【世界一周463日目】2024.8.4 ノルウェー リレサン 〜 スタバンゲル
気温:13度〜20度
歩数:16,563歩
1ノルウェークローネ=13.39円
今日の予定
- 今日はリレサンを離れてスタバンゲルの街へ
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別れの朝
今日は3泊したジョンの家を離れる日だ。
あっという間の3日間。
英語力には悩まされまくったが、勇気を出して飛び込んで見てよかった。
ノルウェー人の夏休みにお邪魔させてもらうなんて、こんな貴重な経験なかなかできないだろう。
7時に1階に降りた。
Good morinig〜♪
今日もエレンとウィリーは元気だ。
準備してくれた朝食とコーヒーをいただく。
相変わらず豪華な朝食。
今日はいつものラインナップに加えてmackerel(鯖)のトマトソース缶を開けてくれた。
これがまた美味い。
鯖がトマト味って日本だとあまり無いかもしれないがパンに塗って食べるとかなりイケる。
Azuが相当気に入っていた。
↓の画像にサバ缶は無いけど今朝も昨日の朝食のような雰囲気です。
食べ終わったら少しだけ庭を眺める。
ウィリーとエレンの自慢の庭。
こんな素敵な庭初めて見たよ。
これ以上の庭がある家に行くことは無いかもしれない。
それくらい素敵な庭だった。
北海の美しい景色、美味しいフルーツや野菜が成る庭。
冬は冬でとっても美しいんだろうな。
そう思ってエレンに冬の写真を持ってないか聞いてみたら、やっぱり持っていた。
少し雪が積もっていてやっぱり美しかった。
いいなノルウェー。
この自然豊かな街並みと、そこでスローライフを楽しんでいる人々。
ノルウェーという国とそこに住む人が好きになった。
食後は出かける準備をして7時45分に家を出た。
隣にあるクリスティアンサンという街に送ってもらえることになっている。
後部座席にバックパックを詰め込んだらポールスターに乗り込んだ。
可愛らしい住宅街を抜けたら高速道路へ。
その道路の様子を撮ろと助手席から前のめりになってスマホを構えた瞬間、
ブオオオオオオオ!
うわわわわ。
一気にGがかかってシートに押し戻されてしまった。
ハハハ!すごいだろ、この車は電気自動車なのに300万馬力もあるんだ。
ジョンのいたずらで思いっきりアクセルを踏み込まれたみたいだった。
馬力ってよく言うけど英語でもそのまんまで「horsepower」って言うのか・・・
自動運転機能なども搭載されていてかなりハイテクな車。
それがチャイニーズ ボルボことポールスター。
確か最高速度が100kmの道路。
道路沿いには湖があって、やっぱり沢山のボートが停泊していた。
25分ほどでクリスティアンサンの駅に到着。
ジョン〜、エレン〜。何から何までありがとう〜。
ジョン、エレンが幸せで健康でありますように。
2人とも元気に旅を続けるんだぞ。
また戻ってきて良いのよ。
2人とハグをしてお別れ。まぶしっ!
2人が乗った車が見えなくなるまでAzuと2人でブンブン手を振り続けた。
これで我々の北欧友達巡りが終了した。
旅の途中で出会ったデンマークに住むジョンとキトゥ、ノルウェーに住むウィリーとエレン。
別れ際に遊びにおいでとは言われていたが、まさか本当に家にお邪魔しにいくとは思わなかったな。
今回は飛び込んでみて大正解だった。
これもあちこち行きたいところに移動し続ける旅から変えたおかげでもある。
観光地巡りもいいけれど、こうしてその国に住む人の家にお世話になるのもまた素晴らしい経験になる。
彼らから教えてもらった「オープンマインド」という価値観を大事にしていかないとな。
列車はすでにプラットフォームに入線していた。
ドアには座席番号が書いてあるのでどのドアから入れば良いのかとてもわかりやすい。
中に入ってみるととても綺麗。
2−2配列。
車内を散策しに行ったAzuが言うには食堂車もあったらしい。
クリスティアンサン→スタバンゲル
3時間 299クローネ ENTUR社
チケットは事前にENTUR社の公式サイトから購入済み。
他にはFlixbusかVybussといったバスでも移動可能。
安さだけならFlixbusが安そうだったが時間が超微妙。
我々は価格と時間のバランスが良いENTUR社の鉄道をチョイス。
列車は予定通り9時5分に出発。
ここから3時間の電車旅の始まりだ。
座席も広い。
電車は快適そのもの。
