皆さまこんにちは。
世界一周後に北海道に移住して1ヶ月が経ちました。
初めての雪国暮らし、新しい職場。
何もかもが新鮮で怒涛の日々を過ごしております。
引越しに伴う家の整理もようやくひと段落したので雪が滅多に降らない千葉県から北海道に移住してみてのことを書いてみようと思います。
色々あるのでまずは一番気になっていた寒さと雪について書いてみようと思います。
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北海道の寒さ
北海道といってもめちゃくちゃ広い。
僕らが移住先に選んだのは道北にある人口1万人未満の小さな町。
エリアに寄って気温や降雪量も変わってくるのでざっくり道北の話と思って読んでもらえれば。
北海道の地域別降雪・積雪の特徴
- 道北(稚内、旭川、名寄など): 幌加内町など内陸部を中心に積雪が250cmを超える豪雪地帯。
- 道央(札幌、小樽、岩見沢など): 札幌市は1年で合計約5mの雪が降る、世界的に見ても積雪の多い大都市。
- 道南(函館、室蘭など): 道内では比較的温暖だが、低気圧の通過により大雪になることもある。
- 道東(帯広、釧路など): 沿岸部は少ないが、2025年2月には帯広で12時間120cmの記録的な大雪が発生するなど、山越えの湿った雪により短期間にドカ雪が降ることがある。
Google AI検索結果より
移住先を決めてから地域差があると知ったのだが北海道の中でも道南や道東が住みやすいらしい。
僕らは何も考えずに道北にあるこの町を選んだけれど、早速ですが今日の僕らの町の気温を見て見ましょう。
はい、-16.3度でした。
朝の通勤時間です。
この1ヶ月で一番寒い日でした。
普段の日中は-10度よりは暖かいことが多いです。
でも1月に入ってからは0度を上回ることは無くて、常にマイナスの世界。
体感的には-5度を下回るとめちゃくちゃ寒い、というか痛くなってくる。
逆に-5度以上あれば、
なんか今日は暖かいねぇ〜
なんて会話もあるけれど、-5度を下回ると、
み、耳が取れる・・・
鼻痛い・・・
指が冷たすぎて無理・・・
なんて感じになる。
この辺は人によって感じ方が変わってくるけれど、0度近いと誰もが「今日は暖かい」と言っている。
千葉にいた頃は5度でもめっちゃ寒いと思っていたんだけどな・・・寒すぎてすでに感覚が早くもバグってます。
北海道に来る前はその寒さゆえ超厚着で過ごすのかと思っていたが、道民の格好は意外にも軽装である。

Uber Eats広告より
こんな格好をしている人はいない。
関東と変わんなくね?みたいな人が多い。
女子高生は元気にミニスカだ。
まぁ車社会だからね。外にいることが少ないし、建物の中は暖かいから。
と、言うことのようだ。
確かに外を歩いているのは車を運転できない高齢者か、学生がほとんどだ。
僕らは車が1台しか無いので2人とも徒歩で職場に向かっているけれど、歩いて10分未満の距離でも車で通勤している人も多い。
車から雪をおろしたり、フロントの氷溶かす方が大変じゃね?って思うけど・・・
車はこんな感じでカチコチに凍っているんだもの。
氷柱生えすぎ(;´∀`)
あと、たまに犬の散歩をしている人はいる。
意外にも犬は大喜びで雪と遊びながら散歩を楽しんでいるようだった。
ハスキーをよく見かけるのも雪国ゆえだろうか。
建物の中は基本的には暖かい。
我が家には無いが薪ストーブを使っているカフェや住宅がちょいちょいあるようで町のあちこちで薪が売られている。
でも暖房で一般的なのは灯油を使ったストーブである。
氷点下だと外気を使うエアコンだと全然暖まらないらしい。
そりゃマイナス15度の外気温を20度にして届けようと思ったらすごいパワーが必要になってしまう。
寒冷地仕様のエアコンもあるようだけど、電気代と乾燥が大変そう。(北海道は寒いので乾燥が特にひどい)
うちは賃貸で備え付けの灯油ストーブ(FF式)とエアコンが付いているけれど、エアコンは夏用だと管理会社が言っていた。
最近は北海道も夏になると35度を超えるような日があるらしい。
でも大阪万博で働いていた時は35度越えなんて当たり前だったので我が家は余裕だと思う。(夜はちゃんと気温が下がるらしいので)
灯油ストーブと聞くと灯油の補給が大変そうに思うかもしれないが、北海道の住宅にはホームタンクという400Lくらい入る灯油タンクが外に設置されており、灯油業者が入れに来てくれるのが一般的のようだ。
ホームタンクから灯油ストーブまでは配管で繋がっているので自分で灯油を給油する必要が無いのでエアコンのような感覚で使うことができる。
ちなみに我が家は給湯にも灯油を使っている。
コンロはIH。
つまりガスを全く使わない。
- コンロ:電気
- お湯:灯油
- 暖房:灯油
である。
ちなみに灯油を使った給湯器は脱衣所に設置されていて、見た目的にもスペース的にも大変よろしく無い。
なんだよこの配管(;´∀`)
たぶんだけど、外に置いたら凍結してしまうからだと思われる。
冬は氷点下が当たり前なので凍結には気をつけないといけないらしい。
水道や給湯器の配管が凍ると破裂するリスクがあるようだ。
そうなると修理費がめちゃくちゃかかるようなので管理会社からは冬の間は暖房を24時間ONにしろと言われている。
ただでさえ北海道は冬の光熱費が大変だと聞くのに24時間暖房付けっぱなしなんて恐ろしい。
