【アメリカ横断10日目】2025.11.2 アメリカ ニューオーリンズ
気温:9〜22度
歩数:13,132歩
運転距離:ニューオーリンズ連泊
1ドル=153.95円
今日の予定
- ニューオーリンズでJAZZを楽しむ
 

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ニューオーリンズの朝
朝7時にスマートウォッチのアラームで目を覚ます。
でもスマホの時計を見るとまだ6時。
つまりサマータイムが終わったということだ。
アメリカのサマータイムは11月の第1日曜日の午前2時に終わる。
なので1時間だけ時間が戻っている。
1時間多く寝れるのでお得。
という訳で1時間2度寝してから起床。
まずは朝ごはん。
いつもの。
その後は今日の宿を予約しつつ、ニューオーリンズの公共交通機関に乗るためにアプリをインストール。
Le PASSというアプリ。
会員登録が面倒だがトラムに乗りたいので仕方ない。
トラムは現金でも乗れるそうだがお釣りが出ないそう。
細かい現金を持ってないのでクレカで支払えるアプリでという訳。
これでよし。
買ったのは1日乗り放題チケット。
さぞ高いかと思いきやなんと3ドル(450円)。
1回の乗車が一律1.25ドル(190円)なので3回乗ったら1日券の方が安くなる。
何もかも高いのにバスは安いという不思議。
車が持てない人のための交通手段だからかな・・・
10時過ぎにチェックアウト。
ニューオーリンズでお世話になった宿
- 施設名:Royal Palms Motel & RV Park
 - 住所:7800 Chef Menteur Hwy, New Orleans, LA 70126 アメリカ合衆国
 - チェックイン時間: 15:00
 - チェックアウト時間: 〜11:00
 - 部屋タイプ:デラックス キングベッドルーム
 - エアコン:有り
 - 1泊:64.52ドル(9,940円)
 
市内観光の中心であるフレンチクォーターから少し離れたエリアの宿。
ニューオーリンズの市内中心部は駐車場代が結構高くて駐車場代が不要なモーテルはかなり便利だ。
到着した日は寝るだけなので値段の安いここを選んだ。
前日のモーテルがボロボロだったのでかなり快適に感じた。
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部屋回り
内装がレトロ=古い訳だが全然許容範囲。
ちゃんと冷蔵庫も電子レンジも動いていたし。
めっちゃ薄い味のコーヒーマシンもあった。
Wi-Fiも快適。
入室時にちょっと匂いが気になったがすぐ慣れた。
水回り
古さは目立つが全然許容範囲。
お湯もしっかり出るし、タオルも付いていた。
総じて満足。
ギリギリ1万円を切る値段だったので寝るだけと思えば全然OK。
周辺には同じような値段で朝食付きのモーテルもあったが週末だったからか当日予約はできなかった。
早めに予約できるなら周囲のモーテルと比較すると良さそう。
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ニューオーリンズ観光
まずは車で市内中心部から少し離れたスーパーマーケットへ。
ここではドライブのお供にガムを購入。
んでそのまま車を停めさせてもらってトラム乗り場へ。
このニューオーリンズには世界最古の現役トラムが走っているとかなんとか。
何故そう呼ばれるかはわからないそうだがストリートカーと呼ばれているそうだ。
5分ほどでそのストリートカーがやって来た。
・・・
・・
・
真っ赤な1両だけの車両。
可愛い。
車掌さんに挨拶しながらアプリのチケット画面を見せる。
これはオフラインでも表示できるようになっていて実に便利。
中もレトロで可愛い。
座席が木の椅子ってのがまた味があって良き。
15分ほどで市内観光の中心部、フレンチクォーターと呼ばれる地域にやって来た。
トラムを降りると飛び込んで来るのは椰子の木とビル。
一気に南国に来たみたいだ。
日差しも南国のソレ。
暖かくてこれまで厚着してたのがウソみたいだ。
