モアルボラルのシュノーケルとボラれた男　英語でクレームだ！　フィリピン【世界一周69~70日目】

【世界一周69~70日目】2023.06.09~10　フィリピン　セブ

1フィリピンペソ＝2.49円

トピックス

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• モアルボアルでシュノーケリング

人生初の英語でクレーム！がんばれmosari！

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6月9日の授業

日中の授業はいつも通りの6コマ。

今週からプロナウンスエイション（発音）の授業が始まりましたが、とにかく難しい。

「L」と「R」、「F」と「V」。

ちょっと意識するととたんにテキストが読めなくなります。

舌と口の形があまりに馴染みが無く・・・

グーグル翻訳にマイクモードがあるのでそちらに向かって発音すると、Googleが何と解釈するかで正しい発音ができているか客観的にチェックできます。

例えばmosariが「Run」と発音すると・・・

Runと発音しているつもりが、

「Wrong」

なんで(；´∀｀)

もちろんポリーン先生がやると当然のように画面には「Run」の文字が・・・

いやぁ発音めちゃめちゃな自覚はありましたがここまで酷いとは・・・

残り1ヶ月でどこまで矯正できるやら。。

課題は山積みです。

今週は卒業生がいないので、卒業式は無し。

屋上で軽く飲んでおしまい。

誰かが星が綺麗ですね、と言ったが、自分には綺麗には見えなかった。

マクタン島は田舎だけどリゾート地でもあるので意外と夜も明るいからだろうか。

いや、きっと留学も残り1ヶ月を切ってちょっと焦ってたりするのかな。

たぶん心の持ちようで世界の見え方は変わってくるんだろうな。

ポジティブに生きれば世界は美しいし、ネガティブに生きたらきっと世界は灰色だ。

夜ルームメイトのK君と英語を話す機会を増やす必要があるという話をした。

K君、俺ら全然喋れんなぁ。

そうっすね。俺この間先生にその話したら部屋では英語使ってるのか聞かれて、使ってないって言ったら、使ったほうがいいって言われたっすわ。

あー、それな。俺もちょっと気になってたんだよね。せっかくだし会話量増やすためにEOP1回やってみようか。

うす。

そこで我がルームに「EOP(English Only Policy)」の導入が決まりました。

イングリッシュ　オンリー　ポリシー

その名の通り日本語禁止。英語のみ。

会話は減るかもしれませんが、とりあえずやってみようと。

部屋に戻るとW君もいたので、EOPの導入が決定したと欠席裁判的に伝えますw

W君、我がルームにEOPの導入が決定した。

えー、まじっすか。。。絶対会話減りますよ。

まじまじ。日が変わったらね。後30分だけ日本語が喋れるよ。ベランダはセーフ。トイレはアウト。

トイレで会話しなく無いすかw

もともと外国籍の人とルームメイトになるつもりで来ていたからね。

これでいいんだろう。

とりあえずやってみます。

6月10日はアクティビティ

今日はアクティビティでモアルボアルというビーチに行きます。

元々は他の生徒たちがアクティビティの参加を募っており、そちらには不参加の予定でした。

なぜなら先月行ってるから。

ジンベイザメと秘境のカワサンの滝に癒されまくる　フィリピン【世界一周36日目】

2023年5月10日

ジンベエザメウォッチングとカワサン滝でのキャニオニングですね。

が、台風のせいで水量が増えてるらしくツアーが中止に。

そこで別のツアーに変更、まだ行ったことがないツアーだったので混ざることになりました。

朝6時に出発です。

そのため5時過ぎにW君と起床。不参加のK君はまだ寝ています。

mosaさんおはようございます。

いきなりEOPを破るW君。

まぁ準備に忙しいのでとりあえずスルー。

2人で準備してロビーへ。

5時55分。

5分前。

問題無い・・・はずが問題有りに。

サウジアラビア人の2人が6時になっても降りてきません。

AzuがファリスにInstagramでメッセージを送ると返事が有り、すぐに降りてきました。

はい、ファリス、モーニン。

ヘイ、mosari、俺は5時50分にロビーに来たのに誰もいなかったよ。どういうことだ。日本人は時間を守るんじゃ無いのか？

ちょっと怒り気味のファリス。

あー・・・ごめん、ファリス、俺は5時55分に来たよ。確かに50分に来てねと伝えてたね。ごめん。

というのも6時出発なので6時に集合と言わずに10分前の5時50分にここに来てね、と伝えていたんです。

フィリピンタイムを意識して多少遅れても間に合うようにと思ってのことでした。

日本人なら6時までに来ればいいと解釈できてもファリスにはそこまでのニュアンスは当然伝わってるわけもなく。

一度5時50分に来て誰もいないから部屋に戻ってしまったそうです。

ごめんよファリス。がっかりしたよね。

反省。

んでもう一つのプロブレム。

同じくサウジアラビア人のアズィーズが降りてきません。

5時台に一度メッセージの返信があったので起きてはいるのですが、時間通りにくる意識が無いのか全然降りてきません。

怒ったファリスが電話してくれましたが、それでもなかなか降りて来ず。

結局アズィーズが降りてきたのは6時半。

そして彼は事前にツアー代金のオンライン決済もしていませんでした。

とりあえずファリスが立て替えてくれて出発。

ただ決済に関しては彼は英語が堪能では無いので難しかったってのもあるでしょうし、決済用のURLが来たのが前日の夜9時過ぎにツアー会社から届いたので時間が無かったってのも有ります。

ちゃんとケアしなきゃいけないと思ってはいたものの、飲んでいた場所がwifi繋がらず、決済用のURLが届いているのに気づくのが遅れてしまったんですよね。

昨日の10時過ぎにSimを持ってるメンバーからURLが届いている旨を聞いて、急いでロビーに戻ったもののアズィーズに会えなかったので直接説明できなかったんですよね。

これに関しては我々のケアミスですね。

ただ時間に関してはちゃんと5時50分と念押しして伝えておいたので、これは彼のミス。

30分も遅れて出発したのでちょっと車内は険悪なムードに。

アズィーズも特に遅刻しているという意識も無く陽気に過ごしていたから。

それを察したファリスがアズィーズにアラビア語でちゃんと謝るべきだと伝えてくれたようで、アズィーズから

Sorry.

と一言ありました。

そこでさらにファリスが、

Everyone Sorry.

と訂正。

アズィーズから

Everyone Sorry.

