みなさまこんにちは。
あっという間に2月が終わってしまいました。
本当なら2月頭から働いているつもりだったんですけどね・・・
まぁこれは大阪万博で働くことにしたので仕方なし。
そんな訳?で今日は近況のご報告です。
トップ画像はちょうど1年前の今日のこと。
ウユニ塩湖から急遽申し込んだ南極クルーズに参加すべくブエノスアイレスへ向かった日でした。
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帰国から次の生活まで

帰国から今日まで大きなトピックス的にどんな感じで動いていたのかちょっと整理。
- 1月15日:帰国&市役所で行政手続き
- 1月16日:仕事探し開始
- 1月25日:応募開始
- 2月3日:面接
- 2月5日:内定
- 2月6日:家探し開始
- 3月4日:契約ほぼ完了
- 3月10日:大阪へ
こんな感じです。
冒頭に書きましたが本当は2月1日からリゾバ(リゾートバイト)するつもりだったんですよ。
ニュージーランドにいる間に派遣会社の人との面談は済ませておいてあとはどこに行くか決めるだけの状態にしていました。
今回リゾバを選んだのは10月にあるアメリカ旅行のため。
1ヶ月かけてレンタカーで横断するつもりなので普通に腰を据えて働くことができない状態でした。(入社して半年で1ヶ月の休みくださいなんてできる訳ないので)
リゾバってなんとなくパリピなイメージがあってこれまでの人生で全くやってみようという発想が無かったんですよね。
そもそも旅に出る前まで2人とも正社員で働いてたもんで。
でも旅をしている最中に「半年くらいリゾバして、溜まったお金で旅をする。帰ったらまたリゾバして〜」って生き方をしている人にも出会ったし、世界一周を終えて初めてリゾバしましたって同期の旅人を見かけたりした。
そんなこんなで一気にリゾバが身近に感じられた僕ら。
リゾバについて

