皆様こんにちは。
コロナで航空需要が減ったことで2020年からチャーターフライトという新しい遊びが浸透しました。
本来移動手段でしかない飛行機というものを「飛ぶ行為自体をエンタメ化」したわけですね。
先着の応募ならば初日に埋まってしまいますし、抽選だと倍率100倍以上のケースも。とにかく人気(;´∀`)
我が家ももちろん気になっていたのですが、やはりお値段も気になるところ。
エコノミーの中央席で1人2万円、ビジネスだと5万円以上とエンタメにしてはなかなかのお値段なんですよね。
もう少し安ければ・・って人もかなり多いんじゃないでしょうか。
そんな訳で今回mosariもチャーターフライトに実際に乗ってきましたので、実際の様子や搭乗後の素直な感想を述べて見たいと思います。
2021年もまだまだ海外旅行には行けそうもありませんのでチャーターフライトは引き続きガンガン飛ぶと思いますので参考になれば。
オプションで付けられる成田空港バスツアーの詳細はこちら。
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参加したチャーターフライト
mosariが搭乗したチャーターフライトは2021年4月25日に実施された「空たび お空の上de航空教室」というチャーターフライトになります。
- 出発日:4月25日(日)
- 出発地:成田空港
- 食事:機内食付き
- 機材:B767−300ER(国際線機材A44)
- 予約クラス:ビジネス・エコノミー
↓こちらの記事で紹介したものですね。
どうせ当たらないだろうなーと思いつつ、応募していたらまさかの当選。
JAL CLASS EXPLORERでの優先予約権が効いたかな・・・
JAL CLASS EXPLORERってなんぞやって方はこちらをどうぞ。
JALの招待制会員サービスで様々なオファーが届きます。
まぁ微妙なオファーが大半なんですけどチャーターフライトの優先予約権があるのはいいですね。
チェックイン〜搭乗
2021年4月25日(日)は久しぶりの成田です。
成田空港に来たのは2020年1月に行ったハワイ以来ですね。。。1年以上来ていなかったことに。
11:30分までにチェックインが必要なのですが、我々は成田空港見学ツアーのオプションも付けていたので実際は8時には成田空港に到着しています。見学ツアーの詳細はまた別途。
ツアー後に成田空港第2ターミナルの国内線チェックインカウンターへ向かいます。
1階の端がまるごと本ツアーのチェックインカウンターとして利用されていました。
インフォメーションのモニターも空たび仕様になっています。いいですね。
すでに大半の方がチェックイン済みのようでカウンターはガラガラでした。
相変わらず丁寧すぎる接客を受けてチェックインを済まします。
こんな大変な時期でもスタッフのかたは本当に素敵な笑顔でした。マスク越しでもちゃんと伝わってきます。
見慣れた搭乗券に加えてボールペンや、手書きのお手紙まで・・・一人ひとり違うメッセージになっていて。。。ありがとうございます。
成田から国内線ってこんなに飛んでるの・・?
しかも第3ターミナルとは。
上から2番めの12:15発のJL4981便が本日のフライトになります。
4981ってなんの意味があるんでしょう。聞けばよかったな。
成田の国内線という珍しいフライトなので、見覚えのない保安検査場を抜けて搭乗ゲートへ向かいます。人が全然おらず閑散とした寂しい空港を歩きます。
搭乗ゲートに付くと人が沢山。いつもと変わらないゲート前の楽しい雰囲気が伝わってきてなんだか安心しました。
搭乗ゲート付近は手作り感満載のお楽しみブースが用意されていました。
こんな感じの空のお仕事クイズや、
撮影禁止の飛行機部品見学会(エンジンのパーツなんかが展示されてました)、
空港で働いている方達の寄せ書きなんかが展示されていました。
皆さん大変だと思いますが本当に頑張ってください。明けない夜は無いはず。
航空教室の講師でもあるキャプテンとCAさんがいたので一緒に写真撮っていただきました。
気がつけばあっという間に搭乗時間です。
歩きながら撮ったのでめっちゃピンぼけ・・・!
沖止めなので搭乗ゲートからはバスに乗って移動します。
そして出迎えてくれたのは・・・
沢山の地上スタッフさんたち!
と、
働く車たち!
