皆様こんにちは。
国際線の予約してますか?
国際線の予約時に気になるのが燃油サーチャージですよね。
せっかくお得な航空券を見つけたのに決済画面に進んだらサーチャージが加算されてがっかりした経験があると思います。
そんな旅行者泣かせの燃油サーチャージですがコロナで世界的な原油需要が下がったことで無料が続いています。
そして2021年4月と5月も無料が発表されてついに1年間も無料の期間が続くこととなりました。
まだまだ落ち着いたとは言えないので2021年中の旅行は難しいかもしれませんが、2022年のGWとかは期待してしまいますよね。流石にその辺には落ち着いていると思いたい・・!
国際線はだいたい360日前から予約できるのでこれで2022年のGW期間も燃油サーチャージ無しで発券できますね。
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燃油サーチャージの変更
今回の発表で1年とおして燃油サーチャージが無料ということになりました。
現在の2021年2月3月のテーブルは「適用無し」です。
2020年の4月と5月までは「ゾーンC」だったのですが、コロナの影響で6月に一気に3段階も引き下げられ、そこから「適用無し」が続いています。
ゾーンA | ゾーンB | ゾーンC | ゾーンD | ゾーンE | |
韓国・極東ロシア | 400円 | 600円 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 7,000円 | 9,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 13,000円 | 17,000円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,000円 | 8,000円 | 12,000円 | 17,000円 | 22,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 7,000円 | 14,000円 | 21,000円 | 28,000円 | 35,000円 |
※往復分、片道の場合は半分
「ゾーンC」の頃と比べると欧州や北米に飛んだ時に往復で21,000円も差が出ています。
2019年の年末はゾーンEでその時はなんと35,000円も・・・ひぃぃい。
今回発表されたJALとANAのリリースページはこちら。
JALはすっかり見慣れた「適用されません」の表記。
ANAも「適用なし」。
うーん、ありがたい。
特典航空券の場合
マイルを使った特典航空券でも燃油サーチャージを徴収されるエアラインがほとんどです。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券をご利用の場合にも、同額を適用いたします。
https://www.jal.co.jp/inter/fare/fuel/detail.html
↑はJALの例ですが、規約にもちゃんと記載されています。
マイルを使った特典航空券は運賃はタダでも諸税と燃油サーチャージは別でかかることがほとんど。
諸税はイギリス発とかじゃなければそこまで高くないですが、燃油サーチャージはゾーンによっては35,000円とかかかってしまう可能性があります。
そうなるとすごく損した気分になるんですよね。
中東の航空会社なんかは燃油サーチャージに寛大な傾向があります。
mosariも以前エミレーツやカタールで燃油サーチャージが不要で特典航空券を発券できたのでお得感が高かったです。
JALやANAだとかかるのにエミレーツやカタールだとかからないような時があるので中東のエアライン大好き。
しかし今は日系でも燃油サーチャージを気にせず諸税だけで発券できるのでマイルが溜まっている人は気軽に予約するチャンス。
日系の特典航空券は変更やキャンセルにすごく寛大ですからね。JALなんて最悪3,100円払えば払い戻し可能ですからね。最高。
海外旅行は最短で夏以降に解禁するように政府は動いています。
まぁ年末からコロナが一気に活発化しているので遠のいた感があります。
オリンピックができるかどうか、ワクチンの効果が出てくるかが変動要素ですね。
mosariは10月に予約が1本ありますがこれは最悪ドブに捨てても構いません。
ビジネスクラスだけどマイルの有効期限が切れてしまったのでどうしようもない・・・!
新規で発券した年末の予約だけは絶対に行きたい・・・!!
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燃油サーチャージ変更時期
燃油サーチャージはシンガポールケロシンという燃油取引価格の平均額に基づいて設定されています。
コロナ発生以降世界的な原油需要の減少に伴い大幅に下落した状態が続いており、シンガポールケロシンも影響を受けて燃油サーチャージ無料となっています。
シンガポールケロシンに影響を与える原油価格ベースの話ですが、年始に1バレル=60ドルだったのが3月〜4月にかけて1バレル=20ドルと3分の1になってしまいました。
が、5月から少しずつ回復し、1バレル=40ドル付近をウロウロしていましたが2021年に入ってから50ドルくらいまで回復しており、2月15日には60ドルに達しています。このままだと次回は「ゾーンA」になるかもしれませんね。
なお、シンガポールケロシンはリアルタイムにサーチャージに適用されるわけではなく、JALとANAは年間2ヶ月ずつの6つの期間を設定しており、それぞれ対応する集計期間中の平均額に基づいて決定しています。
燃油サーチャージの適応期間と、集計期間、発表時期の関係はこのとおり。
適応期間 | 集計期間 | 発表時期 |
4月〜5月 | 12月〜1月の平均 | 2月中旬頃 |
6月〜7月 | 2月〜3月の平均 | 4月中旬頃 |
8月〜9月 | 4月〜5月の平均 | 6月中旬頃 |
10月〜11月 | 6月〜7月の平均 | 8月中旬頃 |
12月〜1月 | 8月〜9月の平均 | 10月中旬頃 |
2月〜3月 | 10月〜11月の平均 | 12月中旬頃 |
今回発表があったのは1番目の4月〜5月発券分になります。
なので12月〜1月のシンガポールケロシンの取引価格の平均を元に計算されています。
次回の2月〜3月の平均額をもとに算出される6月〜7月発券分あたりからは影響がでる可能性が高いです。
また、燃油サーチャージが適応されるのは発券時であり搭乗時ではありませんので燃油サーチャージが0のうちに発券したほうがお得になります。
ただし、今後燃油サーチャージが復活した後に発券済みの旅程を変更する場合は注意が必要です。
変更時に燃油サーチャージや諸税に変更があった場合は再計算されるためです。
仮に予約変更時に燃油サーチャージが「ゾーンC」になっていた場合、欧州路線だと往復で21,000円追加で徴収されることになります。
既に予約を持っている場合は燃油サーチャージの切り替えタイミングを意識しておくことで無駄な費用を抑えることができますよ。
幸い5月末までは無料が決まっているので慌てる必要が無いのはありがたいことです。
過去の推移
時期 | ゾーン | 参考(欧州行き) |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
2019/6〜7月 | C | 21,000円 |
2019/8〜9月 | D | 28,000円 |
2019/10〜11月 | C | 21,000円 |
2019/12〜1月 | C | 21,000円 |
2020/2〜3月 | C | 21,000円 |
2020/4〜5月 | C | 21,000円 |
2020/6〜7月 | 無し | 0円 |
2020/8〜9月 | 無し | 0円 |
2020/10〜11月 | 無し | 0円 |
2020/12〜1月 | 無し | 0円 |
2021/2〜3月 | 無し | 0円 |
2021/4〜5月 | 無し | 0円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
2016年は燃油サーチャージは無しでしたが、2017年からじわじわと上昇し、2020年5月まで常に必要な状態が続いていました。
ゾーンC以上が当たり前って感じで辛い時代が続いていましたが、2020年6月〜7月分から一気に3ランクダウンして無料になったまま、今回も継続が決定しています。
コロナが落ち着くのか見えていないので焦って発券せずに済むのはありがたいですよね。
と言っても我が家は予約無しの日々は辛いので何個か予約を持っているのですが(;´∀`)
キャンセルや変更が容易な特典航空券はホントコロナ禍での予約に強いと思います。
マイルを貯めるなら今はこのクレジットカードがおすすめ↓。
それでは!
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