まぁニューヨークから2,500km以上走ってるから気候が変わってても全然おかしくないのだけれど。
まずやって来たのはフレンチクォーター内でも特に有名なバーボンストリートと呼ばれる通り。
このニューオーリンズはJAZZの聖地と呼ばれおり、この通りは昼間から音楽で溢れているそうだ。
これまでと建物も感じも少し違う気がする。
なんかどことなくお洒落を感じる。
もう11月だけどハロウィンの飾りつけが残りまくっているのが外国らしい。
ニューオーリンズは昔フランス領だったらしいよ。
なるほど。Azuのいう通りヨーロッパのソレが混ざっているからどこか懐かしく感じるのだろう。
多くの観光客に混じって通りを歩いているとどこかしらから音楽が聞こえる。
生演奏のところはまだ少なかったけど多くのバーから大音量のミュージックが流れていた。
流石に午前中だとまだ演奏している人は少ないか。
Azuは音楽を楽しむ前に通りの臭いにまいっていた。
確かに南米でよく嗅いだ糞尿の臭いが漂っていて臭い。
ナッシュビルやメンフィスでもそうだったけど音楽が賑わっている通りはもれなく酒もセットになっている。
だからこそ色んなものが通りに撒き散らかされてるのかも。
ここは他と比べて圧倒的に臭いけど(;´∀`)
通りを曲がってみると教会のある広場にやってきた。
1700年ごろに建てられたというセントルイス大聖堂。
教会前の広場では演奏している人、絵を販売している人、占い師など多くの人が多様な商売をしているようだった。
ガンガンに音楽が鳴り響いているけど、
教会の前なのでお静かにの看板がある。
この緩さが許されるからこそこの街は音楽の街になったのかもしれない。
教会の前には素敵な公園があってベンチで休憩している人も多数。
確かに座ってほっこりしたくなる陽気だった。
広場の中央には立派な騎馬の銅像。
めちゃくちゃ絵になるね。
さらに公園を抜けると大きな川沿いに出た。
振り返ると先ほどの教会。
なんだかディズニーランドみたいだ。
何もかも可愛らしいし、川沿いで演奏している人の音楽も相まってテーマパークにいるような錯覚に陥る。
この川はミシシッピー川。
名前くらい聞いたことがあったけど、調べてみたらアメリカを南北に縦断してメキシコ湾(アメリカ湾)に流れ込んでいるめちゃくちゃ長い川だった。
昔から人が反映するのは大きな川沿いであることが多い。
きっとこの街もその一つなのだろう。
景色も良いし12時を回っていたので昼食。
いつもよりサンドイッチだけど、今日はスーパーで買ったランチョンミートを挟んでいる。
ちょっと科学的な味が強くてツナの方が美味しいかな(;´∀`)
川沿いでは多くの人が休憩していて、皆一様に白い粉がたくさん付いた何かを食べていた。
あー、なんかニューオーリンズで有名なお菓子かも。
アメリカで現地のものを食べようと思うとだいたい20ドル程度はする。
レストランでドリンクも頼んで税金とチップが加算されるとまぁ1人4,000円くらいになってしまう。
2人だと8,000円となるとなかなか手が出ない。
でもあんなお菓子ならそこまで高くないだろう。
皆が持っている袋に書いてる名前を検索してみるとここから近くの超有名店だった。
そんな訳で僕らも5分くらい並んで購入。
右手に持っているバニエ(3個入り)が4.5ドル、カフェ・オ・レが3.5ドルくらいだったと思う。
税金を入れても8ドルちょっとのはずがおばちゃんから提示されたのはぴったり10ドル。
よくわからないが10ドル。
Azuが確認しようとするも早くしろと言わんばかりにめんどくさそうな対応。
細かい小銭のやり取りが嫌なのか切り上げてピッタリにしようとしてるとしか思えん(;´∀`)
なんだか腑に落ちないが10ドルのお支払い。
さっそく公園でバニエとカフェ・オ・レをいただく。
味はまぁ普通。
ドーナツとサーターアンダギーの間くらいの硬めの食感に致死量の粉糖がかけられている。
カフェ・オ・レはコーヒー感が薄く、ミルク感も薄くてボヤッとした味。
悪くないけど別に対して美味しくもない。
バニエはどう、美味しいでしょう!?
