【世界一周546日目】2024.10.26 ドイツ ベルリン
気温:9度〜16度
歩数:9,141歩
1ユーロ=165.41円
今日の予定
- ベルリンからハンブルグ経由で田舎町Börmへ。
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自分勝手なゲスト
今日は朝早いので昨日は22時前には寝ていた。
が、想像していた通り、
バタンッ!
ガサゴソ!
ピカーッ!
シャワーーーーー!
ガサゴソ!
バタッ!
グオオオオオオ!!!
ズゴオオオオオオオ!!!
帰ってきた怪しい女性が音も光も気にせずにシャワーを浴びて寝る音で目が冷めてしまった。
時計を見ると23時45分。
一瞬うるさいだけでなく酒を飲んで帰ってきてるのか酔っ払いが寝ているイビキの大きさ。
気になって気になって眠れん・・・w
寝る前にエジプトおじといい感じにお互い配慮し合えていたのも束の間、最後のルームメイトが見事にぶち壊してくれたなぁ。
・・・
・・
・
朝方になって多少ウトウトできたのも束の間、4時45分にタイマーで目を覚ます。
相変わらず最後のゲストは大いびきをかいて気持ちよさそうに寝ている。
しかしエジプトおじにまで迷惑かけるわけにはいかない。
そーっと、そーっとトイレにも行かずに外に全ての荷物を一度に運び出して共有スペースでパッキング。
とんでもない人だったね。mosariは部屋のトイレ使わなかったから知らないだろうけど、トイレに彼女のブラジャーやら私物がとんでもなく置かれてたよ。しかも貴重品入れてるっぽいポーチも部屋に置きっぱなし・・・
マジでとんでもないな・・・
エジプトおじも朝起きてびっくりするだろうな・・・
共有ドミトリーだからある程度は仕方ないけど、お互い配慮できないやつは嫌いだ。
朝から嫌な気分になって5時15分にチェックアウトした。
ベルリンでお世話になった宿
- 施設名:MEININGER Hotel Berlin Central Station
- 住所:Ella – Trebe -Straße 9,10557,Berlin, Germany
- チェックイン時間: 15:00
- チェックアウト時間: 〜11:00
- 部屋タイプ:4人ドミトリー
- エアコン:無し
- 1泊1台:23.27ユーロ(3,774円)
ちょっと高めだけど、中央駅から徒歩1分という超好立地に惹かれて予約。
朝5時44分の電車に乗りたかったので少しでも寝る時間をとりたかったので(結果的に変な女性のせいで台無しだったが)。
しかもこのMEININGERホテルは我々のコペンハーゲンの定宿と同じグループ。
そこがめっちゃよかったので同ホテルの安心感もあった。
実際なかなか良かった。
スタッフも人によってバラツキはあるが割とフレンドリー。
施設は綺麗。
キッチンは簡易的だが一応ある。(ただし綺麗に洗わない人が多くて不快だった)
WI-Fiもばっちり。
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水回り
4人ドミなのに部屋の中にシャワー兼トイレがある。
お湯も水圧もばっちり。
しかもタオルも1人2枚貸してくれたので1枚はタオルドライに使わせてもらった。
おかげで部屋干しでもバッチリ乾いてくれた。
部屋回り
狭い部屋の中に2段ベッドが2台の4人ドミ。
小さいながらもテーブルに椅子、テレビなんかがあった。
部屋の中も寝具類も清潔。
ホテルみたいに電気を使うには入口にカードキーを刺さないといけない。
なのでたまにゲストと「俺出て行くからカードキー差し直してね」なんてやりとりも。
上段ベッドにも電源やライトがあったし、ハシゴがちょっと急なこと以外はとても快適だった。
まぁ1人の女性がぶち壊してくれたけど。
