【世界一周155日目】2023.09.06 トルコ イスタンブール
気温18度〜29度
歩数:12,304歩
1トルコリラ=5.5円
今日の予定
- イスタンブール散策その4
- デニズリへバスで移動する
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朝食
今日は19時のバスで次の街デニズリに行くのがメインタスク。
夜行バスなので日中も観光できるが、明日はさらにデニズリからギョレメという街にまたも夜行バスで移動する。
つまり二日連続夜行バスという強行スケジュールだ。
ということはしばらくシャワーが浴びれない。
そのためチェックアウトギリギリにシャワーを浴びて出かけることにしている。
なので11時のチェックアウトまでは時間がある。
久しぶりに8時まで寝てしまった。
- パン3個:42リラ(232円)
シンプルなパンが多いイスタンブールのパンの中で珍しくスポンジケーキがあった。
ドライフルーツ入りで美味しかったが、フルーツがとても少ない箇所を選ばれてしまっていたようだ(;´∀`)
クレジットカード問題
さてシャワーは10時ごろに浴びるとしてそれまでの1時間で明日のバスと2週間後の飛行機の予約を行う。
明日のバスはトルコ内のバスだからbiletall.comから、2週間後の飛行機はウズベキスタン航空から予約する。
が!
が!
が!
どちらもクレジットカードが弾かれてしまい決済できなかった・・・
アメックスゴールド→楽天プレミアムカード→三井住友ナンバーレスカードと3種類試してみたが全て使用できなかった。
んー。なんでだろう。
もちろん海外のサイトで使えないことがあるってのは知ってたし、過去にも経験があったんだけど、3枚全て、しかも両方のサイトで使えないってことは今後もかなりの確率で使えないんじゃないだろうか。
オーストリアの国鉄とか、FLIX BUSなんかは問題無く使えてるので完全に使えないわけじゃないんだけど・・・
ちょっとわからぬな。
VPNを使って日本からのアクセスにしてちょっと安心な感じにしてるんだけどな。
と言うことで結構困ってます(;´∀`)
明日のバスはもう現地でバス会社探して申し込むけど、航空券はわざわざ別のサイトで高い航空券を買わないといけないので結構ストレス。
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水出ない問題
クレカ問題で悶々としているとシャワー室から
mosa〜ヘルプミ〜
情けない声が聞こえてきた。
なんとシャンプーを流し始めたらシャワーが出なくなってしまったんだそう。
お湯が出ないとかじゃ無くて水そのものが出ない。
ホストに事情を説明すると、
修理会社呼ぶからちょっと待って
とのこと。
とりあえずすぐには直らなさそう。
勿体ないが買っておいたペットボトルの水で流した。
こうなるとmosariはシャワー無しだ。
せめて顔だけでも洗いたいのでホストに他の部屋でも使えないか聞いてみたら、
エリア全体で水が出ないんだ。おそらく1時間くらいで直るから待って欲しい。
でも僕らは11時にチェックアウトだよね?あと30分後だよ?
それは大丈夫。シャワーが直ったら部屋に知らせに行くから、その後シャワーを浴びてチェックアウトすればいい。
じゃあ12時くらいまでは使わせてくれるのね?
そういうことだ。
と言うことで水道が直るまで引き続き調べ物をすることになった。
Azuは
絶対すぐに直らないよ。1時間なんて信じられないなぁ。
と言っていたので12時まで待っても直らなかったら諦めてチェックアウトすることにした。
・・・
・・
・
1時間後に無事に水が出るようになった。
すんげぇ茶色いけどw
昨日まではもちろんクリアで、うがいくらいなら問題無く利用できていた。
が、これはちょっとキツイ。
シャワーは幾分マシのように見えたのでシャワーは浴びた。
一応直ったし、1時間ほどチェックアウトを伸ばしてくれたのでホストにお礼を言ってチェックアウトした。
レビューは100点付けておいてくれよな!