と皆への謝罪が。

これで場の空気は一転。

ファリス、ありがとう助かったよ。

我々は英語がまだまだなのでどうしても英語だとミスコミュニケーションが発生してしまうことがあります。

ファリスは頭がいいし、時間はしっかり守るし、めちゃめちゃ丁寧だし、英語も我々と比べるとかなり喋れます。

そんな彼が英語とアラビア語を駆使してアズィーズと会話してくれるのでめちゃめちゃ助かりました。

車内ではファリスの隣に座ります。

ぶっちゃけ日本人が集まると日本語になっちゃうんですよ、どうしても。

今日は10人の日本人、1人の韓国人、2人のサウジアラビア人。

せっかく来てもらったのに日本語でばかり話してしまっては絶対にいけない。（韓国人の娘は日本語が堪能なので日本語で会話可能）

が、Azuは車酔い防止のために助手席。

自分とファリスは最後部座席。

Azuの援護も期待できないのでとにかく自分はファリスと英語でしゃべることを意識。

ファリスは頭がいいので自分のクソみたいな英語もわかったら都度

「Yes」

と反応（相槌）してくれますし、伝わっていなかったら

「OK、もう1回」

と、伝わっていないことをちゃんと伝えてくれるので何回か言い直してコミュニケーションをとることができます。

ガイドさんも日本語で説明してくれるので都度、英語に翻訳して伝えたり、サウジのことについて聞いてみたり。

なんだかんだ皆もサウジアラビアの文化には興味を持っているので、2人で会話してるとたまに会話に入ってきてくれます。

例えば

mosari：サウジアラビアの伝統的なあの白い全身を覆う服ってどんな時に着るの？いつも、時々？特別な時だけ？

ファリス：どんな時でもさ。でも今は時代が変わって着る人もいれば、着ない人もいるよ。特別な時はちゃんと着るけど。

こんな服装に関するような話をしていると、

Mさん：えー、あれって同じの何枚も持ってるの？

mosari：流石にちょっとずつ違うんじゃ無い？　ファリスどうなの？

ファリス：ハハハ、もちろん別のだよ。ほら、この写真とこの写真で別だろ？

同じく最後部座席にいるMさんがたまに入ってきてくれます。Mさんは弟と一緒に留学に来ているお姉さん。

この2ヶ月でMさんが外国籍の人と話をしているのを初めてみた。

グループレッスンも別なので初めて彼女が英語を話しているのを見たくらいだ。

私発音は得意なんだよね。

以前カフェテリアでそう聞いていたが、実際めちゃめちゃ発音がいい。

ファリスも実に聞き取りやすそうだ。

1時間ほどしてジョリビーに到着。お馴染みのジョリビーでパンケーキハンバーガーを食べました。

もちろん飲み物はコーク（Azuはパイナップルジュース）。

朝食限定のメニューでしたがめっちゃ美味しかったです。

• パンケーキブレックファーストセット：120ペソ（298円）を2セット

パンケーキにベーコンと目玉焼きを挟んだものになるのですが、ちょっとだけはちみつ？が入っててほのかに甘い。

車内で食べるようにテイクアウトしましたが、13人もいるとメニューを決めるスピードもバラバラなので真っ先にオーダーした我々夫婦は待ってる間に食べ終わっちゃいました。

車内は狭いからね。食べられてよかった。ゴミの問題もありますし。

ジョリビーでの1枚。

個人的にめっちゃお気にいり。

こんなこと言ったら2人からぶっ殺されそうですが本当にお似合いのお二人。

どちらも日本にパートナーが待っているそう(；´∀｀)残念

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モアルボアルでシュノーケリング

さらに2時間ほどしてモアルボアルに到着。ちょっと曇ってる。

ライフジャケットとシュノーケルを借りて準備OK！

韓国籍のYちゃんと、姉と来ている弟のK君はライフジャケット未着用。確かにこの2人はめっちゃめっちゃ泳げる。

でも結構波も高いし海でライジャケ無しは怖く無いのかね。

GO！GO！GO！

ちょっと冷たいいいいい！

そしてちょっと水が濁ってるうううう！

雨季で毎日雨降ってるから仕方なしですね(；´∀｀)

