皆様こんにちは。
今日の内容は夏の旅行で訪れたハンガリーの首都ブダペストで宿泊したホテル「ヒルトン ブダペスト シティ」の滞在記となります。
ブダペストにヒルトン系列のホテルは「ヒルトン ブダペスト シティ」と「ヒルトン ブダペスト」の2つありますが、我々がシティを選んだ理由と実際に滞在してみてどうだったかをお伝えしたいと思います。
あまり人気のある都市ではありませんが、物価も安く町並みも綺麗で想像以上に楽しむことができました。
スポンサードリンク
2つのヒルトン
先程お伝えしたようにブダペストには2つのヒルトンがあります。(ガーデンインもあるけどあえて選ぶ理由が無いので割愛)
ブダペストはドナウ川の西側のブダ地区と東側のペスト地区に分かれています。
世界遺産である王宮の丘があるブダ地区にヒルトン ブダペスト、市内や世界で最も美しい国会議事堂があるペスト地区にヒルトン ブダペスト シティがあります。
ヒルトン ブダペストは王宮の丘の中、ヒルトン ブダペスト シティは市内にあるので、せっかくヨーロッパまで来たなら旧市街の雰囲気が味わえるヒルトン ブダペストが魅力的なのですが、今回は立地優先でシティにしました。
空港や長距離バス、列車の駅なんかは東のペスト側にあります。
我々は基本的にタクシーは使わずに移動するので公共交通機関でのアクセス性を重視して今回はヒルトン ブダペスト シティをチョイスしました。
シティは市内にありショッピングモールと繋がっているので圧倒的に便利です。
王宮の丘の中は全て観光地みたいなもんですから、食事も高くクオリティも落ちます。この辺はホテルのある雰囲気を大事にするか、どうかでわかれるでしょう。
もちろん世界遺産の中にあるということは夜や早朝といった人が少なくなるような時間にゆっくりと見ることができるといったメリットもあるのでそれはそれで魅力的ですけどね。
我が家はスーツケースを持っているときは超警戒体制で移動するのでできるだけスーツケースを持ったときに負担の少ないホテルということでシティに決定しました。
市内を移動するために必要な地下鉄の駅、バス停、トラム乗り場も近くにあるのでどこへ行くのも簡単でした。
予約プラン
予約プランは3日前までキャンセル可能なセミフレックス料金で、最安ルームタイプである「キング ヒルトン ゲストルーム」を予約しました。
税サ込で483.73€でした。
2019年8月当時は1€=118円程度でしたので、ざっくり120円で計算すると58,047円ですね。4泊しているので1泊あたりだと14,512円と夏の繁忙期にしてはお安く泊まることができました。
スポンサードリンク
空港から市内へ
ブダペストの空の玄関口である「リスト・フェレンツ国際空港」から市内へ向かうにはバスを使う必要があります。
このご時世にまだ鉄道で市内と空港が繋がっていないんです。。
お金に余裕のある方はタクシーが簡単ですが、庶民である我々はバスを使って市内まで移動しました。
- タクシー
- 混載シャトルバス
- バス(100E)
- バス(200E)+地下鉄(M3)
大きく分けるとこんな感じ。
タクシーが一番高く、バス(200E)+地下鉄(M3)が一番安いです。
ただし、地下鉄のM3線は2020年の夏ごろまで工事で運休している区間があるなど到着初日にアタフタすること必至です。
なので我々はバス(200E)で市内まで行き、更にホテルの最寄り駅まで地下鉄で行くプランにしました。
空港の到着ロビーに出たら「BUS」の看板を目指して進んでください。
外に出ると紫色の券売機が見つかると思います。普通に出たら左手にあるはず。
こんなやつですね。
タッチスクリーンになっているので画面に触れると購入することができます。
ハンガリー語になっているのでまずは画面下部にあるユニオンジャックをタップして英語表記に切り替えましょう。
英語表記に切り替わりましたね。左下にある「Airport shuttle bus」を選択肢しましょう。
100E線と表示されていることがわかりますね。Airport ←→ City centerとありますね。
我々はブダプペストの次は長距離バスでブラチスラヴァに向かうので「One-wey trip(片道)」を選択しましたが、また空港に戻る方は「Return trip(往復)」を選択しましょう。往復だと割引とかがあるわけではないみたいですが、買う手間が減るので。
片道900フォリントです。(だいたい3分の1にすればいいので日本円だと300円ちょっと)