Wi-Fiもあるし電源もある。
トイレも綺麗だ。
滞在中に全然書けなかったブログを書きながら過ごす。
窓からの景色はノルウェーには多くの湖があると教えてくれる。
海沿いを走るバスと異なり大陸内部を通る電車ならではの風景だ。
バスはバスで美しい海岸線が待っているんだろうけれど。
景色を見つつブログを書いて過ごす。
Azuはずっと寝ていた。
日本を出てからずっと移動しているか人の家にお世話になっているかでゆっくり休める日が無かったから無理も無い。
でも北欧は物価が高すぎるのでもう少しだけ急足で抜ける。
それまで頑張ろう。
電車はほぼ予定通り3時間後にスタバンゲルの駅に到着。
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フェリーチケットを探せ
スタバンゲルにやってきたのは「リーセフィヨルド」と呼ばれるフィヨルドと、そこにそびえ立つ断崖絶壁「プレーケストーレン」を見るためだ。
エレンとウィリーに会うという目的は達していたので物価の高い北欧をすぐに脱出するか悩んだが、せっかくなのでフィヨルドくらいは見て帰ることにした。
ということでまずはリーセフィヨルド行きのチケットを探す。
ほんとは荷物を置いてから探したいところだが今は12時なのに対してチェックインは16時からなのだ。
なのでまずはチケット探しを優先。
これまでは全ての荷物を持っている時は宿に行くことを優先していたがヨーロッパだし大丈夫だろう。
もちろん最低限の警戒はするけれど。
しかしこのリーセフィヨルドだが日本人はあまり行かないのか最近の情報がほとんどない。
2021年に行った人はフェリーとバスを乗り継いで行ったそうだが、港でフェリーとバスが組み合わさったチケットが買えると書いてった。
そのためまずは港に行ってみることにした。
駅を出て港方面に歩いていく。
駅に北欧で最大手のコーヒーチェーン「エスプレッソハウス」があった。
デンマークでも飲んだがもう一度飲みたいと思っていたのでチャンス!
が、やはりコーヒー1杯で1,000円弱するのはなかなか手が出ない。
なんせ今日も移動と宿代だけで2万円なのでね・・・
リレサンの街に観光客っぽい人がほとんどいなかったのだが、ここにはスーツケースを引いた観光客が沢山いる。
逆にバックパックを背負った人は全く見なかった。
バックパッカーが来る国じゃないんだろうな・・・
駅と港の間には旧市街のような雰囲気の良いエリアがあった。
やはりヨーロッパらしく石畳。
なんでヨーロッパの街はわざわざ石畳で作るんだろうか。
情緒的な感じなのかな。
中央駅からは20分ほどで港に到着。
相変わらず多くの船が停泊しており、中でくつろいでいる大人たちの姿が見えた。
大型のクルーズ船も発見。
こういうクルーズ船で旅行してみたいな。
なんて思ったけど南極クルーズしてたわ。
しかし港をうろうろしてもどこにもチケット売り場が見当たらない。
30分ほど探し回ったところで一旦諦めて昼食を食べることにした。
エレンが「朝食のパンを使ってランチを作って持って行きなさい」そう言ってくれたので朝作ったサンドイッチ。
1個はハム&チーズで、もう1個はトマトソースのサバ缶を挟んだもの。
どちらも美味しい。
クルーズ船の裕福そうなシニアの乗客たちが我々を見て微笑んでいた。
こんなところでアジア人のバックパッカーが手作りのサンドイッチを食べている。
どんな風に思われたんだろ。
優しい表情だったからバカにした感じとかは全然感じない。
むしろ「よくノルウェーに来たわね、いらっしゃい」みたいな感じの温かい視線だった。
確かにバックパッカー自体そう多く無いだろうし、アジア人ともなると尚更なのかもしれない。
食後は探すのを諦めてフリーのWi-Fiがあるオフィスを発見したので繋がせてもらった。
もちろん調べるのはリーセフィヨルドへのチケットについて。
日本語だと全然出てこないので英語で検索することにした。
英語だとフェリーを使う方法が全然出てこない。
もしかするともうフェリーは使っていないのかもしれない。
バスで乗り継ぎ無しで向かうチケットを取り扱う会社は発見。
- Go fjord社
- Pulpit Rock Tour
この2社が取り扱っているようだった。
1人分のチケットだとGo fjord社は476クローネ。
Pulpit Rock Tour社は470クローネとほぼ同じ。
