【世界一周173日目】2023.09.24 キルギスタン アルティンアラシャン
気温:とても寒い
歩数:10,000歩程度
1ソム=1.67円
今日の予定
- アルティンアラシャンで過ごす1日
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寒すぎる朝
昨日はアルティンアラシャンへのハイキング疲れもあり秒で夢の中に入ってしまった。
今日は更に山奥にあるというアラコル湖にいく予定だった。
が、昨日アラコル湖に行ったというハイカーに聞いたら、
pretty hard(けっこう厳しい)
と言うことだった。
すっかり雪に覆われてしまっており専用の装備が必要とのこと。
聞けばここからさらに1000m登るそうだ。ほぼ富士山と同じ標高じゃないか・・・
もちろんそんなところに無理していくつもりはさらさら無いので雪が見れたらいいな、くらいのつもりで行けるところまで行ってみることにしていた。
7時半に起きてベッドから出て寒さに驚いた。
暖房は夜中には切れてしまうようで部屋の中もかなり冷えていた。
おそらく外気温は氷点下だ。
8時に朝食を食べに外へ出た。
目の前に飛び込んでくる絶景につい
なんてすごいところにいるんだろう・・・
と、1人呟いてしまった。
すでに朝日は昇っていたが山に囲まれたアルティンアラシャンは山頂の一部が照らされるくらいで地上はまだまだ日陰だった。
地面には霜が降りており、水たまりには氷が張っていた。
震えながら温泉で顔を洗う。
何故なら水道が凍ってしまい水が出ないから。
トイレも流せないのでドアには鍵がかかっていた。(外にあるボットンは利用可能)
顔を洗ったら朝食会場へ。
朝食会場にも暖房は無く調理している熱気だけが頼りだ。
が、外気温がイカれてるのでマジで寒い。
朝食はパンやチーズ、ハムにバター、きゅうりにトマト。
蕎麦の実を茹でた?ものと目玉焼き。
チャイが最高に暖かい。
寒いのでついつい飲みすぎてしまう。
食事を終えると太陽が地面を照らしており、最高に牧歌的な朝の風景を満喫することができた。
山とユルトと馬(と煙突から伸びる煙)。
この組み合わせに浪漫を感じられずにはいられない。
プチハイキング
食後は行けるところまでアラコル湖方面まで散策。
道的には川の反対側を渡っても行けるようだったのでそちらを選択。
おっしゃー今日もがんばるぞー!
が、いきなり道がぬかるんでいてとても歩けそうに無かった。
開始5分で引き返す 笑
再び橋を渡って元いた方へ。
道なき草原を歩いていく。
歩き始めはまだまだ寒かった。
小川が無数流れており、落ちないように飛び石を渡る。
ぬかるんでいるところも多いので歩きやすいところを選んで歩く。
こっちの道の方がええな
歩き慣れているMituさんを先頭にして気をつけて進んでいく。
牛にも注意だ。(もちろん何もしてこないが)
1時間ほど歩いて休憩。
日が昇るに連れて霜や氷が溶けて歩ける道がどんどん少なくなっていった。
Azuはこの川がだいぶ気に入ったようでよく眺めていた。
水に気をつけながら進む。
んだけど、気がつけばどっちに行っても泥でぐしゃぐしゃの道しかないところに出てしまった。
このまま行ってもそのうち誰かが転んで泥まみれになること必至。
無理せず引き返すことにした。
が、氷や霜が溶けて行きは大丈夫だった道も通れなくなっていたり、どこを通ったかわからなくなっていた。
泥を避けるように川沿いの道を進む。
川に落ちないように気をつけながら進む。
Mituさんが歩けそうな石をチョイスして進む。
後ろのメンバーもそれに続いて慎重に進んでいたのだが・・・
yumikoちゃんがバランスを崩してしまい左足を踏み外してしまった。
大事には至らなかったんだけど、左足を石に打ってしまったのと左足がびしょ濡れになってしまった。