総じて値段と立地を考えると大満足だ。
中央駅には1分だし、駅の中にはスーパーもある。
完璧だ。
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ハンブルグへ行こう
真っ暗の中、駅に向かって歩き出す我々。
しかしもう目の前。
うーん、なんという便利さ。
事前に落としておいたDBアプリを見るとプラットフォーム番号は8番と書かれていた。
構内を進んで無事に8番のプラットフォームに到着。
迷わずこれたので出発までまだ20分ほど余裕がある。
ベンチに座って電車が来るのを待った。
電車は出発の少し前にやって来たので乗り込む。
座席指定はしていないけど、している人が皆無なのかどの席も座れるように見えた。
(座席の脇にディスプレイがあったけど、全て同じ文字になっていたので空席を意味するのだと思う)
バックパックを荷物置きスペースに置いて適当に座ったら定刻通りに電車は出発。
が、進行方向と逆の席だった。
Azuが酔ってしまうので進行方向の空いてる席を探して無事に座ることができた。
Azuはすぐに夢の中へ。
まぁ朝早かったからね・・・
んで僕もなんだかシャキッとしない。
というのも今日電車関連の写真を1枚も撮っていない。
ボケすぎとる・・・
そんな訳で今日は写真少なめです・・・
ハンブルグまで2時間半。
車内Wi-Fiがあったので昨日のブログを書きつつ、途中で検察のおじさんが来たのでアプリのチケット画面を見せた。
本当は車内で朝食のパンを食べるはずだったがAzuがずっと寝ていたのでハンブルグでの乗り換えで食べることにした。
お腹減った(;´∀`)
後半は僕も寝た。
電車は定刻通りハンブルグ駅に到着。
降りてすぐに感じたのは肌を突き刺すような寒さ。
・・・さむっ!!
僕は半袖の上に長袖を着てウルトラライトダウンを着ていても寒い。
こりゃとんでもない時にドイツに来ちまったかもしれないとちょっと不安になった。
・・・トイレ!!
Azuが急にトイレに駆け込んだ。
そしてすぐに戻ってくる。
1ユーロ!!カードでもいい!!は・や・く!!
急いでカードを渡すとAzuは再びトイレに吸い込まれていった。
なかなか戻ってこないのでしばらくボヘーっと人の流れを見ていた。
・・・コートを着ている人ばっかりだ。
完全に秋というか冬の装い。
いや、きっと冬になったらもっと重装備になるんだろうな。
しばらくしてAzuが戻って来た。
Azuもどうやら腹の調子が良くないらしい。
そういえば僕もサハラ砂漠で腹を壊したが1日で治ってくれた。
そんなことあるのか不思議だったけど、今思えばモロッコのトドラ渓谷で湧水を飲んだのが良くなかったのかもしれない。
一緒に飲んだスウェーデンから来ていたのアリーも腹を壊していた。(アメリカから来ていたエドワードは大丈夫だったぽいけど)
Azuのも早く治るといいな。
一緒に駅を出てみたが、やはり寒すぎる。
もう8時を過ぎているのでとっくに太陽は登っているのだが深い霧に包まれていてその光は届かない。
ベルリンから少し北上しただけなのにこんなに寒くなるとは予想外すぎる。
ボランティア先はまだここから北上したデンマークとの国境近くにある。
そんなところで農作業をすることになったらと思うと不安しかない・・・
あまりの寒さにすぐに駅に引き返す。
・・・ダメだ。寒すぎる。暖かいの飲もう。
朝飯を食べてないのが良くないのか芯から冷えている感じ。
構内にいくつか飲食店が入っていたが昨日のベルリンの様子を見ると多分3ユーロ(500円)くらいするだろう。
駅を歩いているときにマックの看板があったのでそちらに行ってみることにした。
階段を登るとハンブルグのプラットフォームがよく見えた。
うーん、Theヨーロッパという感じの素敵な駅だ。
mosari!はやく!時間無くなっちゃうよ!