キャーーーー！！

突然悲鳴があがります。

サウジのアズィーズが水をかけてきましたw

楽しんでるようでよかったw

ガイドさんに着いていくと海亀を発見。

海底でもしゃもしゃご飯を食べてて可愛かったです。

ツアーの詳細には運が良かったらみれます、と書いてありましたがあっさり見せてくれました。やるやんモアルボアル。

ガイドさんが一人一人海亀と一緒の写真を撮ってくれました。

その後はガイドさんが引っ張る浮き輪に捕まって沖まで泳いでいきます。

しばらく泳いで行くと急に海が深くなり海の色が変わるスポットに辿り着きます。

ほら、あそこを見て。

ガイドさんの指定する方に潜ってみると・・・

ぎょえええええ

イワシの大群ーーーーー！

そう、モアルボアルのシュノーケリングの醍醐味がこのイワシの群れなんです。

凄まじい数のイワシが群れを成して巨大な壁を作り上げています。

うわっ、これはすごいわ・・・

うーん、海の下の世界もまじで知らないことだらけで、美しい世界が待ってるんだろうなぁ・・・

にしてもほんとすごい密度です。

ぶつかったりしないのかな。それともぶつかりながら泳いでるのかな。

近づいていくと一気に巨大な壁は二つに割れて外敵から離れていきます。

まるで気分はモーセかな。

ちな、この写真はガイドさんが素潜りして下からカメラで撮影してくれます。

ライフジャケットがあると沈めないので、近づきたい人は勇気を出してライフジャケットをテイクオフ。

あともう1人のガイドさんが押し込んでくれるので潜れないという人も安心。

巨大なアズィーズWithライフジャケットを押し込む時は3人のガイドさんが無理やり押し込んでましたw

ガイドさんすごすぎw

いやーすごいものを見たな。

前回行ったジンベエザメウォッチングも凄まじかったけど。

ジンベイザメと秘境のカワサンの滝に癒されまくる　フィリピン【世界一周36日目】

2023年5月10日

1時間半ほどシュノーケルしてたのかな？

陸に戻るといい感じに晴れていました。

もう少し早く晴れてくれてたらもっとクリアに見えていたかも。

しかし海ってのはどうにも疲れますね。

ちょっと座って休憩。

おーーっと、これはよくありません。

調子こいてますね。

HさんとMさんに混じって一服。

この間ファリスが他のメンバーと自撮りしてたのですが、途中で

あれ、mosariがいないぞ？！どこだ！

と、言いながら探しに来たので再度皆でパシャリ。

わざわざ探して撮り直してくれてありがとうファリスw

だが俺は海で写真を撮ると眩しくてまず目を細めてるんだw

ファリス楽しそうでよかった。

昼食から帰宅

その後は昼食を食べにレストランへ移動。

朝食に引き続いて各自オーダーするスタイル（ツアー料金には含まれない）。

mosariはスパゲッティ、アズはカルボナーラ、そして写真には映っていませんがクラブサンドウィッチ、シトラスティーをオーダー。

• スパゲッティー：140ペソ（348円）
• カルボナーラ；140ペソ（348円）
• クラブサンドウィッチ：100ペソ（249円）
• シトラスティー：140ペソ（348円）

合計：520ペソ（730円）

味はうん、うん、うん。

まぁツアーで連れて来られるお店なんてこんなもんですよね。うん。

ファリスはフレンチフライとシュリンプを揚げたものを、アズィーズはサンドウィッチを食べてました。

彼らは宗教的にポークが食べれないので食べられるものが限られてしまう。こういうお店で選ぶのは大変なんだろうな・・・

その後もう一度ビーチに戻る予定でしたが、この時すでに14時半。

当初の予定よりも2時間押しです。

スタートが30分遅れたのと、その後の渋滞で完全に予定が崩壊。

ガイドさんはビーチに行きたいなら行くと言ってくれてますが、もしビーチに行ったとすると帰りの時間が結構遅くなりそう・・・

ということでビーチには寄らずに帰ることに。

もちろんそれをファリスとアズィーズにも伝えないといけません。

本当は決める前に伝えて皆で相談できるといいんだけど、人数がこう多いとそれもなかなか難しい。それに僕らは英語が堪能じゃないから(；´∀｀)

いや、これは言い訳か。

ファリスにはAzuが伝えてくれるとのことで、自分はアズィーズに伝えるべく彼の元へ。

ハイ、アズィーズ。

ハイ、mosari、彼は僕の友達で〜〜〜〜〜

動画撮ってるわw

少し待つも全然終わらないのでいったんAzuとファリスの元へ。

ちょうど話終わったところのようで、

皆がそう決めたらな問題ないよ。

そう答えてくれてました。

せっかくのアクティビティなのに1個なくなってしまったのと、事前に相談できなかった思いがあったので、

Sorry、ファリス。

とポロっとこぼすと、

No！問題ないよ。気にするなよ。

サンキューファリス。

状況を理解してくれたファリスがアズィーズにアラビア語で伝えてくれました。

帰りの車内は皆お疲れモード。

mosariもウトウト。

ほとんどのメンバーが寝てたので会話もほぼ無く学校へ向かいます。

・・・

・・

・

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夕食

4時間かかりました(；´∀｀)