その時の悲鳴と音に気を取られたNobuさんも同じように片足を川に突っ込んでしまった。
足元が濡れてしまっては寒いだろうし何より靴の中が気持ち悪いだろう。
だがNobuさんは
ズボンの泥が落ちて綺麗になりましたよ。実は靴は昨日から浸水していたんですよ。
気にしていないようだった。って言うか昨日から濡れてたのか・・・
yumikoちゃんの荷物を担いで足早に宿へ向かう。
だがその素晴らしい景色に何度も振り返ってしまう。
宿に戻ったら女性陣はそのまま温泉へ。
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贅沢な時間の使い方
13時に昼食をお願いしていたので女性陣が温泉から出たらお昼。
600ソム(1,000円)。
プロフとボルシチにパン。
疲れて冷えた身体にボルシチが上手いのなんのって。
マジでここのご飯は美味しい。
やはり寒さからチャイを飲みまくってしまった。
食後は男性陣も温泉に入ることにしたのだが、Mituさんはどうしても雪が見たかったようで再び歩きに行った。
Nobuさんと2人で温泉を楽しんだ。
昼間に入る温泉、しかも運動後。
気持ちよくないわけが無い。
本当に贅沢な時間の使い方。
こんなに気持ちがいいのにどうして海外には温泉や銭湯と言った文化が無いのだろうか。
ハンガリーくらいしか知らないな。
風呂の中ではこの後どこへ向かうのか、旅の話をしていた。
Nobuさんは転職の合間の1ヶ月間の旅。
我々夫婦やyumikoちゃん、Mituさんは半年以上の長期旅。
Nobuさんは長期の旅に出たく無いんすか?
そりゃもちろん出たいですよ!
Nobuさんもいつか世界一周に旅立つのかもしれないな。
30分ほど話に花を咲かせて部屋に戻った。
午後の予定は無かったのでビールがあったら飲むことに。
オーナーに聞いてみたら1Lのビールが250ソム(417円)で売っていた。
地上で買うのと2倍くらい。
まぁ山の中だからね。
mosariさん外で飲みます?それとも寒いから中にします?
絶景を見ながら外で飲もう。寒くなったら中入ろうか。
と、いうことで。
旅にかんぱーい!
風呂上がりに素晴らしい景色を見ながら飲むビールは実に最高だった。
我々は日本の誰よりも美味しいビールを飲んでますね。
間違いない。最高に贅沢ですね。
1Lあったビールは一瞬で無くなってしまった。
部屋に戻った後は昼寝。
・・・
・・
・
夕方にMituさんが戻ってきた。
全然あかんかったですわ。
やはり泥に阻まれて雪まではいけなかったそうだが、ここからでは見れない景色を見れたようで楽しそうだった。
本当に元気な人だな。
今日の夕食は持ってきたラーメンを食べた。
我々夫婦とyumikoちゃんは節約のためにカップ麺とサバ缶、りんご。
お湯はホストに言えばいただける。
NobuさんとMituさんは宿で夕食をお願いしていた。
食後は部屋で皆で談笑。
趣味の話だったり前職の仕事だったり。
たいてい話題には向き不向きがあるものだがNobuさんはどんな話題でも対応できる超幅広い知識の持ち主だったことが判明。
スルメみたいに噛めば噛むほど味の出る人だった。
そろそろ寝ようかと女性陣が部屋に戻った後に今日はまだ星を見ていないことに気がついた。
男性陣で外に出ておっさん3人で星空を眺めるという地獄みたいなシチュエーションだったが、そんなことどうでもよくなるくらいの星空が広がっていた。
昨日よりも見てる時間が遅いからか星座の位置が変わっていた。
そんなことがわかる程度には魅入っていたらしい。
身体が冷え切る前に部屋に戻って電気を消した。
今日もいい1日だった。
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明日は下山です。
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