確かにもう10分前だ。
いつもなら僕がAzuに言うセリフを今日は取られてしまった。
うーん、しゃきっとしてないな。
マックに入って注文しようとするとAzuはいらんと言うので僕の分だけ購入。
だって高いんだもん。
Azuはカフェラテみたいな甘いのしか飲めないのでマックといえど高くなってしまうのだ。
まぁ僕のブラックコーヒーも1.99ユーロ(328円)なので日本と比べると3倍くらいするのだが(;´∀`)ぎぃえええ
意外とカウンターが混んでて受け取りに時間がかかってしまって後3分で出発の時間。
大慌てて駅を駆け下りてすでにやって来ていた電車に乗り込んだ。
田舎へ行こう
こちらも写真が一切無いのだが、無事に進行方向の座席をゲット。
バックパックは荷物置きに置いて、小さなテーブルが付いたボックス席に座って朝食を広げた。
バナナはスーパーで買ったものだがパンは昨日TOO GOOD TO GOした商品。
アプリには15ユーロ相当が5ユーロとなっていたので4つか5つくらいはもらえると思っていたのだが、3ユーロのクロワッサンが2個、6ユーロのサンドイッチが1個で12ユーロ分しか入れてくれなかった。
これは今までで一番の大ハズレだ。
バナナをモグモグと食べていると検察のお兄さんがやって来た。
QRコードをスマホでスキャンしてくれた。
いつも通りオッケーかと思っていたら、
あー・・・英語とドイツ語どっちがいい?
え?英語でオネシャス。
OK!この車両は違う行き先なんだ。
な、なんだってー!?
出発時刻もプラットフォーム番号も一緒なのは確認したのだが、どういうこったい?!
軽くビビる。
大丈夫。2個先の駅で4つ前の車両に乗り換えて。それで行けるから。
あー、あれか。
ヨーロッパでよくある途中までは同じ行き先の電車なんだけど、途中で分離して車両前方と後方で行き先が変わるやつか。
どうやら僕は前方に乗らないと行けなかったところ、後方に乗ってしまったようだった。
あー、びっくりした。
急いでバナナを飲み込んでクロワッサンを食料袋に戻した。
んで2駅先で急いで車両前方に移動。
ふぅ(;´∀`)あせった
これも今まであんまり経験してない凡ミスだ。
うーん、やはり何かシャキッとしていないな。
我々の目的地はOwsclagという田舎町。
ハンブルグから1時間20分ほどで到着だ。
一連のドタバタですっかり目も覚めてしまったので今日の分のブログを着手して過ごす。
その間Azuは昨日スーパーで買ったハリボーを嬉しそうに食べていた。(もちろん僕ももらった)
ゴールデンベアーに酸っぱいパウダーが付いているやつ。
美味しいんだけど、
いやー!ドイツでしか売ってないやつにすればよかったー!
確かにAzuの言う通りドイツでしか売っていないやつも沢山あるからそっちの方が良いのかもね。
ほんわかとしたムード漂う車内。
ブログのキリが良いところでパソコンを閉じる。
そろそろ今どこにいるか確認した方がいいだろう。
スマホをポッケから取り出そうとしているとちょうど電車は駅に停まったところだった。
あれ?mosari、私たちどこに行くんだっけ?
Owsclagだよ。
窓の外の看板にOwsclagって書いてあるよ。
・・・うん、確かに窓の外には目的地であるOwsclagの文字が見える。
あぁ。ここだね。
そう言ったところで電車は動き出した。
あわわわわ、降り過ごしたぁあああ!!!
な、なんたる凡ミス。
今日はいったいどうしてしまったんだろうか?