だが、2人だとPulpit Rock Tour社の場合は割引される。
本当なら940クローネのところ705クローネで買うことができる。
複数人で購入するならPulpit Rock Tourの方がおすすめだ。
チケット購入ができるカウンターなどは無くオンライン限定のようだった。
それならば宿にチェックインした後にゆっくり予約すれば良いだろう。
この辺りの目星が付いたところでAzuがとある情報を発見。
最近海底トンネルが開通したおかげでフェリーに乗る必要がなくなってバスだけで直行できるようになったらしい。
どうりでフェリーの情報を探しても見つからないわけだ・・・(;´∀`)
忙しくてちゃんと調べなかったのだが、やっぱり調べておいた方がいいという教訓。
まぁヨーロッパならなんとかなるはず。(人気なミュージアムなんかは予約必須)
再び旧市街のような通りを抜けて駅方面へ向かう。
スーパーで今日の食材を買いたいのだがどこも閉まっている。
そう、今日は日曜日だったのである。
仕方ないので空いていた小さめ商店へ。
・・・高い気がする。
エレンとジョンと一緒に行ったスーパーではもう少し安かった気がする。
やっぱり大型スーパーは節約面では正義ということか。
ちょっとした野菜とパンにパスタを買ってお会計。
- ズッキーニ:25(335円)
- りんご3つ:26(350円)
- 玉ねぎ:8(110円)
- トマト2つ:12(160円)
- にんにく2つ:20(265円)
- パスタ500g:23(305円)
- ビスケット20(265円)
- 食パン750g:55(735円)
- エナドリ:20(265円)
- 鯖トマト缶2つ:29(390円)
合計で238クローネ(約3,190円)。
た、たかい・・・
お買い物したら宿へ。
今日の宿はエアビーだがホストは海外に行っており、「鍵は庭のテーブルの上にあるから勝手に入ってね。」とメッセージが先ほどWi-Fiに繋いだ時に来ていた。
なので早めにチェックインできることが判明。
15時前だったが鍵を使って侵入入室することができた。
小さな部屋
玄関のドアをくぐるとキッチンがあって、その近くにドアが6個ほどある作り。
うち2個はトイレ。
残りの4部屋を貸し出しているようだった。
我々の部屋はこんな感じ。
部屋もベッドも小さめ。
でもこれで1泊11,000円。
高い(;´∀`)
ノルウェーは食費も高いが宿代がぶち抜けて高い。
安宿が無く2人だとどうしても1万円を超えてしまう。
デンマーク最終日のようなテントなら安いのだが、そうそう近くにあるものでもない。
これが北欧に長期滞在できない理由だ。
もう少し早くから予約できればいいんだろうけれど。
高いけど清潔感はあってよし。
シャワーもキッチンも綺麗だった。
が、キッチンは北欧らしく食洗機システム。
ゲストは食洗機に突っ込んでスイッチを押さない。
洗い物がいつまでも洗われないのが気になった。
スタッフがいて定期的に押してくれるならいいんだけど。
夕食は麺つゆを使った和風パスタ。
今回は日本から乾燥唐辛子を持ってきてるので辛味もプラス。
最高に美味しかった。
夜は明日のプレーケストーレン行きのバスチケットを予約。
Go fjord社とPulpit Rock Tour社があるが2人以上で割引料金のある後者で予約。
後者の場合行きは時間指定、帰りは好きな時間のバスに乗れる仕組みになっていた。
我々は朝一の8時に駅前のバスターミナルから出発するものを予約した。
その後はノルウェーの後に向かうイギリスの宿について調べる。
いいかげん予約しないといけないのだがどこに泊まるか悩んでいる。
インスタのフォロワーの方がロンドン市内の住居に格安で泊まらせてくれるというオファーをくれていたのだが、今後のお財布事情を考えると少しでも節約しなければならなさそうなのでより安い田舎の宿を探している。
これがまたなかなか難しい。
なんせ長期間になるので下手なところを予約してしまうとずっと辛いのだ。
もう少し悩みつつ、それでも明日には予約しようと思う。
そういえば若くして夫婦で海外ノマドしているトムジェリー夫妻は半年だか前には予約していると言っていた気がする。
マジで長期滞在するなら早めがいいなと思った今日この頃。
まぁそんな先の予定は我々は組めないのだが・・・
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