リゾートバイト(リゾバ)について調べてみると実によくできていた。
特に大きなメリットがやはり住み込みという点だ。
生きる上で居住費って結構な割合を占める。
都内で働いていた時の同期は1ヶ月の家賃で10万円後半って人もよく見かけた。
でもまずその費用がいらない。
雇い主が寮を用意してくれているから。
その部屋も単に部屋が用意されているだけではなく、家具家電が付いている。
ざっと新生活に必要なものをあげてみると、
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 炊飯器
- ガス(IH)コンロ
- エアコン
- 掃除機
- 照明類
- ベッド(敷布団)
- かけ布団
- 枕
- テーブル
- カーテン
- 掃除用具
- などなど
なんかは多くの場合で必要になるだろう。
それを用意するだけでも相当の費用がかかる。
1人分だとしても10万円以上は確実にかかるだろう。
そもそも家を借りるってのだけでもお金がかかる。
- 家賃
- 敷金
- 礼金
- 管理費(公益費)
- 仲介手数料
- 火災保険
- 保証会社への保証金
- 鍵交換代
- ハウスクリーニング代
- 短期解約違約金
家の契約(解約)に関する費用だけでも余裕で20万円以上ぶっ飛ぶ。
最後に書いた短期解約違約金。
今回の家探しで知ったんだけど日本の賃貸は2年以下で解約する場合は短期解約違約金が発生することがほとんどのようだ。
大家としても短期でポンポン人が変わると手間がかかるというのはわからなくも無いがこれが家賃の1ヶ月分とか2ヶ月分と言われるとかなり痛い出費だ。
上記に加えて電気・ガス・水道・インターネット・などのライフライン関連の手続きも必要だ。
とにかく新しい住居に住もうと思うとけっこうな手間と金がかかるのだ。
でもリゾバ(住み込み)ならそういったことが不要だ。
これってめちゃくちゃメリットが大きい。
時給も1,300円くらいのところが多かったのでまぁ悪く無いと思う。
1日8時間を22日間(週休8日)として計算すると支給額はこんな感じになる。
1,300円×8時間×22日=228,800円
これだけだと生きながら貯金するのは結構難しそうではあるがなんせ居住費がかからない。
仮にこれまで家賃で8万円の家に住んでいたとすると実質30万円ほど支給されているのと同義だ。(実際に家賃分はもらってないので税金面も有利)
しかも電気・ガス・水道代もかからない。
寮によってはWi-Fiや食事まで付いている。
食事はかなり働き先によって変わる。
- 全ての日で3食付き(超レア)
- 働く日は1食または2食付く
- 働く日数×500円の補助が付く
- 何も無し(あまり無い)
みたいな感じ。
だいたい何かしらの補助が付くことが多いので食費面もちょっと有利。
本気で貯める気なら支給された金額に食費を引いた分が丸っと貯められるのだ。
しかも契約期間は2ヶ月〜長期ほど歓迎といったところが多いので勤務期間もわりと自由に選べる。
ちなみにバイトという名称がついているが実際は派遣会社との契約社員という形態になるので社会保険にも入れる。
そんな訳で10月までの繋ぎとしてリゾバはかなり有効な働き方だったのだ。
良いことばかり書いているが一応リゾバのデメリット的なものも書いておくと、
- 働き先はホテル(旅館)かレストランなどがほとんど
- 中抜け有りが多い
- ボーナスや有休が無い
といったあたりだろうか。
まずは業態について触れると求人の多くはホテル(旅館)かレストランになる。
レセプションや中居、ホールスタッフか調理補助といった職種だ。(後はスキーのリフトスタッフとか)
選択肢はそう多くない。
続いて勤務形態の話。
これはリゾバというか接客業だと一般的なのかもしれないが中抜け有りという勤務形態が多かった。
中抜けとは1日の勤務時間が、
- 7時〜11時:勤務①
- 11時〜18時:休憩(中抜け)
- 18時〜22時:勤務②
といった具合に長い休憩が挟まる勤務体系のこと。
これは朝食と夕食の繁忙タイムへの対応のためだろうけれど、仕事の間の時間しか自分の時間が無いので生活リズムが作りにくそう。昼寝しちゃいそう
あとはもう仕方ないけどボーナスと有休なんてものはない。(長期で派遣だとあるかもだけど)
給与面で正社員とは大きく異なるのがこの二つの有無だろう。
居住費がかからないといってもボーナスは用意にその差を覆してくれる。
まとまった休みも取れないし、接客業なので休みも不定期。
GWや年末といった大型連休こそ稼ぎどきなので休めないといった面もある。
まぁその分お金を使う暇が無いとも言えるので貯まるは貯まるだろうけど。
そんなデメリットもあるけど短期でお金を貯めようと思ったらリゾバはかなり有効的だと思う。
だけども僕らはせっかくの機会なので大阪万博で働くことにした。
理由は単純、リゾバよりもワクワクしたから。
でも住み込みじゃ無いので家を借りないといけない。
前にもちょろっと書いたけどまぁ大変だった。
今度は家について書いてみようと思う。
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最悪のタイミングでの家探し

家探しに難航していることは以前の記事に書いた通り。
要は大阪万博に仕事で来る人が多くて万博会場に近い沿線上の良い感じの物件はほぼ埋まってしまっているということ。
そんな状況なので大家(管理会社)は超・超・超強気。
- 大阪万博関連で住む人はキャンペーン適用外
- 大阪万博期間中は繁忙期料金が適用されます
- 大阪万博期間中のみの短期滞在は不可
なんてことを言われて家賃がめちゃくちゃ高かったり、やっとのことで見つけても短期滞在だと断られまくった。
仲介会社からはもうこれしかありませんと遊郭(要は風俗街)内の物件を紹介されたり、大阪万博のためじゃないと嘘を言って入るしかないと言われるくらいだった。
タイミングが悪かった。
それでも僕らは大阪万博期間中にだけ大阪に滞在するのでできる限りコストは抑えたい。
大きな部屋もいらなければ、多少の不便は受け入れるつもりだった。
だが、家が見つからない。
通勤時間を伸ばせばもちろん無くは無いが、通勤時間が短くなればそれだけ家族の時間も増える。
あまり遠くするのも気が引けた。
4月になれば多少物件の候補も増えるそうなので(3月末に退去する人がいるため)、そこまではいったんシェアハウスに転がり込む案なんかも考えたのだが、1ヶ月間あーだーこーだーしながらも最終的に賃貸を契約することができた。
会場である夢洲駅に1本でいける中央線沿い。
最寄り駅までは徒歩7分ほどとそう遠くもない。
通勤だけを考えたらかなり良い。
万々歳!
では無い。
なぜか?
それが良い物件なのであればとっくのとうに埋まっているからだ。
つまり誰も選ばない物件ということだ。
詳細は伏せるが大阪サバイバルが始まるのだった。