通りすがりのおばちゃんがそう声をかけてきた。
現地の人なのだろう、自信満々にそう聞いて来た。
地元の人に愛されてる味ではあるようだ。
別に悪くないけどカフェ・オ・レとセットで1,500円と思うと…(;´∀`)
日本ならミスドで500円くらいで食べられそうなクオリティ。
アメリカだと外食費(といってもテイクアウト)は日本の3倍くらいと思えば良さそう。
ファストフードは2倍くらいかな。
やはり物価と満足度は相関関係があるよなぁ。
などと野暮なことを考えながら再びバーボンストリート周辺をウロウロ。
歩いていると角からブラスバンド隊が歩いて来た。
彼らの背後には一般客がノリノリで歩いている。
彼らの胸には40と書かれた首飾りがぶら下がっていた。
面白そうだと着いて行ったらすぐそばのホテルの前で止まった。
そして知ってる曲が流れ始めた。
ハッピバースデートゥーユーだ。
そうか40歳の誕生日をブラスバンド隊に祝ってもらっていたのか、こりゃ思い出に残る誕生日だ。
流石音楽の街だ。
他にもアート作品がたくさん売られているギャラリー通りなんかもあった。
そんな所でも音楽は聞こえてくる。
ピックアップトラックの荷台で演奏する人、それに合わせてノリノリで踊るおばちゃん。
すごく絵になる光景だった。
こうして演奏することが至る場所で許されていて、それに応える通行人、面白い街だな。
14時半頃になっていたので一度車に戻ってチェックインすることにした。
うーん、ニューオーリンズ、いいな。
帰りも同じストリートカーに乗って車を停めたスーパー近くの駅へ向かう。
15分ほどで目的の駅に到着。
ストリートカーを降りたところで声をかけられた。
どこから来たんだい?仕事か旅行か?
日本だよー!観光でニューヨークから車で来たんだよ。
コンニチハ。僕は日本が好きなんだよ。
日本に3回も来たことがあるというおじさん。
僕らの言葉で日本人だと思ったのだろう。
新幹線の写真を撮ろうとしたら速すぎて撮れなかったというエピソードがホッコリした。
どうやらイギリスから娘に会いにニューオーリンズに来たそうだ。
家族が外国に住んでるなんてなんともすごい話だ。
おじさんと別れてスーパーへ。
僕らの車はちゃんとあった。
車に乗り込んで20分ほどで今日の宿へ到着。
車は家の近くの路地に路駐。
荒らされませんように。
エアビーのホストから連絡してもらっていたコードを使ってキーボックスを開けて鍵をゲット。
今日のエアビー。
時計を見ると16時。
今日も夜の街へ繰り出すつもり。
目的はJAZZ。
メンフィスでは適当に入ったらすぐにライブが終わってしまって対して聴くことが出来なかった。
なので今回はちゃんとライブの開始時間をチェックしたうえで臨むことにした。
ニューオーリンズのライブ情報を調べるにはこちらのサイトが良さそうだ。
日付毎にどのお店で何時からライブが行われているかスケジュールを調べることが出来る。
今から出れば18時のライブに間に合いそう。
あまり遅くなりたくないので18時からライブがあるバーを探してGoogleマップでレビューや店の雰囲気をチェック。
小さな箱で演奏者との距離が近いという良さそうな店を発見。
ここにしよう。
バーまではバスを使うのだが18時ピッタリに着くのと17時半に着くバスがあった。
ギリギリだと満席で入れなったら嫌だものな。
ちょっと早いけど30分前に着くバスに乗ることにした。
と、なるとあまり時間が無い。
何も食べないのはキツいのでサッと食べられるカプヌを食べることにした。
確かウォルマートで1.2ドル(185円)くらいで買っておいたやつ。
Turkey味と書かれていたが、うむ、美味しく無い。
日清なんだけど日本のものとは全く別物だなぁ。
スープに旨味を感じない(;´∀`)
ついでに青リンゴを齧る。
うん、青リンゴは美味しい。
急いで着替えて歯を磨いて家を飛び出す。
バス停には3分前に到着。
3分後、来ない。
まぁ、そうだよね。そこまで正確じゃないよね。
定時から遅れること5分後。
来ない。
10分後。
来ない。
15分後。
来ない。
あーまたこのパターンか。
メンフィスでバスが来なかったことを思い出す。
ほんとバスは上手くいかない国なんだな・・・
日が暮れて真っ暗になってしまった。
ねー!どうするー?もう来ないなら帰ろうよ。
Azuは諦めモード。
でもJAZZは聴きたいんだよな。
20分後。
来ない。
ヒャッハー!
