皆様こんにちは。
相変わらず平日は終電続きのmosariです。
ヒルトンのセールはチェックしていたものの、しっかりと検討することもできず予約せずでした(;´∀`)
そんな中我が家にヒルトンプレミアムクラブジャパン(HPCJ)の会員証が届きました。そういえば先日ヒルトン成田に宿泊したときに更新をお願いしておいたのでした。
もう今さら感満載ですが、2017年10月から特典の内容が変わりますので、その辺を整理してみたいと思います。
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ヒルトンプレミアムクラブジャパンとは
ヒルトンの日韓向けの独自制度でして、なんと公式サイトに掲載されている料金から更に20%引きされるという凄まじい特典が魅力でした。
まずは現行制度をおさらい。
- 公表料金から更に20%引き
- レストラン料金を客室付で20%引き(レストランのみの利用だと10%)
- ヒルトンオナーズ シルバー会員付与
- 10,000円のクーポン付与
- バースデーケーキ特典
といった特典がありました。
何と言っても目を引くのが”公表料金から更に20%引き”の特典ですよね。
単純に20%安く泊まれるようになるので非常にメリットが大きいです。この特典のために入会していたようなものですね。地味にレストラン利用時の20%引きもありがたいですが。
ヒルトンオナーズ シルバー会員とバースデーケーキ特典はおまけみたいなもんですね。
また入会金が25,000円、翌年から年会費が10,000円かかりますが、入会金は色んなクレジットカードのキャンペーンで10,000円になりますので、10,000円のクーポンで相殺できるため実質無料みたいなもんです。こんなやつですね↓。
以降の年会費も同様にクーポンで相殺できるため、とりあえず入っておいた方がお得という素敵な制度でした。
なお、対象となるのは日韓の対象ホテルです。
- ヒルトン東京
- コンラッド東京
- ヒルトン東京お台場
- ヒルトン東京ベイ
- ヒルトン小田原リゾート&スパ
- ヒルトン成田
- ヒルトンニセコビレッジ
- ヒルトン名古屋
- ヒルトン大阪
- コンラッド大阪
- ヒルトン福岡シーホーク
- ヒルトン沖縄北谷リゾート
- ダブルツリーbyヒルトン那覇
- ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
- ヒルトン釜山(クーポン券利用不可)
- コンラッドソウル(クーポン券利用不可)
国内のヒルトンが対象となるので使い勝手が良かったのですが、2016年の春先から雲行きが怪しくなりました。
それが除外料金の存在です。
以前はワールドワイドの大型セール料金のみが対象外でした。
先週実施されていた↑みたいなやつですね。これは割引率が50%もあるのでそこから更に20%は流石に・・・ということで納得できるものの、2016年から除外料金がかなり増えてきました。
特に”オナーズ会員限定割引”が対象外になってしまったことで大きな混乱がおきました。
ホテルによって言い方が違う場合がありますが、こんな名称のやつです。
- オナーズ会員限定割引
- オナーズ割引
- HONORS DISCOUNT
上記はヒルトン東京の料金プランですが、赤で囲った”ヒルトン早期割引(ヒルトン・オナーズ会員向け割引)”が最も安いプランになります。これが対象外になってしまったんですね。
公表料金から更に20%引きされるという理解しかしていない会員が大半ですから・・・
今までどおり一番安いプランを予約する→予約完了後に対象外と言われる。しかもキャンセル不可。→クレーム
というやりとりがフロントで発生していたのが容易に想像できます。mosariも最初やらかしました。
規約をよく読めというのが正論ですが、最初のころは特に説明も無かったんですよね(;´∀`)
ということでオナーズ会員割引がついていない”ヒルトン早期割引”を予約するのが正解なのですが、まぁわかりにくいですよね・・・
これは公式サイトからの予約が最も安くなるようにプロモーションを勧めていたヒルトン・ワールドワイドの意向によるものが大きいのだと思います。ヒルトン会員になって公式サイトから予約するのが一番オトクだよ!と、この2年間ずっと言い続けてますからね。そこから日韓の独自制度で更に割引させたくないのでしょうね。なのでヒルトンプレミアムクラブジャパンもクレームだらけで相当歯がゆい思いをしていたと思います。