ホストはいい笑顔だった。(ちなみにブッキング.comは10点満点である)
イスタンブールの宿
- 施設名:Kaifa Otel
- 住所:MUHINE HATUN MAH. TAVASICEMESI SOK. NO. 74/1 FATIH/ISTANBUL,
- チェックイン時間: 12:00〜
- チェックアウト時間: 11:00(サイトには13時とあるけど11時)
- 部屋タイプ:ダブルルーム
- エアコン:有り
- 1泊(2台分):26.1ユーロ(4,117円)
3泊したので78.27ユーロ(12,353円)をお支払い。
ギリシャのメテオラに引き続きクレジットカードが使えた。
元々は別の宿を予約していたが水漏れが発生したからと言う理由でキャンセルされてしまったのだ。
チェックイン時に・・・(;´∀`)早く言えよ
そんなこんなで急遽予約したこのホテル。
とりあえずブッキング.comから予約して15分後に宿に突撃。
案の定部屋の準備はできていなかったが、荷物は預かってくれたし水もコーヒーも出してくれた。
あまり治安の良くないエリア・・と聞いていたが、治安が良くないと言うよりも割と貧しいローカルな方々が住んでるエリアって感じだった。
夜遅くまで地元の子供達が遊んでいたり、それを見守るお母さんがいたりと危険な感じはしなかった。
少し寂しいエリアなので不安になる気持ちはわかるし、不用意に夜1人で歩くのは辞めた方がいいとは思うが。
実際我々も初日はちょっと不安になったが、二日目からは慣れた。
近くには徒歩5分でクレカが使える規模のスーパーが2軒あるし、ロカンタと呼ばれる安めの食堂もある。
我々が毎日利用していたロカンタはこちら。
毎日メニューが少し変わるし、クレジットカードが使えるのがありがたい。
2人で食事だけだと150〜200リラ(825〜1,100円)くらい。飲み物別。
いつもお客さんが入っているから悪い店ではないはず。
味は普通に美味しかったですし。
観光の立地としてはアヤソフィアやブルーモスクまで歩いて20分ほどの立地。
ガラタ橋方面に行くトラムは「Beyazıt」駅が700mほど。
ただし急な上り坂なので15分弱かかると思ったほうが良いです。
バスターミナルからはM1AかM1Bを使って終点の「Yenıkapı駅」まで15分(終点なのでわかりやすい)。そこから徒歩20分ほどです。
多少駅から離れてますが十分徒歩圏内ですし、値段が個室の専用バスルーム付きで4,000円程度と悪くないのかなと。
値段を考えると十分満足です。
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部屋回り
部屋はダブルベッドが一つ。
テレビとエアコン、冷蔵庫にケトルがありました。
水は買ったほうがいいと言われました。
うがいくらいは問題無し。
お皿とフォークとグラスがあり、シンクもあったのでコンロもあればなぁ・・・と。
まぁロカンタが近いので食べる分には困りませんが。
部屋がちょっと暗めでしたが、これはどこの安宿も似たような感じ。
1個だけ気になったのが枕カバーとシーツ。
mosariは気づかなかったのですが、Azuが匂いと汚れを発見。
交換してもらいました。(全然問題ないじゃないか、とスタッフに言われたそうですが・・・w)
交換後は快適に寝ることができました。
水回り
水圧、湯量は問題無し。
排水がちょっと気になったかな。
全体的に綺麗。
タオルもフェイスタオル2枚、バスタオル2枚付いてました。交換は無し。
最終日に断水&水が濁るというアクシデントがありましたが、ホスト曰くエリア全体の問題と言っていたのでこの宿の問題ではない・・・としておきましょう。
総じて値段を考えるといい宿だったかなと思います。
似たような値段だと
汚い!
汚い!
汚い!