確かに寝不足だけど、あまりにひどすぎる。
まるでこれから先のボランティアがとんでもないことになるような予兆なんじゃ無いかと自分への怒りよりも不安を大きく感じてしまった。
って言うか降り忘れって見つかったら罰金だよなぁ(;´∀`)
とりあえず次の駅で降りよう。
って言うかOwsclagまで戻る電車もいくらかかるやら・・・
特急列車っぽいから高そうだなぁ・・・
そんな訳で次の停車駅であるSchleswigで下車。
とりあえず車掌さんからは何も言われんかったのでとりあえず罰金は回避できた。
後はどうやって戻ろうかと思ったが、よく見ると見覚えのある駅名だった。
そう。この駅はボランティアが終わった後にコペンハーゲンに向かうときに使う乗車駅だった。
ボランティア先はOwsclagとSchleswigのどちらからでも行けるので、行きはハンブルグに近いOwsclag、帰りはコペンハーゲンに近いSchleswigを使うことにしていたのだ。
と言うことはこのままSchleswigからボランティア先の村にいける。
失敗したかと思ったが問題無くリカバリー出来そうだ。
よ、よかったぁ。
そんな訳で駅を離れて街をぶらついてみることにした。
ボランティアのホストには夕方到着する旨を伝えており、15時半ごろのバスに乗れば良い。
今はまだ10時半。
5時間もあるのであった。
ハンブルグを包んでいた霧はこちらには無く、日差しがあって暖かい。
北上したのに寒く無くなってちょっと不思議。
そして、秋だ。
この街には間違いなく秋が訪れている。
街路樹の葉は見事に枯れていて、風が吹くたびにヒラヒラと大きな葉っぱを宙に舞わせていた。
思えばこの世界一周はずっと気持ちの良い季節(主に夏)を追いかけていたので秋らしさを感じることはほとんど無かった。
パタゴニアのフィッツロイくらいだろうか。
あの紅葉は見事だったなぁ・・・
パタゴニアは自然の中だったが、ここは街の中。
今まで夏と冬しか訪れたことが無いヨーロッパの秋をビンビンと感じる。
そしてこんな所に観光客など訪れないので完全に浮いているのだが、
モイン!
通り過ぎるおばあちゃんが挨拶してくれる。
ドイツの挨拶なのにフィンランドの「モイ!」に似ていてなんだかおかしいのだが、明らかに挨拶だ。
てっきり「グーテンタッグ」だと思っていたのでちょっと不思議。
他にも通り過ぎる人の多くが挨拶してくれた。
別のバス停を発見したのでなんと無く時刻表を眺めていると、
何か助けが必要かい?
クマみたいな大柄だけど優しい顔をしたおじさんが声をかけてくれる。
うおおおお!なんかたのしいいいい!田舎最高だあああああ!
一瞬でこの街というかドイツが好きになってしまった。
やはり田舎だ。
観光地なんか無くたって素朴な風景と優しい人がいたらそれだけで楽しいのだ。
モロッコの異国情緒も良かったが、観光地は人が多くて疲れてしまう。
カミーノでずっと見て来たような素朴さが戻って来て嬉しかったのかもしれない。
やはり僕らの中にカミーノは大きく影響している。
途中で教会が見えたので階段を登ってみた。
うーん、素敵すぎる。
2人して、
スタンプもらえるかな?
スタンプもらえるかね?