ほんとこうならないことを願うばかり。
お金を貯めよう


とりあえず仕事と家が決まった。
今日は市役所に行って賃貸契約に必要な住民票を手に入れて、大阪の仲介業者に契約書類と一緒に郵送した。
これで後は準備を整えて大阪に向かうだけだ。
大阪には夜行バスで向かうことにした。
普通に飛行機か新幹線で向かうつもりだったが日本には夜行バスという選択肢があることに気がついた。
アラフォーの大人はなかなか選ばないと思うのだが、アフリカや南米の24時間のバスに比べたら余裕のはずだ。
飛行機や新幹線だと1万円ほどかかるが夜行バスだと5,000円ちょっとで行くことができる。
やはり仮の住まいに対するお金がリゾバに比べて圧倒的にかかるので抑えるところは抑えたい。
お金なんてものは使おうと思えばいくらでも使えるし、多少の不便を受け入れればある程度は抑えることはできる。
僕らは10月にアメリカに1ヶ月滞在する予定だ。
アメリカといえば物価の高さで有名。
ニュージーランドでレンタカー旅をしていた時は1日あたり1万5千円程度だったので倍を見て1日3万円ほどの予算があれば多分大丈夫だろう。
30日×3万円=90万円
最低でも90万円は稼がないといけない。
1ヶ月あたり15万円で達成可能なのでこれは楽勝だろう。
でも帰国後のこともあるので当面の生活費もできれば稼いでおきたい。
ちゃんとした家を借りるならその初期費用もまた必要だろうし、場合によっては車も買わないとダメかもしれない。
とにかく新しい生活を始めるというのは金が必要なのだ。
だから帰国後のためにも大阪では散財せずにしっかり貯めたい。
そのことをAzuに伝えると同意してくれたε-(´∀`*)ホッ
2人で話し合って目標貯金額を決める。
あまり目標が高すぎても辛くなってしまうし、かといって低い目標では意味が無い。
フルタイムで仕事が入る前提で、いったんそれでいくらもらえるかを試算。
そこから税金を引いた手取りから光熱費や食費などの生活費を仮で設定して現実的なラインで目標貯金額を決めた。
まぁ2年間遊びまくりましたからね、メリハリつけて大阪には出稼ぎってことに。
今日はこうして目標額を決めたことで新生活でのお互いの金銭感覚を合わせることができた。
もちろんこれはあくまで目標なので実際にやってみて現実的じゃ無いとわかったら修正するつもり。
なんせ僕らが出発した2年前とは食品代も電気代も全然変わっているからね。
出発前は家計簿をつけていたので2年前の物価でいくらぐらいかかったかわかっているのでそれをベースに少し高めにして試算しているから大きくは外れていないはずだけど、それでもやってみないとわからない部分はあるだろうし。
とりあえず散財せずに大阪サバイバルを乗り切ろうと思います。
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お礼


大阪万博で働くことをブログやInstagramでお伝えしたところ、「万博に行くつもりは無かったけど2人がいるなら会いに行きまーす!」って言ってくれる人がちょいちょいご連絡くださるんですよ。
めちゃくちゃ嬉しいです。
ありがとうございます。
海外のパビリオンで働くんですけど、実際に来られる方はご連絡くださいね。
どのパビリオンにいるかお伝えしますので。
あんまり良い噂が流れない大阪万博だけど、実際始まったらめちゃくちゃ面白いと思うんですよね。
だって参加国数だけみても150以上の国が参加するんですよ?
それぞれの国が本気で考えて乗り込んでくるんです。
楽しく無い訳がない。
でもパビリオン建築が遅れてるせいで具体的な展示物が何も発信できないから魅力に感じない人が多いのも納得。
最初はまぁちょっと色々とあるかもしれないけれど、時間が経つにつれて魅力が伝わっていけばいいな。
実際に働くからひいき目になってるかもだけど、僕らはそう願っています。
そんな訳でご報告でした。
それでは!
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