と言った口コミだらけだったので。
イスタンブールの安宿探しはかなり難しいと思いました。
その中では安めで綺麗な宿でした。
世の中金じゃ。
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昼食
12時にチェックアウトしたのでまずは昼食。
はい、もう一択。迷う必要無し。
トラムに乗ってガラタ橋を渡ります。
途中アヤソフィアの前の広場を通りましたが人多すぎてワロタw
ディズニーランドかよw
美味しい鯖サンドが食べたかったらここに来てください。
このお店です。
川沿いに発泡スチロールの屋台も出してますが、あちらはここで焼いた鯖を持って行き、屋台の炭火で温め直して提供しています。
こちらは作り置きせずに出来立てを提供してくれました。
本物が食べたかったらこちらが良いでしょう。
焦がし醤油とレモン、そしてエスニックなスパイス。
美味すぎて3日連続で食べてしまいました。
- 鯖サンド:1個90リラ(496円)
相変わらず優勝でした。
とりあえず美味しいサバサンドを食べたからFish Wrap(フィッシュラップ)を食べてください。
パンのやつより絶対美味しいと思います。(このラップ部分の焦がし醤油とスパイスが絶品)
長期旅行者が焦がし醤油+鯖の魅力に勝てる訳ないんですよ。
東西の交差点を感じる
3日間美味しい鯖サンドを作ってくれた青年にお礼と今日でお別れの旨を伝えてガラタ橋の脇にあるフェリー乗り場へ。
シングルチケットを買ってしまったが、イスタンブールカードが使えた(;´∀`)
- フェリー片道:1人30リラ(166円)
「Karaköy」から「Üsküdar」へ20分ほどの船旅だ。
20分ほどの間隔で出ているので値段も相待って気楽に船を楽しむことができる。
この船旅は非常に特別な路線だ。
だって「Karaköy」はヨーロッパ、「Üsküdar」はアジアだから。
船でヨーロッパとアジアを超えることができる。
よく県境で今は○○県、1歩踏み出したら△△県、うぇ〜い。
みたいなことやったことあると思うんですけど、これは大陸同士の話。地球規模の話なのだ。
いつだってこの海峡を渡ってみたいって思っていたんだ。
高まる鼓動、否応無しにワクワクが止まりません。
船はゆっくりとヨーロッパを離れます。
そしてガラタ橋を超えたら東西の交差点、ボスポラス海峡へと差し掛かります。
いま、憧れていたボスポラス海峡を渡ってアジアを目指している。
そう考えると震えが止まらなかった。
もう言葉に言葉にできない感情。
ただただずっと立ち尽くしてアジアを見つめていた。
東西の交差点であるイスタンブール、そしてトルコ。
深い。なんて深い街なんだ。
醸成されたヨーロッパを感じる街並みかと思えばアジアの熱気を感じるようなバザールや裏路地。
異なる文化が混ざったその街は多くの観光客を魅了している。
歴史あるモスクにAzuはずっと興奮しているし、東西の交差点という地球規模の特異点にmosariはロマンを感じ、魂が震えている。
徐々にアジアが近づいてきた。
今自分はヨーロッパにいるんだろうか、アジアにいるんだろうか。
そんなことを思っていたらあっという間に岸に着いてしまった。
5分くらいの船旅かと思ったら、20分も乗っていたことに驚いた。
船は接岸し多くの乗客を吐き出した。
来ました。アジアです。
ただいまアジア。
ここから多くの国を何個も超えたらお隣中国、韓国がある。
すげぇ話だよほんと。
感動してたらAzuは先に行ってしまった。
ロマンの無い奴め・・・
アジア地区散策
これがアジアの風か・・・
ヨーロッパ側と何一つ違いなど無いだろうが、何か違いを感じたくてそう呟いてみた。
当たり前だけど対岸にはヨーロッパ。
控えめに言って最高の船旅だった。
帰りは電車でサクッと帰るつもりだったのだがAzuにお願いして帰りも船を使うことにした。
電車と比べてお金も時間も倍かかるがどうしてももう一度乗りたかった。
港のすぐそばにはミフリマー・ スルタン・モスクがあった。
Azuのセンサーが反応したので入ってみることにした。
もうね、イスタンブールおかしいって。
他の街にあったら間違いなく街随一の観光スポットになるであろうモスクがあちらこちらにあるんだもん。
ステンドグラス美しすぎ(;´∀`)
そして天井はシンプルだが美しい白を基調とした装飾、白と薄い緑のアーチが素敵だった。
ちょうどお祈り時間だったので端で見学させてもらった。
熱心に額を床につけて神に祈る人もいれば、いびきをかいて寝ている人、スマホでゲームしている人など様々だった。
少し緩い人が集まるモスクなのだろうか。
女性は入れず、女性専用のプレイルームがあった。
こうまでして男性と女性を分ける理由がまだ僕にはわからなかった。
フィリピン留学中にサウジアラビア人のファリスは同じムスリムの女性を見ないようにしていた。
だって俺は彼女をリスペクトしているから。
そう言っていた。
この令和の時代には全く受け入れられないであろう男性と女性の間にある大きな隔たり。
それでもイスラム教は世界中に信者がいる。19億人はいるそうだ。
まだ僕はわからない。
勉強しないとな。
Azuイスラム教徒Ver。
似合ってて可愛かった。
次のモスクはこちら「Yeni Valide Mosque」。
が、こちらは巻き布の貸し出しをして無さそうだったので入ることができなかった。残念。
そのまま海峡沿いの遊歩道を歩くことにした。
風が強いが、アジアの風と思うと実に心地がよかった。
対岸を見つめながら、
あれがヨーロッパ大陸か。
子供の頃に童話で見た舞台が目の前にあるんだ。
そんなこと俺も言って見てぇ・・・
世界一周するなら絶対西周りでアジアからボスポラス海峡を目指すのがおすすめ。ロマンしかない。
我々はヨーロッパから東回りの変則的な♾️回りです。
7月に再出発してる関係で夏をアジアでは無く、ヨーロッパで過ごしたかったから。
おかげでオンシーズンの高さに色々やられたけど 笑
暑すぎず、寒すぎず快適な気候をできる限り追いかけた渾身のルートでもあるからいいんだけど。
遊歩道では薔薇を売っている人がいた。
どんなキザな男が買うんだろうと思っていたら自撮り女子たちの多くが買っていた。
ボスポラス海峡をバックに薔薇を一輪持ってポーズを決める。
今やそういうものに需要があるのか。
勉強になります。
適当にプラプラ歩いて再び船でヨーロッパに戻ります。
帰りもフェリーで。
Azuは風が強すぎると言って船内に。
mosariは屋上のデッキで東西の交差点の風を楽しんでいた。
途中で隣にいたおじさんから話しかけられた。
トルコトルコケバブケバブ!