他にも地味にホテル独自のスイートルーム30%オフ!とかのプランも対象外になってしまったことも痛いですね。
対象外のプランの一覧はこちら
2015年は普通に割引してもらえたんですけどね・・・
ということで除外プランが増えたことで使い勝手が悪くなっていったHPCJですが、昨年末に特典の変更を発表しました。これが改善なのか改悪なのか・・・見てみましょう。
改定後の特典
- シンプルステイ料金から25%引きされた専用プランを用意
- 割引クーポンが5,000円×2枚に変更
- レストラン利用時のみでも割引クーポンが利用可能
上記3点が大きな変更点となります。
以下は引き続き継続です。
- レストランで20%引き(レストランのみの利用だと10%)
- ヒルトンオナーズ シルバー会員付与
- バースデーケーキ特典
それでは変更点部分を詳しく見てみましょう。
専用プランを開設
今までは公表料金でいったん予約し、その後、当日までに20%引きしてもらう運用でしたが、予め25%割引された”HPCJ会員専用プラン”が用意されることになりました。
一部の除外プランがあることで混乱を招いていたので、最初から割引が適用される”HPCJ会員専用プラン”を用意したということですね。
これは改善と改悪の両面があります。
まずは改善から。
何と言ってもわかりやすい。予約時点で割引後の料金が判明しますし、除外プランのことを考えなくていいので。
また、”シンプルステイ料金”からの値引きとなるため、キャンセル可能な料金で予約できるようになります。
現状のプランルールだと最安値は”早期割引のオナーズ会員限定料金”で、だいたい”シンプルステイ料金”から20%引き程度(ホテルや日程による)です。ただし、早期割引料金なのでキャンセル不可です。
なので、”HPCJ会員専用プラン”は通常時最も安く予約できるようになり、キャンセルも可能という使い勝手のよいプランとなります。
続いて改悪な面を。
以前はオナーズ会員限定割引ではない早期割引でシンプルステイ料金から15%引きされており、そこから更に20%引きされていたわけですから、合計で32%割引されていました。
先程のヒルトン東京の例で比べてみますと、
- シンプルステイ:38,000円
- 早期割引(15%):32,300円
- 早期割引オナーズ限定(18%):31,654円
- 新HPCJプラン(25%):28,500円
- 旧早期割引+HPCJ(32%):25,840円
となります。
旧制度の場合は25,840円、新制度の場合は28,500円となるわけですから、2,660円ほど高くなるわけです。
少しでも安く泊まりたいですから、やはり痛いですね。
ここは残念なところです。
もちろん改善点であげたようにキャンセル可能ですから、その辺をどう感じるかですね。個人的には少しでも安い方がありがたい。
なお、新プランを予約するにはHPCJのHPからのみになります。10月1日以降の宿泊を予約する場合はHPCJのサイトへGO!
割引クーポンの変更
大きくわけて2つ変更があります。
まずはこれまでの条件をおさらい
2017年9月30日までの有効期限のお客様が有効期限内に有料更新なさる場合と2017年9月30日までに有料入会のお客様には、10,000円宿泊割引券を差し上げます。
- 割引券の裏面に記載の有効期限内に限りお使いいただけます。
- 2017年10月1日以降は、HPCJ会員限定割引プランのお支払いにのみお使いいただけ、HPCJ会員限定割引プラン以外のお支払いにはご利用いただけません。
- レストラン料金のみの支払いにはご利用いただけません。
- コンラッド・ソウル、ヒルトン釜山ではご利用いただけません。
こちらが変更後です。
HPCJ対象国内ホテルのHPCJ会員限定割引プランのご宿泊料金のお支払い、および直営のレストラン、バー、ラウンジのご利用料金のお支払いにお使いいただける5,000円割引券2枚を、有料入会時ならびに有料更新時に差し上げます。
- 5,000円割引券は、年会費のお支払いを伴う新規入会および更新の際に差し上げます。2017年10月1日以降よりご利用いただけます。
- 5,000円割引券は、1回のご精算で1枚のみご利用いただけます。2枚以上の割引券を同時にはご利用いただけません。