車内はぎゅうぎゅうでほぼ身動きが取れないまま、休憩無しで4時間ぶっ通し。

狭すぎてケツ痛い、腰痛い、膝痛い。

あー地獄のようだった。

フラフラになりながら車から降ります。

時間は6時半、学校のカフェテリアでの夕食は6時まで。

ここで一旦解散。

部屋に戻ってシャワーを浴びる人、カップラーメンで済まそうとする人、外に食べに行く人。

我々はストリートの屋台に食べに行こうと思ったのですが、ファリスとアズィーズにも声かけようと思いつつ、ちょっと悩みました。

昼間もそうでしたが彼らは食べられるものが限られるし、屋台の衛生的でない食事もどこまで食べられるかわからなかったから。なんて声かけるか悩んでいるとAzuが、

Azu：ファリス、夕食どうする？

考えるまでも無くファリスに声をかけました。

Azu:私たちはストリートに食べに行くけど、一緒に行く？

ファリス：ストリートか、僕らはやめておくよ、ありがとうAzu。

mosari：ファリス、そうしたら君たちは夕食どうするんだい？

ファリス：実はお腹の調子があまり良くないんだ。フィリピンの料理は揚げ物が多くて・・・

mosari：なるほど。じゃあ今日はありがとう、またね。

この会話の後にAzuに

屋台だと彼らが食べられるかどうかわからなかったからどう声かけていいかわからなかったんだよね。

そう伝えるとAzuは、

そんなのまずは聞いてみればいいんだよ。

なるほど。確かに僕らはあまりにサウジのこと、イスラムのことを知らなさすぎるし勝手に想像するのは良くないのかもしれない。とりあえず聞いてみてもいいかもしれないなと思った。