たまにラリった黒人さんが通りかかるので早くバス来てくれ。
30分後。
来ない。
くそー。
こねぇなぁ。
ねぇ!あれバスじゃ無い?
んー。いや、トラックだね。
何度そんなやり取りをしたかわからんくらい経ったころ、ようやくバスがやって来た(;´∀`)
35分くらい待ったかな。
ちくそう。
バスは1日乗り放題チケットを持っているのでアプリの画面を見せて乗車。
18時ちょうどにお目当てのバーに到着。
入口でカバーチャージ料を1人5ドル支払う。
チャージ料にもしっかり税金がかかって2人で11.8ドルをクレカで支払った。(1,800円)
カバーチャージが無い店もたくさんあったけど、カバーチャージがかかる店の方が音楽に集中しに来た客が多いと思ったから。
こういうバーは騒ぎながら飲みたい人も一定数来てしまうとナッシュビル、メンフィスでわかっているからね。
選んだのはThe Spotted Catと言うフレンチマン ストリートにあるJAZZバー。
中に入ると小さな店内に作られたステージでバンドのメンバーが音出しをしていた。
今のうちにドリンクをオーダー。
Azuはクランベリージュース。
僕はいつものULTRA。
チップ込みで12.98ドル(2,000円)。
今日の演奏は伝統的なニューオーリンズ・スタイルのブラスバンド音楽を演奏するTreme Brass BandというJAZZバンド。
今日は8人での参戦だった。
演奏が始まると一気に引き込まれてしまった。
金管楽器たちから紡ぎ出される力強い音色、でも決して騒がしく無い。
ソロパートなんてもう最高にカッコよかった。
おじさんバンドってまじでCoolだな。
周りの客も静かに音に聴き入っている。
ソロパートが終われば盛大な拍手を送ったり、リズムに身体を揺らしたりと楽しんでいるのか伝わってくる。
もちろん僕らもだ。
演奏が途切れたタイミングで時計を見ると19時になっていた。
体感は20分も経っていないくらい。
演奏は15分くらいから開始していたと思うので、あっという間に45分が経ってしまっていたことになる。
お、恐るべし。
演奏が終わったらチップとお礼を伝えて高揚した気分のまま退出。
カバーチャージとドリンク代だけで考えると1人10ドルちょっと、円安の今でも2,000円弱で楽しむことができるってすごすぎる。
この手軽さが音楽の街を継続させることができた理由の一つなのだろうな。
でもそれゆえに続けてもらうためにチップも必要ということだろう。
フレンチマン ストリートは他にもいくつかライブバーがある。
バーボンストリートなんかにもあるので何軒もハシゴする人も多いらしいが我々はストリートの様子をチラ見して退散。
ただただ飲みたいだけの観光客も多く通りの飲み屋は賑わっていた。
我々は遅くならないうちに宿へ。
帰りはちゃんとバスが来てくれたので無事帰宅することができた。
帰宅後は夜食。
Cambellのチキンヌードルスープ。
見た目がグロいが普通に美味しかった。
流石Campbellだ。
その後は大急ぎでシャワーを浴びてブログを書き書き。
日が変わることにベッドへIN。
いやぁJAZZかっこよかった。
街の至る所で演奏をしている人がいるのもよかった。
ニューオーリンズいいな。
人気の街なのも納得だった。
■Instagramはこちら
フォローするとAzuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日はついにあのヒューストンへ向かいます・・・!
テキサス州ぅうううう!!
それでは!