おートルコ語ですか。
すいませんトルコ語はわかりませんと言うと
おぉ、ツーリストか、どこから来たんだい?
と、英語で返してくれた。
えっ、ちょっと待って。英語喋れるじゃん。なんで最初トルコ語だったん?俺トルコ人に見えたか?
中国人と韓国人にはよく間違えられるがトルコ人とは驚いた。
おじさんはトルコ南部のアンタルヤに住んでいるそうだ。
アンタルヤにはフィリピン留学中に出会ったロシア人のアレックスが移住すると言っていた地だ。
会う予定だったんだけど連絡付かなくなっちゃったんだよな(;´∀`)元気にしてるといいけど
船は再びヨーロッパ側へ。
多くのモスクがお出迎えしてくれる。
アジアを横断してきて船からこの風景を見た旅人はどう思うんだろうな。
本当に絶景すぎる。
ここからヨーロッパが始まると思うと卒倒しそうだな。
夕食
ここからトラムに乗って近くの駅から宿の方へ歩いていく。
イスタンブールは車が入れない道や、細い路地が多いので物流のラストワンマイルは人力であることが多いようだ。
今日も多くの力車が道に溢れていた。
明日のパンを買いつつ、夕食はいつものロカンタへ。
- 肉とナスの炒め物:60リラ(330円)
- チキンのトマト煮:45リラ(248円)
- スープ:20リラ(110円)
- ケチャップライス:20リラ(110円)
- ライス:20リラ(110円)
165リラ(909円)だ。
最初は175リラと提示された。
なんか高いと思ったら勝手にパン代を入れられていた。
危ない危ない。
食後は宿に荷物を取りに行ってバスターミナルに向かった。
3泊したイスタンブールとも今日でお別れだ。
早朝に到着しているから丸4日間あった。
全然足りないな。
イスタンブールは最低でも1週間は必要だな。
好きな人なら1ヶ月くらい全然ハマれそうだ。
でも一番やりたいことはやれたかな。
本当に深い街、イスタンブール。
バス無くなった問題
地下鉄を使って再びバスターミナルにやってきた。
チケットは19時発のものを昨日買っている。
18時半にはカウンターに来るように言われていた。
今はまだ18時。ちょっと早いけどカウンターへ。
場所は27番。
チケットを買ったオフィスとは別の場所。
購入時に当日は27番に行くように言われていたのだ。
こういうのがあるからバスターミナルで買うとわかりやすい。
中に入ってチケットを見せる。
マダムが何か言っている。
トルコトルコケバブケバブ!
トルコ語なのでマジで何一つわからない。
これはどうしようもないのでWIFIパスワードを教えてもらってネットワークに繋いだ。
もちろんGoogle翻訳を使うためだ。
マイクモードをONにして喋れば翻訳してくれるまさにドラえもんの道具見たいなやつだ。
彼女に喋ってもらうとGoogleさんが翻訳してくれる。画面に表示されたのは。
19時のバスはキャンセルされました。
なんでやねん(;´∀`)
今日は散々だな。
水は出ないし、クレカ弾かれて決済できないし、今度は事前に買っておいたバスも無くなった。
色々考えてもこれだもんな。
トルコむずかしいなぁ。
■azuのInstagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
azuも頑張ってポストしてるのでぜひフォローといいね、コメントくださいまし。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明後日にはギョレメという街の宿を予約してしまっているので、なんとしても今日中に移動したいのだが・・・
それでは!