複数人数分買う必要がある場合は+マークをタップしましょう。
2人分になりましたね。
人数分選択できたら「Go to payment」をタップ。
レシートがいるかどうか聞かれるので「Pay and print VA invoice」を選択して念の為レシートをもらっておきましょう。
現金かクレジットカードか選択することができます。確かVISAとMasterが使えたと思いますが、mosariが試したときは何故かエラーで使えず・・・
現金で払いました。
こちらの表示が出たらクレジットカードを挿入します。(結局現金で支払いましたが)
クレジットカードを入れてPINを入力するか、現金を投入しましょう。もちろん紙幣も使えます。
こんな感じのチケットが出てきます。右側が破れてるのはバスに乗るときに車掌さんに破られるからです。
チケットを手に入れたらそのまま道なりに進んでバス乗り場に並びましょう。20分に1本くらいのペースで来たと思います。
黄色の看板なので目立ちます。100E線と書かれていることを確認しましょう。
こんな感じのバスが来ます。
mosari達は座ることができましたが出発するころには立ってる人もいました。確実に座りたい人は1本見送れば余裕でしょう。
市内の中心地であるデアーク・フェレンツ広場(Deák Ferenc ter)までは30分ほどで到着します。
Deák Ferenc terで降りたら北側に少し歩くと地下鉄のM3線があるのでそちらに乗ってホテルの最寄り駅まで向かいましょう。
または、空港で予め「Single ticket(350Ft)」または乗り放題券を買っておいて、9番の路線バスで向かってもいいと思います。
今思えば地下鉄は階段を降りなければいけないのでバスの方が楽ですね。
降り場所は、
電車:Nyugati pályaudvar
バス:Nyugati pályaudvar
とおんなじ駅名/バス停名です。
mosari達の場合はM3線が工事で走っていなかったので、
- 地下鉄まで向かう
- 券売機で「Single ticket(350Ft)」購入
- 改札で警備の人に止められる
- バスを使うよう案内される
- バスでNyugati pályaudvarへ向かう
という手順で一番無駄でした。
バスで向かう場合は空港で「Single ticket(350Ft)」を買っておくことをおすすめします。(または乗り放題券)
駅またはバス停に着いたらヒルトンが併設されているWestend Mallというショッピングモールの建物を目指せばOKです。
どちらも5分ほどで到着です。
チェックイン
ロビーはシンプルなデザインです。普通です。
チェックイン手続きも普通そのもので
- パスポート見せる
- 宿泊内容の確認、サイン
- クレジットカード提示
- ヒルトン・オナーズ特典の説明
- ルームキーをもらう
って感じですね。
オナーズ特典の朝食はラウンジを案内されました。レストランは使えないのかな?もしかしたら言えばレストランも使わせてくれるかも知れませんがちょっとわからず・・・
ロビーの右側にPCがあったのでドナウ川クルーズの手配する際に勝手に使わせていただきました。
キーを受け取ってエレベーターで部屋に向かいます。
スポンサードリンク
客室の様子
アサインされたお部屋は366号室でした。
ドアを開けてみると・・・
おや、通路っぽい感じになっています。
入ってすぐ左手にバスルームがあり、寝室は奥になります。
奥まで進むとベッドがあります。
ちょっと変な間取りですが、うん。広いですね。
ほい、ゲストルームからデラックスルームにアップグレードされてますね。
- ゲストルーム
- スーペリアルーム
- デラックスルーム
- エグゼクティブルーム
- ジュニアスイート
- エグゼクティブスイート
といったルームタイプがありますので、2段階アップグレードいただいたみたいです。
ありがとうございます。
366号室は一番左下の角部屋になっており、恐らくデラックスルームの中でも広い部屋っぽいですね。
さて、お部屋の様子に戻りましょう。
ベッドサイド側から見てみるとこんな感じ。
おぉ、無料の水は750ml?の大きなものが2本と嬉しいですね。他にもウェルカムアメニティとしてドーナツとアイスペールに入ったシャンパンのミニボトルをいただきました。ありがとうございます。
ウェルカムギフトでシャンパンもらったのは初めてかも・・・?
