皆様こんにちは。
ついに2020年中は燃油サーチャージが無料のままということになりました。
コロナで全く先行きが見えませんが、燃油サーチャージは2021年1月までは無料が決まっているので2021年分の発券は年明けてからでもよさそうです。
しかし、ビジネス向けに国境が少しずつ開放されてるだけで我々旅行者がどうなるかは全然わかりませんね。政府はオリンピックをやる気満々っぽいですが、ヨーロッパやアメリカは全然収まる気配が無いというか日に日に悪化しているような・・・
年末はもちろん21年のGWもかなり厳しい気がしますね(;´∀`)
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燃油サーチャージの変更
今回も引き続き無料で決定しました。これで8ヶ月間連続ですね。。
現在の2020年の10月〜11月のテーブルは「適用無し」です。
2020年の4月と5月までは「ゾーンC」だったのですが、6月に3段階も一気に引き下げられ、そのまま「適用無し」が続いています。
ゾーンA | ゾーンB | ゾーンC | ゾーンD | ゾーンE | |
韓国・極東ロシア | 400円 | 600円 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 7,000円 | 9,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 13,000円 | 17,000円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,000円 | 8,000円 | 12,000円 | 17,000円 | 22,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 7,000円 | 14,000円 | 21,000円 | 28,000円 | 35,000円 |
※往復分、片道の場合は半分
「ゾーンC」の頃と比べると欧州や北米に飛んだ時に21,000円も差が出ています。
JALとANAのリリースページはこちら。
JALは・・・「適用されません」!
ANAもーーー
「適用なし」です!
気持ちいいですねぇ〜。
特典航空券の場合
残念ながらマイルを使った特典航空券でも燃油サーチャージを徴収されるエアラインがほとんどです。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券をご利用の場合にも、同額を適用いたします。
https://www.jal.co.jp/inter/fare/fuel/detail.html
↑はJALの例ですが、規約にもちゃんと記載されています
マイルを使った特典航空券は素晴らしいですが、燃油サーチャージが高いと悲しいのも事実。
ビジネスクラスならまだまぁこの値段でビジネスクラスに乗れるんなら・・と許せますが、エコノミーだとお得感が減っちゃうんですよねぇ・・・
去年訪れたロンドン行きもエコノミーの特典航空券でしたが、諸税込みで5万円ほどかかっていますwロンドンは税金も高いんですよね。。
ただし、中東の航空会社は燃油サーチャージに寛大な傾向があります。
mosariも以前エミレーツやカタールで燃油サーチャージが不要で特典航空券を発券できたのでお得感が高かったです。
今は日系でも燃油サーチャージを気にせず諸税だけで発券できるのでマイルが溜まっている人は予約だけでも入れておくといいんじゃないでしょうか。
いつ行けるかはアレですが・・・
今ならビジネスクラスのハワイ(ホノルル)行きの往復特典航空券も6,640円の諸税だけで発券できちゃいます。
いいですねぇ〜・・
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燃油サーチャージ変更時期
燃油サーチャージはシンガポールケロシンという燃油取引価格の平均額に基づいて設定されています。
コロナ発生以降需要減少に伴い原油価格が大幅に下落した状態が続いており、シンガポールケロシンも影響を受けて燃油サーチャージ無料を引き起こしています。
前回ちょっと原油価格が上がっていたので今回からAゾーンになっちゃうかな?と思ったのですが、無事に無料となりました。
あくまでシンガポールケロシンに影響を与える原油価格ベースの話ですが、年始に1バレル=60ドルだったのが3月〜4月にかけて1バレル=20ドルと3分の1になってしまいました。
が、5月から少しずつ回復し、1バレル=40ドル付近をずーーーーっとウロウロしています。
再び安くなればまだまだ燃油サーチャージは0の状態が続きますし、高くなれば「ゾーンA」になるかもしれませんね。
なお、シンガポールケロシンはリアルタイムにサーチャージに適用されるわけではなく、JALとANAは年間2ヶ月ずつの6つの期間を設定しており、それぞれ対応する集計期間中の平均額に基づいて決定しています。
燃油サーチャージの適応期間と、集計期間、発表時期の関係はこのとおり。
適応期間 | 集計期間 | 発表時期 |
4月〜5月 | 12月〜1月の平均 | 2月中旬頃 |
6月〜7月 | 2月〜3月の平均 | 4月中旬頃 |
8月〜9月 | 4月〜5月の平均 | 6月中旬頃 |
10月〜11月 | 6月〜7月の平均 | 8月中旬頃 |
12月〜1月 | 8月〜9月の平均 | 10月中旬頃 |
2月〜3月 | 10月〜11月の平均 | 12月中旬頃 |
今回発表があったのは5番目の12月〜1月発券分になります。
なので8月〜9月のシンガポールケロシンの取引価格の平均を元に計算されています。
また、燃油サーチャージが適応されるのは発券時であり搭乗時ではありませんので燃油サーチャージが0のうちに発券したほうがお得になります。
ただし、今後燃油サーチャージが復活した後に発券済みの旅程を変更する場合は注意が必要です。
変更時に燃油サーチャージや諸税に変更があった場合は再計算されるためです。
仮に予約変更時に燃油サーチャージが「ゾーンC」になっていた場合、欧州路線だと往復で21,000円追加で徴収されることになります。かなしみ。
過去の推移
時期 | ゾーン | 参考(欧州行き) |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
2019/6〜7月 | C | 21,000円 |
2019/8〜9月 | D | 28,000円 |
2019/10〜11月 | C | 21,000円 |
2019/12〜1月 | C | 21,000円 |
2020/2〜3月 | C | 21,000円 |
2020/4〜5月 | C | 21,000円 |
2020/6〜7月 | 無し | 0円 |
2020/8〜9月 | 無し | 0円 |
2020/10〜11月 | 無し | 0円 |
2020/12〜1月 | 無し | 0円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
2016年は燃油サーチャージは無しでしたが、2017年からじわじわと上昇し、2020年5月まで常に必要な状態が続いていました。
ゾーンC以上が当たり前って感じになっていましたが、2020年6月〜7月分から一気に3ランクダウンして無料になったまま、今回も継続が決定です。
正直このタイミングで燃油サーチャージが復活するとなんとなく発券しておいたほうが・・・って気になっちゃうので無料のまま継続してくれたのは嬉しいですね。
我が家もGWに予約が1本あるのですが、ちょっと厳しい気がするので行き先含めて変更する可能性が高いので燃油サーチャージが発生する前には変更する必要があります。
オランダ行きなのですが、まぁびっくりするくらい感染が拡大してるんですよ。
9月に入ってからの急上昇っぷりがすごいです(;´∀`)
オランダは患者をドイツに移送しているそうなので、国内の医療体制は崩壊したと見ていいでしょう。
受け入れられるドイツもすごいな・・
拡大傾向はオランダが、というより欧州全体でこんな傾向です。欧州は完全に第二波が来たと見ていいでしょう。国境を開放したらこうなるという良い事例ですね。。。
今後の海外旅行を計画する場合に絶対に確認しておきたいポイントはこちら。
ひとりひとりが意識する約束事はこちら。
それでは!
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