皆様こんにちは。
梅雨入りしちゃいましたね。冬にコロナがざわつき始めたかと思えばあっという間に夏が近づいています。
コロナによって閉ざされた世界が再び開かれることを楽しみにしていますが、闇雲に再開してしまっては再度混乱が起こる可能性が高いのはわかります。
わかりますが、カンボジアが非常に厳しい入国ルールを発表しました。
コロナが広がると経済が麻痺する恐怖を世界中の国が嫌というほど味わったので仕方ない部分も有るとは思いますが、中々にエグいので紹介。
カンボジアのニュースメディア、クメールタイムスより。
Khmer Times | Tourism and aviation gravely threatened by new requirements
He instructed the Health Ministry to discuss with relevant banks the possibility of setting up offices at airport for foreigners to pay a $3,000 deposit.
The Health Ministry said in a statement that a foreigner will have to pay $5 for a single trip between the airport and the waiting centre, $100 for a COVID-19 test, $30 for a day’s stay at a hotel or at a waiting centre while waiting for the test results and $30 for three meals during their wait.
It added that if any passenger tests positive for COVID-19, those on the same flight will be quarantined for 14 days and each will be required to pay $100 for one test and $84 dollars a day to pay for the stay in a hotel or quarantine facility, meals, laundry, sanitary services, doctors and security services.
According to the statement, each COVID-19 positive patient will be required to pay $100 per test [maximum four tests] and $225 a day for the hospital room, medical treatment, meals, laundry and sanitary services. It added that in case of death, the cremation service charge is $1,500.To date Cambodia has 126 Coronavirus cases, most of which were imported.
内容を抜粋して紹介したいと思います。
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デポジットで30万円
すごいですよね。
入国するにあたって3,000ドルをデポジットでカンボジア政府に預けなければいけません。1ドル=108円だとすると324,000円ですね。
デポジットなので何も無ければ返金されますが為替の手数料分は無くなることでしょう(;´∀`)
そんな高額なデポジット何に使うの?ってところですが、コロナ対策の費用をちゃんと入国者に払ってもらいましょう。という意味です。
確かに国が負担するのもおかしな話ではあるのですがちょっと金額が笑えない・・・
- 空港から検査センターまでの交通費が5ドル
- PCR検査料が100ドル
- 検査結果が出るまでの宿泊費が1泊30ドル
- 1日3回の食事代が30ドル
同国は入国時にPCR検査が義務付けられているので、ここまでは入国者全員が支払う費用になります。
何日で結果が出るかはちょっと読み取れませんでしたが、韓国のドライブスルー方式だと1日〜2日で検査結果が出ていたはずです。
1日で結果が出るとすれば合計で165ドルですね。
ざっと日本円で17,820円。格安旅行スタイルの場合は痛い出費ですね。
続いて、検査結果が陽性だった場合です。つまり感染していた場合。
- 入院費として1日あたり225ドル
- PCR検査料が1回100ドル(最大4回の検査
これも何日で退院できるかわかりませんが10日間だった場合は検査4回含んで2,650ドル。286,200円ですね。
まぁ入院すれば海外旅行保険が使えるでしょうから本人が負担することは無いでしょうけれど。
海外旅行保険未加入での渡航はカンボジアじゃなくてもダメゼッタイ!(クレジットカードの付帯保険などがあればOK)
んで、もうひとつヤバいパターンがあります。
同乗者が陽性でも隔離
これですよ。これがヤバい。
自分が陰性でも機内にひとりでも陽性がいた場合は同乗者全員が14日の隔離措置を取られてしまいます。