- 5,000円割引券は、 HPCJ会員限定割引プラン以外の宿泊料金のお支払いやレストランでのHPCJ割引対象外料金のお支払いにはご利用いただけません。
- 5,000円割引券は、韓国のコンラッド・ソウルとヒルトン釜山ではご利用いただけません。
まず10,000円券だったものが5,000円券×2枚になりました。一度に利用できるクーポン券は1枚のみなので、2回以上の滞在に分ける必要があります。これだけで見ると改悪なのですが、もう1点の変更を組み合わせた際にメリットが活きてきます。
それは「滞在せずにレストランのみでもクーポン券が利用可能」になることです。
あまり無いケースかとは思いますが、宿泊する予定は無いけれど、クーポンの利用が迫っているような時にレストランで消費するといったことが可能になります。
または、使えるかは要確認となりますが、HPCJの対象外プランで予約して、レストラン分に利用することができるかもしれません。
例えば大型セールの50%引きのプランで宿泊し、レストランを利用した分を5,000円引きにするといった使い方ですね。この場合はHPCJの対象外プランになるため、部屋付けにしてしまうとレストラン分にも割引券が使えません。そこで、部屋付けせずに食事後に支払いをすることで割引券が使える・・・かもしれません。この場合部屋付けしていないのでレストランの割引率は10%になります。
もし10月1日以降に更新された方で5,000円割引券を入手した方で試す方がいればご報告いただけると幸いです。
この方法が可能なのであれば、最も割引率が高い大型セールで予約し、レストラン分をその場でクーポン券を使って支払うのが最もお得度が高い宿泊になるのではないでしょうか。
これがNGならば素直にHPCJ専用プランで2回宿泊して、宿泊料金の補填に5,000円クーポンを消費しましょう。
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まとめ
今回の制度変更のポイントを改めてまとめると・・・
- 変更は2017年10月1日から
- HPCJ専用の25%引きプランが用意される
- 専用プランはキャンセル可能なプランの中では最安値
- 旧制度よりも総額は高くなる
- 予約はHPCJのサイトから
- クーポン券は5,000円2枚で1度に1枚だけ利用可
- クーポン券がレストランの利用のみでも使えるように(その場合レストランの割引率は10%)
といったところでしょうか。
詳細または10月1日以降の予約はHPCJの公式サイトへ
下手に混乱させると満足度の低下を招きますから今回の変更は仕方なしですね(;´∀`)
インバウンド需要が増えるにつれて、じわじわと宿泊料金が上がってきているヒルトンですから、できるだけお得に活用できる制度になっていくことを祈るばかりす。
mosariはSPGアメックスを持っているので出来る限りSPG系列のホテルに泊まりたいのですが、HPCJやヒルトンダイヤステータス持ちなこともありヒルトンに泊まることが増えてしまっています。
マイルを貯めるにはSPGの方がガッツリいけるんで悩ましいところです。
暫くは2つのサイトをにらめっこしながらその時々でお得な方に泊まることになりそうです。
それでは!
今回のセールも渋かったですよ。
使いたい日は除外日ですし。
なんとか予算よりは高かったですが、東京ベイと小田原を予約しました。
為替の影響だとは思いますが、シンプルプランの価格自体が高い設定になってますね。
毎日、お仕事大変そうですがブログの更新も楽しみにしていますので無理の無い程度にお願いします。
語り合える日を楽しみにしています。
Boo様
こんにちは。
今回のセールは開始直後はけっこう穴場的なレートがあったのですが、夜にはけっこう値段あがっちゃってましたね・・・
ホント最近は正規料金自体が値段上がっちゃってますよね。あまり良いことでは無いですが民泊利用が増えて稼働率が下がるとまた少し変わるんですかね?客層が全然違うから影響無いんですかね(;´∀`)
ああああ、すいません。例の件、10月でお願いします!ちょっと後でメールいたしますね!ご連絡できておらず申し訳ございません!マルタのお話是非聞かせてください(∩´∀`)∩
よろしくお願いします。
はじめまして、kimikoと申します。
様々な特典、使いこなしの術など
とても参考になりました。
kimiko様
初めましてこんにちはー。
参考になったようで何よりです。
上手く活用してお得に泊まっちゃいましょう。