1泊10万円超えのグリッティパレスですら赤ワインだったというのに。ただしフルボトルで2本ももらえたけど・・・
なお、翌日のハウスキーピング後はというと・・・
水多すぎぃwww
4本も補充していただけました。空港で2Lの水を買ったっきり一度も水を買わずに済みました。
素晴らしい。
続いて備品周りを見てみましょう。
クローゼットです。アイロン台付き。
バスローブとスリッパはこちらに。
ただし、1個ずつしか置いてありませんでしたので嫁がフロントに行ってスリッパをお願いすると2個届きました 笑
バスローブは2日目以降補充されることはありませんでした。
コーヒーはインスタントコーヒーでポットは電気ケトルでした。
紅茶はドイツのEilles(アイレス)というものでした。
セキュリティボックスはこちらに隠れています。
冷蔵庫です。
日本語で怖い注意書きが書いてあります。
取ると勝手に課金されるやつですね。少し触っただけで誤認識されても面倒なので開けませんでした。
続いて水周り。
洗面台はシングルです。シャワーとバスタブは別なのが嬉しいところ。
ドライヤーももちろんあります。
バスタブ。
バスタブの上にはビヨーーーーーっと伸ばせる洗濯紐が備え付けられているのが嬉しいところ。
アメニティはいつものやつですね。
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディーウォッシュ
- ボディーローション
綿棒など。
水圧や温度、清潔さは問題ありませんでした。よしよし。
続いて窓からの景色ですが、市内なので期待してはいけません。
正面は道路を挟んで建物ビューです。
右方面を見るとレヘル広場があり教会のような素敵な建物が見えます。
客室内はWi-Fiが飛んでおり、ヒルトンオナーズ会員であれば無料で使うことができます。
チェックイン時にプロモーションコードを貰えると思うので、そちらを使いましょう。
ヒルトンでよくある客室番号と名前じゃないですので注意。(なお、嫁が客室番号と名前で繋げてしまいましたが請求はされませんでした)
エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジは4階にあります。
- オープン時間:6時〜23時
- 朝食:7時〜10時
- ティータイム:15時〜18時
- カクテルタイム:18時〜20時
エレベーターを降りてすぐのところにルームキーをタッチすると開く仕組みの部屋があります。
そのせいか昼間だとスタッフが一人もいないこともちらほら。
細長い小ぶりなラウンジです。
写真右側のドアをくぐるとテラスがあります。
4階からだと街の奥にある小高い山が見れて街並みと合わさってすごくええのです。ヨーロッパって感じ。暑くて長居できませんでしたが・・・
部屋の手前側にコンシェルジュデスクがあります。
奥がフードエリアです。
写真は朝食時になります。
生野菜、チーズ、ハム、フルーツ、ヨーグルトなど。
パンにデニッシュ、ドーナツ。
ブレッド類。
カリカリのベーコンにウインナー。
ハッシュドポテトに炒めた野菜。
スクランブルエッグにゆで卵。
残念ながらエッグステーションは有りませんが、スクランブルエッグがふわふわで美味しかったので良し。
シリアル類。
ジャムにヌテラ。
そして「ヒルトン ブダペスト シティ」一番の目玉がこれ。
フレッシュ オレンジジュース マシーンです!!
テーブルの上にあるオレンジを3個そのままマシーン上部の穴に投入して光っているリング部分のボタンを押すとその場で生搾りオレンジジュースが出てきます。
こんなの絶対美味いに決まっとるやん・・・!
盛ってみるとこんな感じ。
4日間食べましたがメニューはほぼ変わらずです。
ヌテラ(チョコレートクリーム)をクロワッサンに塗って甘くなったお口をオレンジジュースの酸味が洗い流す・・・最高や。
ひたすらオレンジジュース飲んでました。
ボタンを押しても動かない場合はオレンジの皮が機械の中で満タンになってしまっているので、スタッフに伝えて空にしてもらいましょう。
オレンジジュースが楽しすぎて毎日飽きずに朝食を楽しめました。
スポンサードリンク
ホテル周辺
やっぱりホテルの周辺の治安は気になりますよね。
ブダペスト シティはショッピングモールに併設されているので夜も明るくて人通りもそれなりにあるので安心だと思います。
ホテル目の前の通りですが、夜でも特に怖いって感じはしませんでした。
隣にはスターバックスもあります。ほんと世界中どこにでもありますね。旅行先で飲んだことは一度しかありませんが・・・
世界一オシャレなマクドナルドすぐ近くにあります。
とてもマックとは思えないお洒落さ。
ショッピングモールがあるので何か必要な物が発生してもすぐに買えるのもいいですね。
ホテルからはトラム乗り場、バス乗り場、駅も近いので1日乗り放題券を買っておけば移動に困ることはありません。
ブダ地区に行きたい場合は4番と6番のトラムを、ペスト地区の南方面に行きたい場合は地下鉄のM3線かバスの9番がおすすめ。