確かに言っていることはわかります。
機内でひとり陽性反応があれば、機内で感染が広まった可能性がありますからね。
14日も休みが取れる日本人は稀ですよね。元々14日以下の滞在予定が強制的に14日間隔離されてしまいます。
連休でちょっと遊びに行ったつもりが14日間帰れず会社に多大な迷惑をかける・・・なんて事態もありえます。
- PCR検査料が1回100ドル
- ホテルまたは検疫センターの滞在費1日84ドル
滞在費には施設利用料、食事、ランドリー、医療、セキュリティサービスなどが含まれるみたいです。
14日間の滞在費にPCR検査を2回したとすると1,376ドル。148,608円ですね。死ねる。
病気になったわけではないので海外旅行保険が使えるかというと微妙な気がします。あくまで隔離ですからね・・・PCR検査代くらいは出るかも知れませんが。
今後はこういった隔離の場合に海外旅行保険が適用されるかどうかは非常に重要なポイントになっていくでしょう。
例えば損保ジャパンの海外旅行保険の支払い条件にはこのように記載されています。
- 責任期間中に発病して、責任期間終了後72時間以内に治療を開始した場合
- 責任期間中に感染して、責任期間終了後72時間以内に発病および治療を開始した場合
- 責任期間中に新型コロナウイルスに感染し、責任期間が終了したその日から30日以内に治療を開始した場合(※)
損保ジャパン | 新型コロナウイルスに関する海外旅行保険等の取扱いについて
赤字にしていますが、治療費の支払いは「発病」、「感染」が条件になっています。
そのまま受け取ると隔離で生じた費用は支払われないでしょう。
カンボジア以外でも隔離措置を強要する国もありますので、そういった場合に費用が自己負担でも大丈夫か?というのはよく調べておいた方がいいでしょう。日本だと費用は多分国持ちっぽいですが、旅行者に負担させる国もあるでしょう。
10万円の旅行のつもりが隔離措置代金で20万円追加でかかりました・・なんて笑えないorz
行き先の隔離に関する対応、そしてご自身の海外旅行保険がそういったケースでも支払われるか、なんてことはよく調べておきましょう。
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死んだ場合
もしカンボジア国内でそのまま死んでしまった場合、
- 火葬代1,500ドル
となっており、162,000円かかります。
うーん高い。
このケースなら間違いなく海外旅行保険の死亡保険が使えるので本人負担はありませんが、こういった費用などのデポジットとして入国時に3,000ドルが必要になるようです。
最後に
いやー入国時にデポジットとはびっくりしました。
今はカンボジアだけですが、真似する国も出てくるでしょうね・・・
隔離=滞在費がかかるわけなので、海外旅行保険の穴になっている気がするので、皆さん今後は旅行検討時、旅行前に気をつけて調べておきましょう。
今後の海外旅行を計画する場合に絶対に確認しておきたいポイントはこちら。
入国時にPCR検査の陰性証明証を求めるような国もあるので、事前に調べておかないと入国拒否されてしまいますので、情報収集は欠かせません。
なんだか11月のカタール旅行も難しい気がしてきたなぁ。
カタールは現在外国人の入国者を認めていません。在住者の場合はPCR検査と隔離が条件です。
国内では今も1日1,000人超えの感染者数が出ているみたいです。合計で約75,000人。
カタールにある在日大使館によると国民に求めている対応はこんな感じらしいです。
- コロナウイルス対策関連アプリケーションのインストール
如何なる理由の外出であろうとも,アプリケーション「EHTERAZ」をインストールした
スマートフォンを所持すること。この措置は,5 月 22 日から開始となり,追って通知され
るまで継続する。- 外出時のマスク着用
如何なる理由の外出であっても,外出時はマスク着用をすること。この措置は 5 月 17 日
から開始され,追って通知されるまで継続する。- 乗車人員制限
車両には 2 名を超えて乗車させない。この措置は,5 月 19 日から開始され,追って通知
されるまで継続する。ただし以下の場合は 3 名までの乗車が認められる。
・タクシー,リムジンでの移動
・家族の運転手が運転する私用車での移動
(例外)救急車,保健省の車両,軍・治安当局の車両。バスは乗車人員を半減させる。- スポーツ
スポーツ活動は,集会を避け,マスクを着用し,安全な間隔を保持するという安全対策を
講じた上で,住宅地周辺の地域で行うこと。- 店舗の営業
5 月 20 日から 5 月 30 日までの間,食料品販売店,ケータリング店,薬局,デリバリー
を提供しているレストランを除く店舗の閉鎖と全商業活動を停止。本決定から除外される
他活動は,商業工業省が決定(当館注釈:商業工業省はツィッターで詳細を説明。
仮に行けたとしても街歩きよりはリゾートを選んでビーチでまったりするほうがいいのかなぁ。。。
どうなんでしょうね。コロナ後の海外旅行って。
まぁたまにはリゾートもいいかな。行ければどっちでもいいか。
モルディブ楽しかったし。
ハネムーンだったのでドレス持っていったんですよね。
早く海外旅行に行きたいぞー!
おー!
それでは!
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