こういう時に素直に話かけられるのはAzuのいいところ。自分は色々考えてしまうから。

今日は移動が多くて疲れただろうけど、ファリスとアズィーズ楽しんでくれてたら嬉しいな。

これからもよろしく。

mosariボラれる

んで、夕食。

ここで一悶着。忘れられない夕食になるだろう。

お目当ての屋台に行ってみるとクローズ。

今日は早めに売り切れてしまったとのこと。

そこで、Hさんがおすすめしていたラーメンのようなヌードルの屋台に行くことに。

すでに器に麺と具が入れてあり、オーダーするとスープを注いでくれてすぐ食べられるというスタイル。

スープはあっさりしているものの、疲れた身体に染み渡る・・・

美味い！

これは当たりだと思っていると隣で食べていた現地のおじさんが、

学生？コショウとこのソースを足すと美味しいよ。

と、おすすめの食べ方を教えてくれました。

日本語でw

水は持ってる？

うん。

よかった。水は言えばもらえるけど、現地の水だから多分お腹壊すと思う。

そうなんだ、教えてくれてありがとう。

割と流暢に喋るのでどこで習ったか聞いてみると、彼はこの近くのダイビングショップで働いており、オーナーが日本人なんだとか。

なるほどね。

現地人と混じって屋台飯を食べる、本当にGreatな時間。

途中でAzuがおじさんのこと気に入ったのか一緒にセルフィー。

食べながらふと値段を聞くのを忘れていたことに気づきます。

本当ならオーダする前に確認しないといけないのですが、Hさんがおすすめしていたお店ということで油断していたようです。

もう食べ始めてしまっていたので、店主に聞く前に、現地の人に値段を聞いたほうがいいなと思いおじさんに先に聞くことに。

一緒に食べてる現地人なら正直でしょうし、日本人がオーナーで日本人相手に商売しているということだったので信用できるかなと。

ところでこれいくら？

120ペソだよ。

屋台にしてはちょっと高いと思いつつも、まぁそんなもんかなと思ってお支払い。

ロビーでくつろいでいると、屋台を教えてくれたHさんの姿が。

あれ、mosariさんもう夕飯食べたんですか？

うん、HさんがAzuにおすすめしてたラーメン屋に行ってきたよ。

めっちゃ上手くないですかあそこ。

めっちゃうまかったっす。でもちと高めっすね。

え、50ペソですよね。

まじ？120ペソ払ったんだけど。

やられてますよそれ。僕昨日の夜食べてますもん。

・・・まじかよ。

あのおっさんやってくれたな？

おそらくは、

• おっさんが120ペソと伝える
• 差額の70ペソの一部をお店からおっさんにキックバックされる

こんな構図か・・・

うーん、失敗した。

部屋に戻って悶々としながら原因を分析。

• オーダーする前に値段を確認しなかった
• 日本語を喋る現地の人を信用してしまった

うん、最初に確認しなかったのはこちらのミスだ。

その後に”日本語をしゃべる人”を信用してしまったのもよくない。

前回マニラに来た時もカタコトの日本語を喋る現地人を信用してぼったくられたことを思い出して腹が立ちます。

なにやってんだ俺は・・・

美味しいし、楽しい時間だったことに加えて、成長していない自分に腹が立ちます。

言うだけ言ってやろう。クレームだ。

ダメ元で学生証を持って屋台に向かいます。

ただの観光客では無く、クラスメイトもここに通っているし、奥の手で先生やマネージャーの存在をチラつかせることで優位に立てる可能性があったからです。

1階に向かおうとすると階段でルームメイトと話をしているAzuとばったり。