いやー、めっちゃテンション上がります。
パイロットの方も手を振ってくれました。
皆でフライトを盛り上げようとしてくれているのが伝わってきてすごい幸せな空間でした。
写真撮ってたら手招きされたので一緒に写真撮らせていただきました。
全然早く乗らなきゃ!って急かされることも無かったので皆さんめっちゃ写真撮ってました。
写真撮りまくったら機内へ向かいます。
沖止めって目の前で機材を見れるからいいですよね。
ボーディングブリッジを渡る瞬間のワクワク感も好きなんですけどね。
乗る瞬間まで皆さんめっちゃ元気に手を振ってくださいます。
本当に良い空気感が作られていて毎回こうだったら良いのになって思っちゃいました。
さて機内へ。
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搭乗〜機内
mosariが当選したのはエコノミークラスの窓際席。
翼よりも後ろの後方よりの座席でした。
主翼の動く様子が好きなので、個人的には好みの座席になりました。
うおおおお!
うおおお!
国際線機材ぃぃいい!
いやーいい!
いいぞー!
やっぱり国際線機材はテンション上がりますね。
エコノミーだけど気分はビジネスクラスぅぅぅう!
座席には搭乗証明書と、航空教室で利用する冊子が置いてありました。
なお、航空教室で利用する冊子は後ほど回収されました。
これ以外は普段のフライトと変わりません。
CAさんの衣服もいつもどおりですし、音楽が変わっていたり、テンションアゲアゲの挨拶があるわけでもなく、淡々と離陸準備が進められます。
チェックインから機内に乗り込む前まではスタッフさんが盛り上げようとしてるのが伝わってきてめっちゃ楽しかったのですが、機内に入ったら急に普通になりますw
機長と客室リーダーからちょっとした挨拶はありましたが、ここで急に冷静さを取り戻すことになります。
窓の外を見ると・・・
めっちゃ手を振ってくれてる!
機外と機内の温度差がすごいw
もちろん機内のCAさん達は離陸前の準備で忙しいからってのはわかりますが、ギャップを感じてしまったのはmosariだけで無いはず。
機内があまりにも普通なので・・・
気がつけば・・
・
空の上ええええ!
寝てたあぁあぁああ!
3万円も払っているのに寝てしまうとは・・・
ちなみにmosari嫁も爆睡 笑
フライト時間は3時間半ですが、富士山上空になるまでは特に何もイベントも無く時間が過ぎていきます。
富士山上空では旋回を繰り返して富士山を見せてくれようとしてくれましたが↑の写真にあるように当日は生憎のくもり空・・・残念ながら富士山見ることは叶いませんでした。
こちらはもう少し後に撮った飛行ルートですが、画面中央の富士山の近くでグルグルと回ったり旋回した軌跡が残ってますね。
これ以外は特に何も無くフライトが続いていきます。
ドリンクのサービスも無かったので喉がカラカラになったところで待望のお食事タイムです。
離陸から1時間ちょっとしたくらいですかね。
機内食
普段ならエコノミーの食事なんて何も期待しませんが、この時は楽しみで仕方ありませんでした。
機内で食事をとれるって幸せなことだったんですね。これからはもっと機内食楽しみにします。
そしてこれが今日のエコ飯じゃああ!
うおおお、昔と変わらないJALのエコ飯だああ!
飲み物は「スカイタイム ももとぶどう」をチョイス。ももとぶどうの味がそれぞれしっかりと感じられて美味しかったです。キウイよりも好きかも。でもキウイの酸っぱさもフライト中にはいい刺激なんですよね。
メインは牛カレーでした。ラウンジのような味付けではなく、ココナッツ味のタイで食べるようなカレーでとても美味しかったです。
これが機内食ってJALレベル高すぎる。
小鉢のひとつは白身魚の甘酢和えみたいなもの。さっぱりして美味しい。
小鉢ふたつめ。茄子の煮浸しですかね。これもシンプルな味付けで美味しい。
小鉢3つめ。ポテサラのかぼちゃバージョン。
サラダ。
オリジナルパッケージのチョコ(中身はロッテのガーナのキューブタイプ)。
あれ?機内食ってこんなに美味しかったっけ?って思うほど美味しかったです。野菜も多めでしたし。
ちなみに以前搭乗したブリティッシュエアウェイズの機内食はこちら。
メインのすき焼き風のお肉は美味しかったんですけど、その他が炭水化物だらけ。
ご飯とパンにクラッカーにコーンシリアルってどんだけやねん 笑
同じエコノミーの機内食とは思えん。
そんな訳で久しぶりの機内食は大満足でした。幸せ・・・
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航空教室