なーんて、同時に言ってしまった。
教会といえばスタンプなのだ 笑
残念ながら閉まっていて中には入れなかったので、再び街を歩いているとメインストリートを発見。
しかも大型スーパーまであった。
特に用事は無かったが、この辺りのスーパーにどんなものが売っているかチェックしたい。
というのも食事がどうなるかわからないのだ。
とりあえず夕飯だけは一緒に食べるような記載があったが朝食と昼食がどうなるかがよくわからず、もし自炊する必要があるならスーパーで売ってる食材をチェックしておきたかった。
日本食を作ってと言われるかもしれないしね。
そんな訳でスーパーをぐるっと見て回る。
思ったよりも充実していて助かった。
mosari、ビーツ売ってるからレモンと一緒にあのサラダ作りたいね。
Azu、あのサラダ値引きされてるよ。
mosari、ヨーグルトは1ユーロ以下で1リットル買えそうだよ。
Azu、鶏肉も値引きされてるよ。
あれ?値引き品にばかり目が・・おかしいな。だって物価高いんだもん
肝心の品揃えはまぁまぁ良かった。
野菜や乳製品は全く問題なし。
ワサビやみりん、照り焼きソース、醤油に日本米なんかも発見。
まぁ何かしら作れるかもしれない。
しかもイギリスでどハマりし、スペインで何度も助けられた出前一丁のヨーロッパ版である出前Ramenまで発見。
これは勝ち確ですわ。
一通り見たところで併設されているカフェでコーヒーを飲むことにした。
なんせまだ4時間弱あるからね。
紅茶は1.8ユーロ(297円)、コーヒーは1.7ユーロ(280円)だった。
対応してくれた店員さんは英語が全く伝わらず、紅茶とコーヒーを頼むのも一苦労。
オタオタしていたら別の若い店員さんが英語で助けてくれた。
ダンケシェーン!(ありがとう)
そう言うと場の空気が和やかになるのを感じた。
やはり現地の言葉は大切だ。
単語1個でも相手へのリスペクトが簡単に伝えられるのだった。
そして困ったことに無料のWi-Fiが飛んでいた。
よし、籠城決定だ。
これから向かうホストとのやりとりを見返したり、溜まっているメールをチェックしたり、来年の旅行計画を立てたりして過ごす。
その間Azuはスマホをいじったりハリボーで遊んでいた。
うんうん、かわいい。かわいい。
2時間ちょっと経ったところでなんだかお腹も減っていた。
よし、トイレもあるしここで昼食も食べてしまおう。
流石にカップは空っぽなのでもう1杯だけ頼むことにした。
今度は1杯だけなのでAzuも飲めるようにカフェラテ・・・を頼もうとしたらカフェラテは売ってないらしく、ミルクコーヒー的なものになった。(2.8ユーロ)
そちらと一緒に昨日のスーパーで買っておいたパンを食べた。
途中で先ほど英語で注文を手伝ってくれたお姉さんが退勤していったのだが、最後にわざわざ挨拶をしてくれた。
うーん、観光客が珍しいってのはあるんだろうけど、みんなめっちゃ優しいなぁ。
田舎居心地良すぎる。
すでにこの街が好きになってしまっていた。
・・・
・・
・
その後もだらだら過ごしてバスの出発1時間前になったらスーパーを出て近くの湖を経由してバス停に向かうことにした。
メインストリートを少し歩いたらすぐに湖に到着。
周りの遊歩道を散歩。
バックパックも背負っているからまるでカミーノだ。
・・・いや、大事な相棒のトレッキングポールも無きゃダメだな。
カツカツカツカツ
あのリズミカルに地面を叩く音もセットじゃないとね。
バス停に戻って来て近くのベンチでバスを待つ。
バスはちゃんと時間通りにやって来た。
乗り方がわからないが、たぶん車内で現金払いできるはず。
スマホに行き先を書いた画面を見せると、大丈夫とのこと。
値段を聞くと2人で13.6ユーロだった。
2,240円か。
い、意外と高いじゃないですか(;´∀`)
バス乗って良い子に座っているとAzuが、
き、緊張するね。
と、ポツリ。
うむ。
緊張する。
いや、緊張するさ。
これまでだって英語で旅して来たんでしょ?
そう思いのお方。
ところがどっこい旅と働くでは使う英語が違うんですよ。
旅先で出会ったらどこに行くとか、どこに行ったみたいな話になるし、カミーノ中なら今日はどこまで行くの?昨日はどこ泊まったの?みたいな話が多い。
でも働くってなると全然違う話題になるし、2週間ともなればまぁ色々突っ込んだ話も出てくるだろう。
日本の経済とか、政治とか、思想とか。
だって彼らはそういうのも知りたいから外国の人間も受け入れている訳で。
しかも我々は特に農業もDIYスキルも持っていない。
一体何が我々にできるのだろうか?