外出するときや、帰省や旅行で長期家を空けるときも暖房は付けっぱなしにしないといけないようだ。
配管中の水を抜く”水落とし”という作業をすれば凍結はしないようなのだが、灯油式の給湯器は水落としが難しいようで業者を呼ぶように言われている。
なんにせよ大変だ・・・
気になる光熱費については後述。
とりあえず少しでも灯油代を節約するために設定温度は18度で過ごしている。(最初は17度にしていたが寒い・・・)
18度だと厚着をすればなんとか。
ほんとはもう少し上げいけど・・・(;´∀`)
我が家はアパートの1階。
2階以上だと階下の住民の熱で多少暖かいらしいので、マジで2階が良かったのだが空いてなかった・・・
ちなみに1階の床はめちゃくちゃ冷たい。
あとトイレと浴室も寒い。
冷蔵庫かな?
ってくらい寒い。
寝室も暖房が無いので寒い。
が、寒すぎるので寝る時はドアを開けてリビングと一体化させている。
リビングには暖房があって寝ている間も温度低めで付けているからだ。
それでも寒いからフリースを着て寝てるけど、寝にくいのでもう少し暖かい寝巻きを買わないとな・・・
まぁそんな感じで北海道は、普通に寒いです、はい。
とにかく想像を超えてきます。
例えば給湯器。
給湯温度の設定が55度ですよ?
水温が低いのでこれくらい高く設定しないと実際に出てくるお湯の温度が40度以上にならないとのこと(;´∀`)マジかよ・・・
後やっかいなのが24時間換気システムの吸気口。
24時間開放して外気を取り込む必要があるのだけれど、外気温は氷点下。
流石に寒すぎるから閉じて良いと管理会社の人も言っていたので閉じているのだけれど、プラスチックで蓋をしてるだけなので冷気をガンガンに伝えてきます。
ちとわかりにくいのですが矢印が指しているところ凍ってるんですよね・・・
外側が氷点下の空気、家側が暖かい空気という状態なのでガンガンに結露するのだけれど、それが凍るんです・・・
手を近づけると閉じた状態でも完全にシャットアウト出来てないのですげぇ冷たい空気を感じます。
なんなら壁に埋め込まれた照明のスイッチやコンセント部分からも冷たい隙間風を感じます。
とにかく外気が低すぎて千葉県では感じない冷たい空気が至る所から入り込んでくるのだ。
気温が低すぎるので快適さとコストのバランスを取りながら工夫していく1年目の冬になりそうです。
湿度も低い(27%)からなんとかしてよ。と、ミャクミャクも言ってます。
北海道の雪
移住するにあたって一番怖かったのが雪。
とにかく雪かきなんて無駄な時間を人生で費やしたくなかった。
移住を考えた時に北海道を真っ先に除外したのは雪の存在だ。(それでも北海道を選んだのだから人生は面白い)
雪の中を歩いていくので一番最初にスノーブーツを購入した。
一晩で20cmくらい積もることもある。
が、今日はもう3日くらい雪が降っていない。
地元の方たちは今年は雪がめちゃくちゃ少ないと言っている。
なので雪かきの頻度もそこまで多く無いし、何より雪かきは貴重な運動の機会だということに気がついた。
僕らは前述したように歩きで通勤しているので通勤前の義務的な雪かきが無いのも大きい。
時間に追われてやるのは大変だけど、仕事終わりに運動がてらやるのは今の所そこまで苦痛では無い。
雪質が軽いと言うのも大きいだろう。
北海道はパウダースノーと呼ばれるくらいふわふわの雪が降る。
水分が少ないので軽いのだ。
これは本州の豪雪地帯と大きな違いのようだ。
地元の人は”雪かき”ではなく”雪はね”と呼んでいる。
雪が軽いから空中に跳ね飛ばすように捨てられるからのようだ。
だから雪かきの負荷はそこまで大きく無いのだけれど、凍結に関しては大問題だ。
車道に積もった雪は車で圧雪されてツルツルの氷になる。
いわゆるアイスバーンというやつになるのだが、これが運転していて本当に怖い。
引っ越してきてから1ヶ月で3台事故っている車を見ている。
1台は電柱にぶつかっている車、1台は横転して横に倒れてしまった車、1台は道路脇に積まれた雪の壁に突き刺さった車だった。
雪国に住んでいようが事故る時は簡単に事故るということだろう。
地元の人は60kmくらいでガンガンぶち抜いてくるけど、怖くて40kmくらいしか出せない。
とにかくゆっくり走って車間距離を空けるしか無い。
もともと運転は好きじゃ無いけど、雪国はもっと運転したくない。
でも仕事で運転しないといけないので気をつけます(;´∀`)
ちなみに北海道は事故率が高いのか、自動車保険の住所変更手続きをしたら保険料がアップして差額を支払いました・・・
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北海道の光熱費
家の広さや作りによって大きく変わってくるのであまり参考にならないと思いますが、とりあえず1度目の請求が上がってきました。
我が家は木造アパートの1階の角部屋という寒さ的にかなり不利な条件ではあるものの、1LDKと狭く、新築なので断熱性は高め。
前述の通り、
- コンロ:電気
- お湯:灯油
- 暖房:灯油
というライフライン。
まずは電気代。
これはコンロとケトルや照明などの一般家電。
請求のタイミング的に3週間分だったので1ヶ月換算にして計算。
・・・
・・
・
40Aの契約で5,888円でした。
暖房費用が入っていないにしては高いような気もするがどうでしょう?