一大イベントの機内食が終わるとついに航空教室が始まります。
こんな感じで講師として乗り込んでいるパイロットの方と客室乗務員の方がマイクを使ってトークを繰り広げてくれます。
- パイロットが搭乗時間までに何をしているか
- 客室乗務員が搭乗時間までに何をしているか
- パイロットの鞄の中身
- パイロットの方が好きなコクピットから見える絶景
- パイロットへの質問コーナー
- 客室乗務員への質問コーナー
なんて感じで進行していきました。
印象的だったのは客室乗務員の方への質問で、
Q「パイロットの方は怖いですか?」
A「怖いときも・・あります、はい・・・」
ってやつ。
やっぱり怖い人は怖いんですね 笑
人前に出てきてくれるパイロットの方って、
- イケメン
- さわやか
- 高収入
- 超健康体
- 英語○
とパーフェクト超人みたいな人ばかりなので誤解しちゃいがちですけどやっぱりパイロットの方も人間らしい一面があるみたいです 笑
客室乗務員の方って路線ごとに人が決まってるかと思われがちですけど、実は全く決まって無くてその日初めて合う人ばかりのフライトのこともあるとかって話は面白いなぁって思います。
ただどうしても地上で行う航空教室と比べると厳しいと言わざるを得ません。
マイク越しになってしまうので一方通行のやり取りになりがちです。
地上だと目の前で会話のように話ができるので顧客体験として優れています。
地上の航空教室はこんな感じ。
このあたりは機内である以上どうしようも無いですけどね。
あくまで比べたらって話です。
地上と空の上両方体験したことがある人の方が超絶レアなので普通は気にならないと思います。
mosariはこういう時の運がいい・・・
航空教室が終われば後は成田へ向かうだけですので思い思いの時を過ごします。
当日はこんな感じのハート型の飛行ルートでした。
あっという間に成田に到着。
最後に客室乗務員の方から一人ひとりに挨拶されて終了。
楽しかったです!大変だと思いますが頑張ってください・・・!
と伝えておきました。
前方から順番に機内から降りてバスで到着ゲート向かいます。
到着ゲートには特になにも無く自由解散です。
mosari達は電車が7分後に迫っていたのでダッシュでホームへ。
久しぶりの成田空港はとても楽しい思い出になりましたとさ。
チャーターフライトに乗ってみて
1人3万円ほどするチャーターフライトを実際に経験して有りか無しかと聞かれれば、
経験として1回は有り。2回目はいいかな。
って感じ。
これは嫁も同じ意見でした。
普通に楽しかったです。
ただ3万円あって2人で6万円だったらホテルステイを楽しんだり、近場に旅行できるよね。と。
チャーターフライトに興味がある人だったら応募してしまっていいと思います。それは間違い無いです。
久しぶりの空港は(人が少なくて寂しいけど)楽しかったですし、機内に向かう時のワクワク感とか久しぶりの感覚で楽しかったです。
それに地上の航空職員の方がめっちゃいい笑顔で出迎えてくれるんですよ。それだけで来てよかったなぁって。マスク越しでも全然伝わってきます。
チャーターフライトは国際線の需要が戻るに伴い初日の出フライト以外は無くなる(もしくは大幅に減る)でしょうから今しか無いエンターテインメントとして体験しておくのは良いと思います。
好きな航空会社を応援することにも繋がりますしね。
ほんわかした気持ちで帰ったのを覚えています。やっぱりmosariは飛行機が好きでした。
海外旅行が復活したらそれこそチャーター乗るなら海外行くわ!ってなっちゃうので、今しか無い遊びとしては大いに有りかな。
ただ機内での過度な期待は禁物ですかね。
フライト時間を全部使って盛り上げてくれるってことではなく、フライト時間の一部(1時間も無いかな?)がイベントタイムでそれ以外は何も無い時間の方が多いです。多分これはJALの他の「海外を感じるツアー」とかでも一緒だと思います。(ANAの方はわかりませんが)
なのでフライトを楽しむというよりは、空港に向かって、チェックインして、機内に向かって、機内を楽しんで、お家に帰る。という一連の行動全体を楽しむって感覚で挑むといいんじゃないかなと思いました。
ということで久しぶりの成田空港を楽しんだmosariでした。
コロナでまだまだ旅行って雰囲気じゃないので次の楽しみはホテルステイになりそうです。
お籠りステイですね。
早くどこか予約したいなぁ。
それでは!
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