我々は無償で労働力を提供する代わりに、ホストは我々の寝床と食事を提供してくれる。
何も出来ないのにタダ飯を食うのは申し訳なさすぎる・・・
何かできると良いのだが。
言語、スキル両面で不安なのであった。
でもこんな期間じゃないと海外でボランティアする機会なんて早々無いし、一緒に暮らすってのはその国の文化を知るのに非常に効果的だ。
結局思い出の引き出しから出てくるのは絶景では無く人との出会いだったりする。
そんな濃密な思い出を作るべく我々は今回WarkAwayというボランティアのマッチングサービスを使ってチャレンジすることにしたのである。
バスは1時間弱でベルム(Börm)という田舎街に到着。
バスは行ってしまった。
もうやるしかない(;´∀`)
と、言いつつ行くのが怖くて現実逃避。
牛さん助けてケロ・・・
まぁこんな感じで牛や馬がいるのどかな田舎町です。
伝えておいた時間が迫って来たので意を決して連絡をもらった住所へ向かう。
・・・合った。この家だ。
WorkAwayのサイトで見たのと同じ家を発見。
ベルはどこかと探していると我々の気配を察したのか中から1人の男性が出て来た。
モイ!
モイ!よくこの挨拶知ってるね〜!僕はデイビットだよろしく。
よし、最初のつかみはばっちりだ。
やはり最低限の挨拶くらいは覚えて行ったほうが良いな。
本当はもう1人パートナーのフレイヤもいるはずだけど、今日は友達の誕生日パーティーに出かけているので今日は不在らしい。
そんな訳でデイビットが農場や僕らの寝床なんかを細かく紹介してくれた。
ここが農場で、ここが小さな森。ここが養鶏所。卵の回収もタスクの一つだよ。
と言っても、何もかもわからん。
WorkAwayは働かせすぎないように1日5時間を週5日間。
つまり1週間で25時間の労働と決められている。
が、なんと週2日の休みは日曜日と月曜日らしい。
今日は・・・土曜日だ。
つまり到着していきなり2日間休み(;´∀`)
でも食材は用意してくれてるらしい。
まさかのいきなりタダ飯喰らいになってしまったのであった。
な、なんて申し訳ない・・・
と、思っていたら、
明日はスペシャルDayだ。隣人を呼んでいる。12時過ぎから始まるから一緒に参加するといいよ。
それまでは私たちは何をしていたらいいですか?
近くを散歩しても何をしてもいいよ。僕は10時から準備をするからもし何も無いなら手伝ってくれても歓迎だよ。
手伝わせてください!!!
そんな訳で別に働く必要は無いけど、まぁ僕らは典型的な日本人気質なのだ。
いや、働くではないか、手伝いレベルだけでも何かできると嬉しい。
夜は一緒にデイビットが作ってくれた日本で言う餃子みたいなやつのトマトソースがけをいただいた。
とても美味しい。
そして、庭のりんごを使った特製ジュースも出してくれた。
酸っぱくてAzuがめちゃくちゃ気に入っていた。
うーん、とりあえずデイビット。
めちゃくちゃいい人です。
優しいし丁寧、英語もわかりやすい。
とりあえず何とかコミュニケーションは取れそうだ。
しかも日本食に興味があるというデイビット。
何が作れるかはスーパー次第だがアジアマーケットもあるらしい。
どこかで振る舞えたらいいな。
僕は日本の包丁を持っているよ。こんなやつ。
え?日本にいた時は私たちはヘンケルス(ドイツのメーカー)の包丁を使ってましたよ。
まさかのお互い、お互いの国の包丁を持っているという不思議な共通点もあった。
でもまだまだデイビットが主体に話をしてくれている感じ。
我々からももっと質問してドイツの暮らしや彼らのマインドを聞き出すように努力しないとな。
これから2週間頑張ります!!!
まだ掲載許可も何ももらっていないので写真とかは載せませんが、庭から見える景色を1枚だけ。
地平線の向こうに沈みゆく夕陽。
それはそれはとても美しかった。
きっとうまく行く。
良い経験を得られるかは我々がどこまで主体的に頑張れるかにかかっている。
頑張ろう。
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フォローするとAzuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック!
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明日から逝って来ます。
それでは!