戦ってくると伝えるとAzuも来ることに。

2人で屋台に再訪。

まだ屋台はある。おっさんの姿は無い。

お客は1組。

まずはお客に確認。

ごめんなさい、このヌードルはいくらですか？

50ペソよ。

これで裏は取れた。

間違いなく50ペソだ。

ヘイ、店主。俺はさっき120ペソを払った。でもこのヌードルは1杯50ペソだよね？なんで？

あ〜、あー・・・

バツが悪そうな店主。

俺は2人で240ペソ支払ったよね？

あぁ、240ペソ受け取った。

なら、1人70ペソ返せ。いいな？

わかった・・

冷静に話すつもりがムカついていたからか少し強めの口調。

これがよかったのか、彼に良心が残っていたのかはわからないが素直に返金してくれた。

10ペソ多く150ペソ戻ってきたが迷惑代として受け取っておくことにした。

帰り際にAzuが

また来るよ。

そうだな。ちゃんと返してくれたならまた来よう。その時にこの10ペソは使わせてもらおう。

店主はおそらくおっさんにキックバックしてるはずなので140ペソ返してしまってはマイナスのはずだ。

キックバックした分＋10ペソ分損している。おっさんはキックバックもらってトンズラ。一番得したのはおっさんだ。

一番損したのは店主。

その分また来るよ。ちょっとのお金は失ったけど、その分僕らはまた来るし、生徒も引き続き来るだろう。

しかし、この件は自分でも驚いた。

今までの自分なら100％泣き寝入りしていた。

英語でクレームを言うなんて100％無理だ。

でも今は言うだけ言ってみようと思えた。これは留学に来て英語でのコミュニケーションの場数が増えたからにならない。

ぶっちゃけ最初に

120ペソ？俺は50ペソしかもらっていないぞ？

としらばっくれられてたらそこで終了です。

レシートなんて無いのでこちらが払った金額を証明できないからです。

それはこちらも承知していたので正直返金があるとも思っていませんでした。ほんとダメ元。

1. 勇気を出して英語でクレームを入れた
2. 返金された

この2点は自分にとってかなり嬉しかった。

英語の成績は正直だいぶ難有りです。

でも仕事で使うわけじゃ無いので伝わればOK・・・と思うと、成長しているみたいです。

そういえば今日もずっとファリスと喋ってたな。訂正されまくってたけど。

帰り際にAzuからも

変わったね。昔のmosariは絶対こういうの言わないじゃん。私が言ってたよね。言うのはタダじゃんって。

その通りだ。

ぶっちゃけ今回ボラれたのって2人で350円程度なんですよね。

そんな小銭のためにクレームを言う労力の方が無駄って思っちゃうんですよね。しかも今回は勝ち目があるか微妙だった勝負ですし。

それでもなんか言ってみようと思った。

楽しかった分最後に裏切られてムカついたのか、成長していない自分にムカついたのか。

でもこの350円は自分にとって額面の以上の価値のある紙幣になった。

そしてきっとこの屋台のことを僕は忘れないだろう。

戻ってシャワーを浴びて就寝。

あーほんと疲れた。爆睡だ・・・

・・・と、思いきや3時過ぎに蚊に襲われ続けて1時間ほど格闘。

くそ、疲れてるのに(；´∀｀)

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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。

少しは成長しているらしい。

ちょっとだけ嬉しかった1日。

明日は学校でゆっくりする予定。

それでは！