皆様こんにちは。
7月に「JAL航空教室in羽田」の募集が始まっているとお伝えしました。
いやー実はmosari当選してたんですよ。ぐへへ。
JALカードの方が言うには倍率は100倍とのことでした。
うおーラッキーすぎる。
2016年に参加した成田の航空機撮影会ぶりの格納庫イベントです。わーい。
前回は嫁が友達の結婚式で急遽不参加になってしまいましたが今回は一緒です。嫁は初格納庫イベントです。
実際に参加してみての感想など書いてみます。
成田のときも感動しましたが、今回は信じられないサプライズが用意されており一生に残る思い出となりました。
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JALカード航空教室in羽田とは
通常の工場見学ツアーと異なり主催者はJALカードになります。
通常の工場見学では100分間となりますが、今回のツアーは180分ほどと少し豪華になっていることが特徴です。
■通常の工場見学ツアー
- 航空教室
- 展示エリア見学
- 格納庫見学
■JALカード航空教室
- 航空教室
- 客室乗務員講話
- パイロット講話
- 格納庫見学
- (休憩中に展示エリア見学可)
となっております。
開催は9月29日(日)で午前と午後の2部制でした。
各部100名ずつの参加で、合計200名という限られた会員だけが参加できました。
倍率100倍ですから相変わらずの人気ですねぇ。
2016年の成田に参加したときは60倍だったので着実に人気が出てますね。(成田は1泊2日の泊まり込みなのでハードルが高いってのもありますけど)
ちなみにこのツアーなんと無料です。
しんじられなーい!
集合
当日は9時半に東京モノレール 「新整備場駅」にあるJALメインテナンスセンター1という建物に向かいます。
普段じゃ絶対降りない駅なのでそれだけでワクワクしちゃいますね。
普段は関係者しか入れないであろう建物に潜入します。
建物は駅からすぐですが曲がり角ごとに係の方が立っており、とても丁寧な印象をうけました。
入り口で受付を済ませると色分けされた参加証をいただきます。
色によって見学する順番が変わります。
10時スタートなのでそれまでは展示エリアを自由に見学することができます。
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展示エリア
エレベーターで3階にあがると展示エリアと会議スペースがあります。席を取ったら展示エリアを見に行ってみました。
ミライトワとソメイティが出迎えてくれます。
こちらはマーシャラー体験エリア。
こちらは客室乗務員のお仕事について展示されていました。
このようにテーマごとにブースが分かれているのでわかりやすくお勉強することができます。
もちろん各シートも置いてありました。
こんなパネル付きで説明がありました。
他にも、
マニアにはたまらない歴代の制服コーナーや、
実際に制服を着て撮影できるコーナーもありました。
男性はパイロットの制服を着ますが、女性はパイロットと客室乗務員の制服か選ぶことができます。
嫁と二人でパシャリ。これはうれしい・・・
今回展示エリアは開始前の時間や休憩時間でしか見られないのでじっくりまた見に来たいですね。
こちらは社員の方も使っている購買ですがJALグッズも沢山販売されており、購入されている方もちらほら。
mosariも購入しましたので後でご紹介。
航空教室スタート
10時になるとまずはJALカードの担当者挨拶と、今回の企画の責任者と思われる偉い方からの挨拶がありました。
とっておきのサプライズを用意してくれているということで嫌でも期待が高まります。
挨拶のあとは先に格納庫を見学するグループと、後で格納庫を見学する2グループに別れます。
mosariは後で見学するグループでしたので、引き続き会議室で航空教室の講演を聞きます。
ガイドの富○さんは軽快なトークで飛行機がなぜ飛ぶのか、ジェットエンジンの仕組みなんかを映像付きで解説してくれます。
中でも印象的だったのが、JALグループはお客様の預け荷物は必ず手に取りやすいように向きを調整してベルトコンベアに流すように徹底しているという話。
ちゃんと取っ手がある方がベルトコンベアの外側に向くように気をつけているそうです。
よく海外の映像で見るスーツケースを投げるようなことが無いように世界中の空港でお願いしているんだとか。
こんなことが起きないようにしてくれているということですね。ありがたい。
基本的には子供向けの内容ではありましたがキャラが立っているので楽しく聞くことができました。
着陸の3分の2は経験を積ませるために副操縦士が行うことが多いそうですよ。
下手な着陸だと思ったら降りる時にCAさんに伝えるとちゃんと伝えてくれるそうです。それが励みになるのかな・・・
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客室乗務員講話
続いては客室乗務員の飯○さんが客室乗務員についてお話してくれました。
国際線で6年目になるそうで、エコノミーだけでなくビジネスやファーストを担当することもあるそうです。
謎に包まれているCAさんの1日の働き方を教えていただきました。
mosariはてっきり路線ごとにCAさんが固定されているのかと思いきやけっこう流動的なようで毎回メンバーが変わるんだそうです。
なので出社して最初にメンバーが集まると毎回自己紹介するんだそうです。意外!
