、
ちょっと荷物持ってて!
そう言ってAzuは公園にあった360度動く変わったブランコに飛び乗っていた。
普段そういうことしないタイプなのにきゃっきゃして遊んでいた。
楽しそうだったので押すのを手伝ってあげた。
エンジョイしていてなによりだ。
アラフォーのブランコ写真は自粛しておく。
16時前に宿に戻ってくることができた。
シャワーを浴びたら夕飯。
なんと・・・
・・
・
まさかの尾西のご飯ーーーーー!!!
と昨日買った青リンゴとさっき買ったポテチ。
日本から持ってきた非常食。
本当はデンマークにいるうちに食べてるはずが余っていたのでここで食べてしまうことに。
これめちゃくちゃ美味しいんですよ。
災害用に買っておいたのが賞味期限が迫っていたので一時帰国の時に持ってきたというわけ。
(まだまだ家に残っているけれど・・・)
ほんと美味しいので備蓄にマジでおすすめです。
お湯を入れて15分(水だと60分)で食べられる。
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スタバンゲル空港と市内の移動方法
食後は明日空港への移動をどうするか悩んだ。
空港シャトルだと20分で直通。
市バスだと乗り継ぎ1回(待ち時間30分)で1時間10分。
どう考えても空港シャトルなのだが、当然こっちのが高い。
空港シャトルだと1人169クローネ(2,263円)。
一方で市バスだと1人45クローネ(603円)。
2人だと3,300円くらい差が出る。
正直大きい・・・!
だが市バスの場合は確実に来るのか?というのがやはり不安なポイント。
なんせ我々のフライトは7時55分なので朝が早い。
バスが来ない、乗り間違えた、チケットが買えない、なんてトラブルがあったら致命傷になりかねない。
どうしたもんかと悩んでいる最中にとりあえずホストに明日朝早いということと、チェックアウト方法について確認するメッセージを送っておいた。
ホストからはすぐに返信が来て、小さな地方空港だから1時間前に空港に付けば大丈夫と教えてくれた。
ということは今の市バスプランだと2時間前に空港に着くように考えている。
万が一何かあっても次の便に乗れればリカバリーはできるかもしれない。
よし、市バス案で決まりだ。
ルートと時間はKolumbusという公式サイトで検索したので多分あってるはず。
こんな感じでちゃんと出発日時を指定して検索できるので安心だと思いたい。
他の海外のように情報が古いとかはこのノルウェーなら無い気がする。
スタバンゲルで市バスに乗りたい場合はこちらのサイトから検索可能。
なお、アプリもあるので何度も使う人はアプリの方が便利と思われる。
アプリならチケットをその場で買うことも出来るようなので。
シャトルバスならこちらのサイトから。
5時の市バスに乗るので3時50分に起きることにした。
Azuはハイキングの疲れか9時過ぎにベッドに倒れ込んだ。
僕はまだ調べたいことやブログを少しでも書こうと22時過ぎまで耐えたけど限界。
今日はフィヨルドを見ることができてよかった。
ノルウェーといえばサーモンとフィヨルドだろう。
ちなみにサーモンは食べそびれた(;´∀`)
まぁフィンランドでたくさん食べたしね。
フィヨルドは複雑な地形を形成しつつ、山と森と湖が混在していたのがよかった。
割と内陸部分にあるので海岸線沿いにもあればそっちも見てみたかったけどそれは次回の楽しみだな。
今回は金の問題もあるし、シェンゲンの問題もある。
長く留まることができないのだ。
なんせ我々はこの後スペインで巡礼が待っている。
40日前後かかるはずなのでシェンゲンの半分を使ってしまう。
我々はすでに一時帰国前にも北欧を旅行しているし、今回の分も含めるとシェンゲンの日数が不安になっている。
そんな訳で今回はとりあえずこれで脱出だ。
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明日はノルウェーを離れてイギリスに飛びます。
それでは!