ケトルでお湯沸かしまくり、布団乾燥機を週1回使ってたりするからかな?
んで一番怖い灯油代。
暖房は24時間付けっぱなし、起きている人がいる時は18度設定、寝る時は少し下げている。
風呂は毎日入りますが、張り直し、追い焚きを交互に繰り返す感じ。(追い焚きの方が灯油の使用量が少ないので)
皿洗いはできる限り水で(;´∀`)ぎぃえええ
・・・
・・
・
1ヶ月で14,076円!
頑張って減らす努力はしているけど、やっぱりなかなかなお値段になる。
気にせずガンガン使ったら余裕で20,000円を超えるだろう。
んで気になるのが灯油の単価。
町の中のスタンドだと1Lで120円、宅配だと130円くらいのようなのだけど、請求額をリットルで割ると1L138円とかなり高い。
定期宅配だと単価を下げているお店もあるようなので138円はかなりやられている。
大家さん指定の業者だから変えられないところに闇を感じる。
正直に言うともう少し部屋を暖かくしたい気もするが、できる限り節約したい都合もある。
なんせ引越しに関する費用だけでとんでもない金がかかっている。
世界一周に出る時にほぼ全て捨ててしまっているので、生活に必要なものは全て買わなければならない。
家具家電はもちろん、防寒具や、仕事に来ていく服だってそうだ。
なにより車も買った。当然スタッドレスも。
昨日アメリカ旅行にかかった費用や、引越しに関する費用をAzuと2人で集計したが、それはそれは震えましたとも・・・w
仕事は始まったが給料は決して高く無い。
世帯年収でいったら世界一周前と比べると半分どころか3分の1になった。
世界一周で生きていくために必要なものはそう多く無いと知ることはできたが、それでも新生活を始めるにあたって想像以上にお金がかかっている。
万博に出稼ぎで稼いだ分も余裕で吹き飛んでしまって真っ赤かだ。
とにかく工夫して快適さとコストのバランスを取り続ける1年目の冬になりそうです。
最後に
北海道の冬は寒いし、雪による凍結は怖いし、暖房や防寒にかかる費用がかかります。
車が無いと買い物にもいけないので不便です。
給料も大幅に下がりました。
でも。
それでもすごく”いい感じ”です。
世界の美しさを毎日感じてます。

我が家の窓じゃないですよ
めちゃくちゃ美しくないですか?
雪国暮らしは大変だけど、こんなに美しさを感じながら日常を生きていけるってすごく贅沢だと思います。
たくさんの物は無いけれど、それゆえに日々のふとした瞬間がとても美しいのだ。
最初は早く春になって素晴らしい北海道を満喫したいなんて思っていたのだが、今はこの美しさがもっと続いて欲しいとも思う。
寒さや雪はとても厳しいが、それゆえに美しいのだ。
自然を受け入れて、自然と共に生きていく。
そんな人生は悪くないように思う。
でも冬は曇りの日がとても多くて本州から来た人だと鬱になってしまう人も多いんだとか。
写真は晴れた日のものを多く使っているわけですが、
実際はこんな感じの曇りが多いのでAzuはもう少し晴れが多いと良いと言っている。
太陽が出ないとほんと寒いんだこれが(;´∀`)
寒すぎて車のボンネットに氷の結晶ができたりする。
ほんと北海道は毎日楽しませてくれます。
そんな訳で北海道に来て1ヶ月経っての寒さや雪についてでした。
新千歳空港周りが豪雪でヤバいことになっているようですが、同じ北海道のこととは思えないくらいこっちは平穏です。
北海道がそれだけデカいということでしょう。
これからは休みの日に少しずつお出かけもしていこうと思う。
待ってろ北海道!
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そんな訳で1ヶ月ぶりの更新でした。
それではまた次回。




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