JALの客室乗務員はざっくり世界中に6000名いるそうなので本当に知らない人だらけなんだそう。
自己紹介後は持ち物チェック、安全の情報確認、サービス方法の確認、搭乗客の情報なんかを共有してから機内に向かうんだそうです。
機内では非常用設備や搭載品、エンターテインメントシステムのチェックの他、
- 地上スタッフ
- 整備スタッフ
- パイロット
と打ち合わせするんだそう。
一生懸命機内サービスして空港到着後はデブリーフィング(振り返り)をして次の予定を確認して解散なんだそう。
勤務体系は4勤2休が基本とのこと。
4日働いて、2日休みを繰り返すということですね。
勤務の1日目は待機要員になるみたいで、フルメイクの状態で自宅にスタンバイしておき、急遽休みが出たら代打で出勤することに備えるんだそう。何も無くても勤務扱いになるんだそう。へぇ。
後はCAとしてよかったと思う点や働きがい、ステイ先でやってることなんかを教えていただきました。
パイロット講話
続いて有○キャプテンにお話をいただきました。
767の機長として20年の大ベテランです。
JALでは女性パイロットが13人いてそのうち3名が機長なんだそうです。
男性CAは27人いるみたいです。おぉ、会ったこと無いですね。
JALで運用している機材についての説明や、CAさん同様に出社してから解散までの流れを紹介いただきました。
羽田空港の滑走路はいつもどこか工事しているから毎回確認が必要なんですよ。なんて裏話も。
レーダーの見方なんかの説明もあっておもしろかったです。
パイロットの持ち物を見せて頂いた際に、夏はクールビズで帽子をかぶらないこともある。という話の後に参加者からは、
「機外のチェックはしなくなったんですか?」という質問が入りました。
どうやら離陸前に機長も飛行機の外から目視確認業務があるのですが、その際に逆光時でも眩しくないように帽子を被る必要があるはずなのに、帽子が無かったらチェックできないじゃないか、帽子が無いならそもそもチェックしなくなったのか?という意味だそうです。なんて鋭いツッコミ・・・
すると機長からは、石川遼くんみたいなツバのついたバイザーがあるんです・・・とw
最後にJALは社内養成制度があるのでお子様がいらっしゃる方は是非パイロットを目指してください。なんて宣伝も。
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いざ格納庫へ
講話の後は休憩を挟んでいよいよ格納庫へ向かいます。
分厚い扉の向こうに待っていたのは・・・
なんと・・・
なんと・・
なんと!
うおおおい。
まだ羽田に到着したばかりで慣熟飛行も開始していないA350の3号機が待っていました。
AIRBUS A350と緑色に書かれているので間違いなく3号機です。
1号機目はレッド、2号機目はシルバー、3号機目はグリーンなんです。
JALカードの方が言っていたサプライズとはこのことです。
できたてホヤホヤの商業飛行前のまさに”新品”のA350が目の前に。
鼻血出るかと思いました。
9月1日に1号機のレッドカラーが福岡線に就航開始したばかりの話題のA350に会えるとは・・・
ここから更に階段を降りてA350に近づきます。
翼の下をくぐって・・・
ぴっかぴかのエンジンが見えます。
ドーン!
かなり離れないと全貌を移すことができませんでした(;´∀`)
かっこいいいいい!
もう興奮しっぱなしですが、さらに追い打ちがあるんです。
よく上の写真を見てください。
タラップが付いてますよね・・・
ということは・・・
・・・
・・
・
中に入れちゃうんです・・・!
幻の機内へ
うそでしょー。絶対あかんでしょー。まだ商業飛行前の新品ですよー?
誰もいないのでこんな写真が撮れちゃいます 汗
機内は新品の匂いに包まれています。そう、新車の匂いです。まぎれもない新品ですよこれ。
ファーストクラスのシートです。
係の方が「是非座ってみてください!」と。
ええいいの?