初めてブダ地区に行く時はあえてトラムを使わずに歩いてマルギリット橋を渡るのがおすすめです。
くの字に曲がった美しい橋を渡ってブダ地区に渡るのですが、左手を見ると、美しいドナウ川と対岸の王宮を見ることができます。
橋を歩いているだけでもハンガリーの国旗とトラムが嫌でもテンションを上げてくれます。
写真だとなかなか伝わりませんが、ただただ美しい街だと関心してしまいました。
ドナウ川の真珠と呼ばれるのもわかる美しい街並みでした。
夕食は是非ハンガリー料理が食べられる「Firkász Kávéház Étterem」というレストランに一度訪れてみてください。
場所はヒルトンから徒歩10分ほどのところにあります。
外観はこんな感じ。
中はこんな感じですっごくレトロでいい雰囲気なお店でいるだけで楽しくなっちゃいます。
壁際には古新聞などが貼られてタイプライターやフィルムカメラなどが飾られておりめちゃめちゃいい雰囲気なんです。
しかも生演奏付き。
リクエストを聞かれたので嫁が日本の曲という難易度の高いリクエストをしたところ「桜」や「すき焼き」なんかを演奏してくれました。すげぇ。チップあげました。
もちろん料理もめちゃめちゃ美味しいです。
ハンガリーと言えば・・・
フォアグラですね。
こんなにたくさんのフォアグラ初めて食べました。
- フォアグラ
- グヤーシュスープ(パン付き)
- ロールキャベツ
- ビール
- スパークリングウォーター
で約6,000円弱とそんなに高くないです。
日本でフォアグラなんて食べようものなら・・・ひぃ。
料理はほんと美味しいです。フォアグラは油がすごいですが、グヤーシュスープとロールキャベツはほんと美味しい。
日本人に合う味付けでした。
周辺は暗くてちょっと怖いですけど行く価値有りです。
ヒルトンのコンシェルジュに教えてもらったのですが大正解でした。
気になった点
基本的にまぁ可も無く不可も無くって感じでした。
ただし1泊15,000円弱での滞在だったので値段を考慮するとコスパは良いと感じました。
ヨーロッパでハイシーズンのヒルトンで15,000円弱はありがたいっす。
- オナーズ特典の朝食がラウンジだった(言えばレストランでも行けたかもしれません)
- タオルが補充されないサイズのものがあった
- ベッド脇に電源が無かった
ってくらいでしょうか。
タオルが何故か1枚しか補充されなかったり、ハウスキーピングはちょっと残念でした。水は沢山くれたんですけどね・・・
部屋からの景色も望めないので、景色を重視される方はもうひとつのヒルトンがいいでしょう。他のエリアに移動する際はちょっと不便ですが・・・
まとめ
ヒルトン ブダペスト シティは特筆するようなものは無いのですが、ヒルトンブランドの安心感を手頃な価格で提供してくれているコスパの良いホテルです。
乗り物を駆使すればブダ地区への移動も簡単ですし、空港や、直距離バス乗り場に乗り換え1本でアクセスできるのはありがたいです。主要な観光スポットであればどこへ行くにも30分あればたどり着けます。
スーツケースを持って移動が苦で無いなら王宮側のヒルトンの方が雰囲気含めていい感じかと思いますが、スーツケースでの移動が面倒な方はこちらのほうがアクセスが良好です。
まだまだマイナーなブダペストですが街の美しさは他の国に決して負けていません。チェコのプラハも素敵でしたが人の優しさや物価の安さなどを加味するとブダペストの方が満足度が高かったです。
教会も屋根がパッチワークみたいで可愛いです。
もっと人気が出てもいい気がします。
ということでヒルトン ブダプペスト シティの滞在記でした。
来年の夏のご旅行にいかがですか?
それでは!
mosariさん、おはようございます
ヨーロッパ…いい響きです…いつかどこかへ行きたい(〃ω〃)
今週末は2ドルのオレンジジュースをぐびぐび飲んできます!!何回飲もうかしら(笑)
ポン太郎様
こんにちはー。
お、もしかして今週末がシンガポールですか?楽しんできてください!!
いーなー(∩´∀`)∩
mosariさん、こんばんは( ̄▽ ̄)
ポン太郎@チェックイン待ちinチャンギ空港です。今回はよく食べました~!フィッシュヘッドカレー、チキンライス、チリクラブと、もう大満足です。
すぐにでもまた来たいです(笑)まあ、F1観戦狙いで頑張ってます。
ポン太郎様
こんにちはー。
お、もう帰りですか、楽しい時間はあっという間ですよね。
ド定番を網羅してきましたね。チリクラブは結構お高かったんじゃないですか??
mosariさん、おはようございます~
ポン太郎@那覇空港でございます。
この修行込みシンガポール旅行でJGCプレミアにリーチとなりました(*´ω`*)再来週の小松行きでゴールインで~す!
チリクラブは2人で食べて飲んで…
160ドルでした(笑)
ポン太郎さま
こんばんはー。
今頃ご帰宅された頃でしょうか?
シンガポールお疲れさまでした。
2人だと楽しそうで何よりです。
プレミア達成報告お待ちしております(∩´∀`)∩