それじゃ遠慮なく・・・
ボタン周りのチェックや、
テーブルを引き出してみたり、
フットレストを試してみたり、
エンターテインメントシステムをいじってみました。
漫画だけでなく映画もありますが、国内線だと途中で終わってしまう場合もありますよね。そんなときはレジュームコードなるものが発行されるので、
次回搭乗時に入力すれば途中から見れるというわけですね。よく考えられてますねー。
ファーストクラスのシートはこのアームレストの手触りがよかったですね。
うーん、これなら乗ってみたいぞー!
クラスJのシートにも座ってみました。
一番前の6列目のシートなのでモニターは壁に埋まっています。
ちょっとした物置き。
誰もいない・・
エコノミーにも
誰もいない。
こんな写真が撮れる日がこようとは・・・
後ろの方に行ってみると、
うーん、爽快。
エコノミーにも全席モニター付き、電源付きとは本当に素晴らしい。
テーブルのチェック。うん、綺麗です。
嫁のお気に入りの左右を持ち上げると首をホールドしてくれる枕?も引き続き採用されていました。
そして広い!
エコノミーなのにこの広さよ!
180cm超えのmosariでもこの余裕さ。
エコノミークラス世界一は伊達じゃないですね。
非常口の席はとっても広々。こりゃ狙い目ですね。
でも目の前にCAさんが座るので恥ずかしいですね。
すっからかんのギャレー。レアですね。
まだ誰にも使われていないであろう無垢なトイレを汚してやろうかと思いましたが流石に怒られると思ったので止めておきました。
トイレとは思えないお洒落さ。
嫁がこんなトイレ狭かったっけ?って聞くので前の方に戻って他のトイレを見てみると、
おぉ、おむつ台があるし確かに広い。
そしてベンチシートが付いていて、
こんな風に座れるみたいです。
何に使うんだろ?
機内を満喫していると「mosari様、前の方にお越しください。」とのアナウンスが。
するとなんと・・・
操縦席で写真を撮っていただけましたあああああああ!
mosariは左側の機長席、mosari嫁は副操縦士の席で写真をパシャリ。
コクピットの写真は拡散不可とのことだったので写真は掲載できないのですが、超感動。
こんなことがあっていいのだろうか・・・
会議室に戻って解散
見学後は会議室に戻って解散となりますが、帰り際にお土産をいただきました。
- A350オリジナル限定ボールペン
- 787のおもちゃ
- 航空地図
- ステッカー
- 参加証のネックストラップ
- 飴(写真に入ってません)
左上にあるカード入れは社員証を入れるのに使おうと売店で購入したものになります。
今回のお土産の目玉はA350オリジナルボールペンで市販されていないものらしいです。作りもしっかりしていて仕事で使っても恥ずかしくないクオリティです。
いやーA350の機内に入れただけでなくお土産までいただいてしまうとは・・・
これで参加費無料ですからね。
人気のイベントなのも納得です。
本ブログでは募集があり次第またお伝えしたいと思いますので、興味が沸いた方は次回応募してみてはいかがでしょうか。
それでは!
mosari様
羨ましい限りです。
JALの応募系は当たった試しがありません(涙)
ディズニーにも当たりませんしね(笑)
運が回って来る事を祈って応募を続けます。
Boo様
こんにちはー。
いやーほんとラッキーでした。
ディズニーは私もあたったことないですね。
なかなか当たりませんが応募しないことには当たらないですからね。
応募続けましょう(∩´∀`)∩
ぎぃやぁ~~!!
ぜっ、全然羨ましくなんてないんですからねっ!!!!!
えー、こほん。取り乱してしまいました。改めましてmosariさんこんばんは( ̄▽ ̄)ゞ
記事をみてるだけでも、鼻息が荒いです(笑)いつから自分はこんなに飛行機が好きになったのでしょうw上空で揺れると手汗半端ないのにwww
自分もいつか当選することを祈願して応募し続けます(〃ω〃)
ポン太郎様
こんばんはー!
恐ろしい体験でした。見せてくれるだけならまだしも中に乗せてくれるとか信じられませんでした・・・
当選倍率100倍ということでなかなかエグいですが、当たったら絶対楽しいので応募し続けましょう!
台風でA350に乗れなくなってしまった私ですグスン。
パイロットの帽子、機体から落ちてきた油が目に入って
飛行中止というのが始まりだと聞いていました。今の
バイザーはその名残でしょうが、脈々と受け継がれて
いることは感謝しないといけませんね。初トイレwww
まつ様
えー!A350欠航になっちゃったんですか。。。
国内線とは思えない快適なフライトになること間違いなしですので次回の機会に是非是非。
逆光じゃなくて油だったんですね。
油漏れってそれはそれでかなり怖いですね(;´∀`)